TRUNK | 茨城県笠間市のブランディングデザイン会社
茨城県のデザイン会社TRUNK(トランク)は、ロゴマーク、Webサイト(ホームページ)、グラフィックなど、コンセプトから生まれるデザインを通じて、中小企業の課題を解決するデザイン会社です。
https://trunk-inc.jp
この記事はnoteに掲載したものを転載しています。Wantedlyでは“TRUNKで働くことに関心がある方へ”の観点で紹介しています。
新年、あけましておめでとうございます。 TRUNKの笹目亮太郎です。
2026年という新しい年を、皆さんはどのような心持ちで迎えられたでしょうか。
2025年は、これまで以上に企業経営や大学経営を取り巻く環境の変化を感じる年でした。人口減少による人手不足(ある経営者の方は、自社のリクルート活動について「魚のいないところで釣りをするようなもの」と表現されました)、国力の減退。連日報道されるAIの脅威。こうした変化の中で「選ばれる存在」であり続けるために、多くの組織が戦略的なブランディングに活路を見出そうとしています。
私たちのようなブランディングを支援する立場は、 外から新しい風を吹き込むために、ロゴやWebサイトを刷新し、気の利いたコピーを考え、パッケージを整え、販促提案をする。
どこかのコンサルティングが提唱するように、組織を一つの「エコシステム(生態系)」として捉え、意味と場と関係をデザインしていくアプローチは非常に合理的で、説得力があります。
しかし、私はブランディングに携わるようになってから、ある種の「危うさ」をずっと感じてきました。 それは、外部が提供する支援が外から持ってきた「足し算」の施策に終始してしまったとき、元々その組織の内側にあった大切な価値までが、いつの間にか「他人事化」してしまうのではないか?
内部の人が、組織に元々あるにある価値に気づかずに、新しいものを正解と思い込んで思考停止になってしまうのではないか? という懸念です。
側を整えた新しいデザインツールを納品し、契約期間が終われば、私たちの仕事はひとまず完了します。ですが、外から持ち込んだ熱が冷め、現場に「上層部がまた何か始めた」という冷めた視線だけが残るのだとしたら、それは本当の意味でのブランディングとは呼べない。そう思うのです。
TRUNKが掲げる理念は、「純度を高める」。 ブランディングとは、外から何かを付け加える「側の着せ替え」ではなく、むしろ逆。 経営者の皆さんが今日まで積み重ねてきた、気の遠くなるような逡巡。夜も眠れずに考え抜いた葛藤。一見すると効率の悪かった遠回り。その終わりのない試行錯誤の中にこそ、誰にも真似できない、嘘偽りのない「純度」の高い価値が眠っているのです。そこに目を向け、丁寧に掬い上げて形にして、社内や世の中に分かりやすく提示していく。
私たちの役割は、その純度を曇りなく映し出す「鏡」となり、内側にある熱量を言語化する「触媒(ファシリテーター)」あるいは「翻訳者(トランスレイター)」であることです。
正解を教える外部の専門家(本当は正解なんか知らないのに)として振る舞うのではなく、共に船を漕ぎ、共に悩む「運命共同体」として、皆さんの内側にある熱を引き出し、それを組織全体の力へと翻訳していく。それがTRUNKの考える伴走です。
だからこそ、今年の私の目標は、「不純な忖度をしない」に決めました。 「運命共同体」である以上、時にお客さんという枠を超え、意を決して厳しい言葉を投げかけることも厭わんぞ!と言う決意表明です。
「お客さんがいいと言っているんだから、まあいいか」と妥協した瞬間に、その会社の純度は濁ってしまうからです。
TRUNKは、皆さんの会社の純度を高めること、そして経営者が「これでいいのだ」の境地に辿り着くことを諦めない。
内側にある「尊さ」に、自分たち自身が気づき、それを確信したとき、組織は動き出す。私はそれが理想だと思っています。外部の力に依存せず、自らの意志で進化し続ける「自走」の状態こそが、TRUNKの目指すブランディングのゴールです。
やりたいことはとてもシンプルです。 経営者の皆さんが、「自分たちは、間違っていなかった。これで良かったんだ」と心から思える状況を作る、ただそれだけ。
周りの目とか、業界の常識とか、そんな「外側の物差し」に振り回されるのは終わりにして、 自分たちの内側にある純度をグーッと高めて、それを社会に伝わる形に整えていく。
そのプロセスを経て、経営者の皆さんが「いろいろあったけど、自分の人生も、この組織の歩みも、間違いじゃなかった」と、心の底から確信できること。
その圧倒的な自己肯定感の先に、最高の一言が待っています。
その言葉こそ、「これでいいのだ!!」
2026年、TRUNKは皆さんの「純度を高める」良き相手として、より深く、より熱く、伴走していきます。
本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。
2026年 1月
TRUNK 笹目亮太郎