11月7日、ソウルウェアの13期目の社員総会が行われました。
ソウルウェアはリモートワークの割合も高く、オフィスもシェアオフィスを使用してるため、総会は場所を移して。今回の会場はハリーポッターのような世界観のレンタルスペース「アイデアの城」。
海外の学校のような教会の作りになっていて、少し早めにクリスマス気分も味わえるような温かさもあり、いつもとは違った雰囲気になんだかわくわく。
ちょうどこの時、各所でインフルエンザが流行しはじめた時期だったため、大事をとってリモートで参加したメンバーもいましたが、全国各地から35人ほどのメンバーが集まりました。
◼️つながる10年、ひろがる10年
今回の総会のテーマは「つながる10年、ひろがる10年」。レポトンが誕生から10周年を迎えたので、アニバーサリーパーティーも兼ねての開催です。ちなみに、キンコンも昨年10周年を迎えています。
会の冒頭、司会を務める人事の磯崎さんが、「終わった後に皆がこれからのことを考えてワクワクできるような総会にしたい」と話し、総会はスタート。さて、どんな会になるのでしょうか。
◾️業績は好調!会社が成熟し、安定感がもたらした成長
まず最初は、代表の吉田さんの挨拶から。
はじめに売り上げや利益についての振り返りが行われると、右肩上がりの業績に会場のあちこちから拍手が湧きました。
売り上げや営業利益とさまざまな数字が上がったことの理由について吉田さんは、「この期(13期)はなにか大きな変化があったというわけではないし、逆に会社が成熟してきた分変化は小さかったかもしれない。毎回出展している大きなイベント"サイボウズデイズ"も余裕があったように見えたし、変化による成長というより、安定感が生んだ成長かもしれない」と話していました。
10月から始まった14期は、決算時期の変更に伴い、3ヶ月で終わる短い期になります。
次回からは12月決算になり、そして1月からはじまる15期は大きな組織編成、新規サービス「クリーム」の本格ローンチなど、13期とは逆に大きな変化もある期になりそうです。こちらについてはまた改めて別の機会に詳しくご紹介します。
続いて実行係の中澤さんから、「攻めと守り」をキーワードとした、パートナーセールス、情報システムの13期の振り返りの発表が行われ、開発部の神田さんからは、13期に行った、今後リリース予定の新サービス 、キンコン、レポトンそれぞれの取り組みが紹介されました。
開発チームは13期、レポトンで一ヶ月に一件以上の機能リリースを行いました。当初は開発チームは正気か!?と言われていたくらい大変な取り組みでしたが、見事に達成。
特にAI機能は、2年間の開発期間をかけ、一度できた機能を破棄したりしながらも、最終的に良い機能のリリースができたと話していました。
ただ、まだレポトンのアップデートをしておらず、AI機能が使える状態にないユーザーさんもいるので、きちんとアップデートしてもらい多くの人に機能を使ってもらえるようにするのも課題だということです。
そのほか神田さんは、昨今起きているセキュリティ関連の問題などにも触れました。システムの基盤の立て直しは、大変なのはもちろん、あまり楽しい作業ではなく、後回しになりがちです。そんな中でもいつかはやらなければいけないこと。新機能のリリースなどを進めると同時に、「技術的負債もしっかり返済していこう」という話をしていました。
続いてマーケティング部の加藤さんの発表。まずは、マーケティングチーム主導で出展したサイボウズデイズに協力してくれた人たちへの感謝の気持ちを伝えていました。そして開発部が一ヶ月に一件以上の機能のリリースができたのは、マーケティング部の協力もあってのこと。加藤さんの発表からそれぞれの部の連携がうまく取れていることが分かりました。
コーポレート部からは、磯崎さんが、組織の体制の話や、総会などのイベントの設計についての発表を。最後に受発注について河内さん、経営企画室として松原さんからの発表があり、チームの発表が終わりました。
総会、一部の最後は表彰です。今回特別賞を受賞したのはコーポレート部 経理担当の関谷さん。
この半年、受発注業務の突発ヘルプに丁寧に向き合いながら、本業の経理レベルを確実に引き上げているという理由で受賞となりました。経理業務の月次処理を前倒しで終わらせ、できた“余白”で学習・見直し・資料整備に充てる習慣を定着させていたというのもソウルウェアらしくて素敵でした。
関谷さん自身も、「メインの経理業務だけでなく、受発注業務にも携わったことで自分自身も変化があった」と話していました。
そして年間MVPを受賞したのは、新サービス「クリーム」を開発中のチーム。新規サービス開発という高い難易度の挑戦に取り組み、この一年で明確な前進と成果を積み上げてきたという理由で受賞となりました。
チームを代表し、井田さんが「サービスがここまでこれて良かった。周りの人の反応で、このサービスはいけると思った。これからもっといろんな人を巻き込んでいろんなことをやっていきたい」と意気込みを聞かせてくれました。
◾️サプライズムービーやプチ表彰式で盛り上がった二部
続いて二部の懇親会。パーティーにぴったりな華やかな食事を皆で楽しんでいると、レポトンのアニバーサリーを記念したサプライズムービーの上映が。
他部署のメンバーにも協力してもらい、皆でつくり上げたものです。
トップバッターは、レポトンの歴史を語る吉田さんのムービー。
今は会社を去ってしまっているけれど、サービスを作り上げてきた元開発メンバーたちからのメッセージに驚く現メンバー。
レポトンをご利用いただいている企業の方からは、サービスそのものをお褒めいただいただけでなく、「ソウルウェアは仕事だけでなく、余白やそれぞれの生活も大切にしているところが素敵だ」という温かいコメントもいただきました。
また、同業他社の方からは、
「kintone を広げるべく一緒に取り組んできた吉田さんは、戦友のような存在。レポトンはフレンドリーなプロダクトだと思っている」という言葉もいただきました。
どちらの企業様とも、ソウルウェアとは長いお付き合いがあり、深いつながりを感じています。
続いて、レポトン・キンコン感謝祭!と称したプチ表彰式も。
日々の業務の中でスポットライトが当たりにくいけれど、「助かった」「ありがたい」と感じている場面に光を当て、感謝をシェアする時間に。
そんな “レポトンを支えてくれている” メンバーたちへ、それぞれのイメージに合ったプレゼントが贈られました。
その後、改めて、レポトンのプロダクトマネージャー 中村さんからレポトンが今後どのようなプロダクトを目指し、お客様にどのような手段で価値を提供していくのか、レポトンの世界観などについて共有するシーンもありました。
◼️AIの時代になるけど、ソウルウェアはまだ大丈夫!
イベントの最後に吉田さんは、「皆も知っての通りこれからはAIの時代になります。でも、キンコンやレポトンでしかできないことはまだまだあるし、皆の日頃の活躍を見ていて、ソウルウェアはまだまだ大丈夫だと思っています。まだね。これから先もずっと大丈夫かどうかは皆次第です。これからを作っていくのは皆です。どうですか?ワクワクしたでしょうか?」
こんな風に話していました。
メンバーはそれぞれ、これまでとこれからを考え、うなずきながら聴いていました。
参加したメンバー皆が色々なことを感じるきっかけとなった13期総会、そしてレポトン10周年アニバーサリー。
つながる10年、ひろがる10年。これからのソウルウェアにもぜひご期待ください!