フルリモートで事業を推進しているからこそ、「オフライン」での親睦は必要不可欠です。今回はinvy事業部で2024年7月に開催した合宿の様子を、合宿の企画から運営までを完遂した福田がお届けします。
こんにちは!invy事業部の福田です。
今回は、2024年7月に実施したinvyチーム合宿について紹介します。
早くも第5回目となる今回のチーム合宿。開催場所は軽井沢ということで、四方の山々を堪能できる、贅沢なプライベート空間をお借りした最高のロケーションでの実施となりました。
今回の合宿の目的
存分に羽を伸ばすというのも合宿の中の大切な一要素ではありますが、社内イベントとしてメンバーの時間を取る以上「実りあるイベントにするべき」というのは言うまでもありません。
与えられた最大48時間を有意義に使うには、どんな施策 / 企画が必要になるのか。
質の良いイベントを敢行するために、「なぜ実施するのか(背景)」「実施後のチームがどうなっているのが理想か(目的)」の2つを明らかにすることから企画は始まります。
今回の目的は「メンバー同士の互いの理解を深める」「自分自身の得意/不得意、チーム内でのポジションを理解する」の2つに決まりました。
CRHというフルリモートの会社において、仕事上のコミュニケーションは十二分に取れるものの、人となりや性格までを理解できる踏み込んだコミュニケーションを取ることはなかなか難しい...目の前のタスクをこなす分には問題ありませんが、互いの人柄と考え方を理解することで、「なぜその考えに至ったのか行動の意図がわかる」「仕事の進捗状況や万が一のトラブルをスムーズに共有し対応できる」「得意・不得意なことをお互いが理解し、フォローし合える」一歩進んだチームの実現に繋がると考えました。
果たして今回の合宿で2つの目標は無事達成できるのか。各企画を振り返りながら見ていきたいと思います。
今回は全工程完遂できるよう、旅のしおりも準備しました。
1日目のアクティビティ
1.碓氷軽井沢 カヤック体験
初日、レンタカーを借りて軽井沢にたどり着いた一行は、始めに閑静な碓氷軽井沢の湖畔を行く、2人乗りのカヤック体験を行いました。
※手に持つパドルのブレード(端に付いている水掻きの部分)が、片側に付いているのがカヌー、両端に付いているのがカヤックだそうです。知っていましたか?
前に乗るメンバーと後ろに乗るメンバーが息を合わせてパドルを漕がないと前に進まないカヤック。「せーの1・2、1・2・・・」と至る所から掛け声が聞こえていました。
カヤックは前後に乗ったペアと上手に連携しなければ旋回、後進はおろか前進すら思うようにできません。前後で声を掛け合い、次の行動を2人ですり合わせてタイミングを合わせてパドルを漕ぐことが必要不可欠です。
無事に全チーム目的地にゴール!
ゴールする頃にはどのボートも掛け声なしでスムーズに行き先を決められるくらい上達していました。呼吸を併せてて活動する良い練習の機会になれたのではないかと思います。
湖畔をぐるっと一周周り切った後は、ツアーガイドさんが用意してくれた水鉄砲で突如バトルが勃発。カヤックって意外と濡れないね笑 穏やかだね笑 と慢心していたメンバー一同、過酷な戦いの中でずぶ濡れになりながら初日の前半は終わりました。ガイドのお二方、貴重な体験をありがとうございました。
2.テントサウナ体験
カヌーから戻り少し体が冷えた我々を待っていたのは温かいテントサウナでした。
庭にはテントサウナとプールに張った水風呂、外気浴に持って来いのサウナチェアにオロポ(オロナミンCとポカリを混ぜたもの)。サウナもロウリュウができる本格的な薪ストーブで、素敵な「整い」空間でした。プライベートサウナの中で会話も弾み、良い体験となりました。
3.BBQ
運動を終えお風呂でさっぱりとした後は、辺りも暗くなりいよいよ晩御飯の時間。
スーパーで事前に調達していた食材でBBQを実施しました。実はこの日、軽井沢ではところどころ雨が降っていたのですが、宿泊施設には屋根付きのベランダがあったため、そこで開催となりました。
※家屋から張り出した部分のうち、屋根があるものをベランダ、屋根がないものをバルコニーと呼ぶそうです。自分は知りませんでした。
雨天でも負けじと炭を扇いで火起こし。万全な体制でBBQを満喫できました。
無作為に買った食材でも野菜やお肉のペース配分と焼くタイミングを計算し、チームで交代しながら火の番を実施。結果ぴったり全食材を堪能することができました。種類も多種多様で量も多いかと思っていたのですが流石のチームワークでした。
味付けのおともに現在invyでご支援しております、キッコーマンこころダイニング様の「さくさくしょうゆアーモンド」をいただきました。これが海老の風味とマッチして最高に美味でした。ご賞味あれ。
キッコーマンこころダイニング様の導入事例はこちら:
https://s.creativehope.co.jp/invy/blog/interview_https/cocoro-dining
4.1日目の最後に難問に挑戦!マーダーミステリー
BBQも終盤に差し掛かり、「もう初日のアクティビティも終わりか〜」となっていた一同。
しかし、まだ夜も半ば。「避暑地×夏の休暇×夜」となれば事件が付きものということで、全員参加のマーダーミステリーを行ないました。
※マーダーミステリーとは・・・それぞれのメンバーに物語の役が割り振られ、自分に与えられた能力/物語の真相/アイテムを駆使して、誰が味方で誰が犯人なのか、与えられた個人ターゲットも裏でクリアしながら全員で犯人を捕まえるボードゲームの一種。
自分が持っている情報を最大限駆使して、目標のためにひたすらに交渉&交渉。自分が優位になるために相手のパーソナリティも考慮してどう話を持ち掛けるべきか、自分の立場では誰を味方につけるべきか、考えながら推理を進めていく必要があります。
最後に投票と真相の発表。
まさかの犯人に驚く一同。
ちなみに今回は10人規模×2時間程度のシナリオが少なく「自作シナリオ」での実施となりました。個室に呼び出し密談をしながら交渉を進めるゲームシステムにしたことで、メンバーがそれぞれ1対1で話す機会が生まれ、普段あまり話さないメンバーとも交流ができたのが収穫だったかなと思います。
2日目のアクティビティ
1.みんなで朝食&朝サウナ
次の日の朝はサウナから始まりました。こちらは希望者のみの参加でしたが、朝のストレッチを済ませてからサウナで汗を流し、お風呂でさっぱりした状態で朝食をいただきました。
サウナの中では、昨夜のマーダーミステリーで自分視点ではどう物語が進んでいたのか、自分が集められなかった情報のピースは何だったのか、答え合わせのコミュニケーションが白熱していました。
昨日の残りでみんなで料理!
朝食に赤ちゃんが乱入するトラブルもありました。
2.チームディスカッション+ワークショップ
2日目のメインイベントとして、改めて事業部メンバー全員でのチームディスカッションを行いました。
自分の特性、みんなの特性を調べる「マーケター診断」から始まり、
事業部の特性、ケイパビリティを探るディスカッション。
今回はディスカッションに3C分析を使いました。
※3C分析とは市場環境を分析するフレームワークで、「Customer(市場・顧客)、Competitor(競合)、Company(自社)」の3つの観点から自社の立ち位置を明らかにする分析方法。今後の経営戦略を導き出すために活用される。考案者は大前研一氏。
自社のCS(カスタマーサクセス)が担うべき役割、理想の姿など、各々シンキングタイムをたっぷり使い、サービスの概要と定義、強みを自分の言葉で言語化しました。
意外とただ一緒に働くだけでは見えない、各部門のメンバーから見えている景色の違い、捉え方の違いも明らかにしながら、今後事業部が目指すべき像の認識合わせを行なうことができました。
今回の合宿でメンバーの距離は縮まったのか?
実は合宿に参加する前と後で、各メンバーに対する心の距離を専用のアンケートで集計していました。メンバーそれぞれに各チームメンバーとの心の距離を10点満点で評価してもらうものです。
【結果】
出発前→出発後の全員の好感度の総量の変化
合計664→合計833(125%にアップ)
最も回答内の数字が変化したメンバー
58→89(153%にアップ)
ばっちり上昇していました!
グループ行動の中で「この人はこういう気配りができる人なんだ!」「こういう事に興味がある人なんだ!」というのが見え、仕事面以外での多角的な相互理解に繋がりました。
次回の夏もまた全員で合宿ができることを祈りたいと思います。
次は海が見える場所とかもいいなあ。
今回はinvy事業部で毎年開催している「合宿」の様子をお届けしました。少しでも「クリエイティブホープに入ってみたいな」と感じた方は、カジュアル面談にお申し込みください!