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コパイロツトの良くする会議(2)「コパイロツトはウォンテッドしています」

コパイロツトの定金です。社歴はもっとも長く10年目になります。
今回はGPIOCの中から以下のコメントをピックアップしてみようと思います。

"弊社採用に応募いただいた方で、Wantedlyでの登録情報はほぼないのだが、会ってみたいなと思わせる人がいるがその力はどこからくるのか(逆にたくさん情報が書いてあるのに会ってみたいと思わせない力もある)。シンプルだが人物写真も大きな要素としてありそう。"

コパイロツトはただいま絶賛メンバー募集中なのですが、
https://www.wantedly.com/projects/17821
https://www.wantedly.com/projects/17824
多様なバックグラウンドをお持ちの方を採用させていただく場合も多いです。
私自身、まったく別の業種からキャリアをスタートしたことも起因しているかもしれません。
大学では生物工学を専攻しており、卒論は耐熱性球菌の培養条件を検討することでしたし、最初の会社は食品や薬品の原料を作る工場のエンジニアでした。

今回はそのWantedlyさんの担当者の気づきを引用しました。
これについて定金が感じたことを書いてみたいと思います(「良くする会議」ではここに書いたようなことをシェアして意見交換しています)。

■最小限の情報がもたらす価値を考える

まず1点目は最小限の情報による効果についてです。
コパイロツトのGPIOCでは自分が詳細を聞きたい項目に事前に投票し、投票数が多いものについて記載者が説明します。
割と書いているものにはあまり投票がなく、伝えたいことがシンプルに書かれているものには投票が集まる傾向があります。
理由としては、情報が必要最小限で読みやすくて理解がはやいこと、シンプルな項目は記載者がきちんとまとめていることが多いこと、閲覧者がふくらませて考える余地があること、などがあると思います。
読み手が考えていることとの答え合わせの意味も含めて、聞いてみたい!と感じさせるのではないかと分析しています。

ここでWantedlyに戻ります。コパイロツトメンバーは、必要最小限に書いてくれている情報から、応募者にさまざまな気遣いを感じ、なおかつコパイロツトではこんな仕事を一緒にできるとどんな広がりがあるのだろう!とこちらが勝手に妄想しているのだと思います。そんなプロセスがあって、会ってみたくなっているのかもしれません。そのうまいこと書いている情報バランス具合でコパイロツトに合うか合わないかを判断している、と言い換えてもよいかもしれません。

■コパイロツトが顔写真を大事にする理由

2点目は、人物の写真についてです。
私は採用の際に顔の印象をとても大事にします。先天的に決定している造形の美醜ではなく、後天的な顔つきをとても重要な指標にしています。
意思を持って強く活動されている方は美しいエネルギーにあふれた顔つきになるものだと感じています。
Wantedlyさんでエントリーされる方は、いわゆる証明写真の静的なものが少なく、またfacebookとも連携しているので、いつもの雰囲気もわかるため重宝しています。

■仕事に応用して考えてみるということ

さらに、こうしたことから、この発見を仕事にも応用できないかを常に考えます。
以前、長期間にわたる案件のコンペがありました。
このコンペは、1時間で3つの質問に答えるだけの面談と、見積もりだけで発注先を選ぶというものでした。
デザイン案や企画案などいらない、とにかく人間的な相性と、金額の相場観が合うかどうかで決める、というものでした。とても興味深い面談で、参加した私たち3人は、大興奮しておもしろがりコンペに臨んだ経験があります。
私たちの仕事においても必要最小限を活用できるものはないか?と常に考えよう、と思考します。

単なる人の集まりであるグループではなく、互いに助け、刺激し合うチームとしての相乗効果を目的として、誰かの気付きから、様々議論し、思考することを毎週行なっています。
こんな工程が好きな人はぜひ必要最小限の情報をWantedlyさんに記載してコパイロツトにご応募いただければとおもいます!

以上、自分の顔を鏡で見るのは嫌いなコパイロツト代表 定金 基からでした。

GPIOCについてはこちらもご覧ください。
コパイロツトの良くする会議(1)「良くする会議のGPIOC」
https://www.wantedly.com/companies/copilot/posts/4330