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ドメインエキスパート×プロダクトマネージャー対談企画! Shippioのプロダクト開発が最高に面白い理由

みなさんこんにちは!貿易スタートアップShippio採用担当の小野寺です。
今回の記事ではShippioのプロダクトの独自性を、プロダクトマネージャーと港湾運送業者出身のオペレーションリードの対談を通してご紹介します。


お二人とも、今日はよろしくお願いします!
まずはご自身について教えてください。

こんにちは、Shippioプロダクトマネージャーの柳沼です。
Shippioに入社する前はLINE株式会社で4年半プロダクトマネージャーとして働いていました。
最初の1年半はアルバイト求人サービスのプロダクトマネジメントとサービスグロース、その後Fintech領域の新規プロダクトの立ち上げとプロダクトマネジメントをやっていました。
2021年12月にShippioに入社してからは、主に荷主企業の業務効率化と、顧客体験の向上を目的にプロダクト企画・開発・進行を担当しています。

こんにちは、Shippioオペレーションリードの山崎です。
Shippioに入社する前は新潟の港湾運送業者である株式会社リンコーコーポレーションで9年働いていました。最初の5年間は通関士として、ひたすら輸出入貨物の税関手続きをやっていました。その後は輸送手配の実務と営業を経験しています。つまりずっと国際物流畑です。
2020年3月にShippioに入社し、現在はオペレーションのリードと企画を担当しています。

オペレーションチームとは、具体的に何をやっているチームですか?

(山崎)
フォワーダーのオペレーションチームとして、実際に貨物を輸出入したいお客様(商社・メーカーなど)から輸送の依頼を受けて輸出入の手配をしています。
Shippioはデジタルフォワーダーなので、クラウドサービスを通じて輸出入のサービスを提供していることが大きな特徴です。

※フォワーダーとは、貨物を輸出入する商社やメーカーに代わってその物流手配を一手に担う事業者のこと。旅行業界に例えると、航空券やホテルなどを全部アレンジしてくれる旅行代理店のような立ち位置です。


オペレーションチームで働くにあたって必要な専門知識やスキルは何ですか?

(山崎)
お客様の大切な貨物を迅速かつ適切に運ぶために、まずは国際物流の専門知識や、貨物輸送、輸出入にまつわる規制を熟知している必要があります。

国際物流業界の専門知識をインプットする上で難しいことはなんですか?

(山崎)

国際物流業界はステークホルダーが多いことに加え、モノとカネが国境をまたぐという貿易取引の性質上、業務を進める上で必要な書類の種類が多岐にわたります。

また書類・メール・電話によるコミュニケーションが一般的であるため、人から人への伝言ゲームが発生したり、業務がブラックボックス化していることも多いです。

さらに、国や会社ごとに異なるルールやプラットフォームが存在することも特徴です。

これらを十分に理解したうえで、お客様にとって最適なワンストップ物流サービスを作り上げていく点に難しさがあります。

聞いただけでとても難しそうです。オペレーターが手配する業務や関係者とのやりとりについて具体的に教えてください。

(山崎)
輸入案件を例に説明すると、まずお客様からの依頼を受けて輸出国側のパートナー物流業者とコンタクトし、貨物をコンテナで集荷・運送してもらうところがスタートです。

輸出港に運び込まれた貨物の輸出通関が完了すると、港湾運送業者によってコンテナが船に積み込まれます。

コンテナを積んだ船が無事出港した後は、日本に到着するまでのスケジュールの確認や、到着した貨物を引き取るための書類の準備が必要です。並行して、国内の通関パートナーともやりとりを開始します。彼らと協力して、どんな貨物がどのくらいの量到着するのか、関税額はいくらか、などを税関に適切に申告しなければならないのです。

晴れて税関の輸入許可が下りたら、お客様の指定する倉庫まで貨物をお届けします。
ここでは「〇月〇日にコンテナを引き取って、〇時〇分にこの倉庫に届けてほしい」といったお客様の希望に基づき運送会社との調整業務が発生します。

オペレーターは、Shippioプロダクトのユーザーでもありますよね。一連のオペレーション業務の中で、どうやってプロダクトを使っているんですか?

(山崎)
オペレーターは主に2つの用途でShippioプロダクトを使っています。

①フォワーディング案件の一元管理

一般的なフォワーダーでは、オペレーターは輸出入の案件ごとに手元で書類を管理・保管しています。
忙しい時期はデスクに書類が山積みになりがちなので、適切に管理しないと必要な情報が埋もれてしまい、手配ミスにつながります。
また社内外の関係者への報告のために膨大な書類をファイリングしたり、書類の内容をExcelに転記する作業も多いです。

私たちはShippioのプロダクトを使うことで、これら案件情報の管理・関係者間での共有・お客様とのやり取りのすべてを、一箇所で完結できるようになっています。

②オペレーショナルエクセレンスを見据えたデータによる業務改善

顧客とのコミュニケーションや案件の情報などのトランザクションはすべてデータベースに記録されています。そこからSQLで取り出したデータを駆使し、ダッシュボードやツールを作ってチーム全体で共有する、といった方法で業務改善に役立てています。

(Shippioの荷主向けプロダクトイメージ)


プロダクトマネージャーはオペレーターとどのようにコラボレーションしていますか?

(柳沼)
私たちは「荷主にいかにすばやくベストな価値提供ができるか」をプロダクト開発の最優先事項としています。
それを実現するためにはプロダクトだけでなく理想のオペレーションを考えて実装していく必要があるので、「理想のオペレーションとは何か?」ということをオペレーションチームと一緒に考えることが重要です。

具体的には、プロトタイプの画面を一緒に見てもらい、オペレーターからフィードバックをもらっています。
さらに、それぞれがオフィスに出社してる際は実際にホワイトボードにアイディアを書き出したり、仕様書を見せながらディスカッションをしています。

そして、オペレーターと一緒に考えた結果見えてきた「理想のオペレーション」を実現するために、ブロッカーとなっている課題を特定していきます。

ブロッカーを潰したり解決するために、①今提供しているオペレーター向けプロダクトを改修すべきか、 ②新しい機能を作るべきか、 ③既存機能を葬るべきかを考えます。

まとめると、理想のオペレーションってなんだっけ?というコンセプチュアルな問いから、具体的な仕様の話までオペレーションメンバーと話して決めています。

(ディスカッションの様子)

先ほどから登場している、「オペレーショナルエクセレンス」とは具体的にどんな状態を指しているのでしょうか?

(山崎)
フォワーダーのオペレーション業務は属人化しており、業界に長くいる人ほど知識が豊富であるがゆえに業務を多く抱えてしまいがちです。
複雑なオペレーションの判断をスピーディーに行うためには、どうしても幅広い知見と深い専門性の両方が求められるからです。

その状況を変えようにも、長年続いている慣習や常識に縛られてしまい、行動を起こせないでいる人が業界にはたくさんいるはずです。
私はShippioのオペレーションリードとして、この旧態依然とした国際物流業界の現状を打破したいと思っています。
テクノロジーの力で最適化された、いつでもだれでも当たり前に圧倒的高品質なフォワーディングサービスを提供できるオペレーション。これがフォワーディングのオペレーショナルエクセレンスだと考えています。

山崎さんのお話を聞いていると、貿易ドメインは知識がない人からするとキャッチアップすることが難しそうです。プロダクトマネージャーとして、どうやって業界・ビジネス理解を進めましたか?

(柳沼)
キャッチアップすることは難しいですが、それと同時にとても面白いです。
私はミーティング中や、ミーティングが終わった後もずっとググっています。
まさに「走りながら勉強している」感覚です。移動時間に業界に関する本を読んだり、YOUTUBEを見たりしてインプットしています。

ただ、結局最も勉強になるのは業務をする中で必要性が出てきた時に、単語や仕組みについて調べて理解することが1番腹落ちしやすいです。その方が、自分の知識としてストックされやすい実感があります。

また、自分で勉強するだけでなくいつもセールスメンバーやオペレーションメンバーに「教えて下さい!」と声をかけて疑問点を直接質問して解消しています。
私のポリシーとしては、ググっても分からずに1分悩んだらすぐに誰かに質問するようにしています。

オペレーションメンバーもセールスメンバーも業界出身者のプロフェッショナルが多く、私の質問に丁寧に優しく、熱量高く答えてくれます。
私は入社後1週間くらいまではずっとドメイン知識にキャッチアップできるのか不安でした。しかし、みんなが「いつでも聞いてね」と言ってくれましたし、何度も質問をしても毎回丁寧に答えてくれたおかげで不安は徐々に払拭されていきました。

柳沼さんは、なぜ貿易業界に詳しかったわけではないにもかかわらずこのドメインのプロダクトづくりに挑戦しようと思ったのですか?

(柳沼)
前職の経験が大きく影響しています。前職で証券プロダクトの立ち上げに携わった時、私は金融業界に全く詳しくなかったですが、社内にいるドメインエキスパートたちと一緒に仕事を進める中でどんどん業界の魅力や可能性に気づいていきました。その経験があるので、今回Shippioと出会った時も、知らない業界だからこそ挑戦してみたい、と思いました。

お互いのチームと働く魅力を教えてください。

(山崎)
そもそも「プロダクトマネージャー」という役割の人と働くことが初めてなので、とても新鮮です。
Shippioのプロダクトマネージャーはみんな実務の現場に飛び込んでいます。そしてオペレーターの実務やコミュニケーションの深いところまで自身の目と耳で確かめた上で、様々な仮説をぶつけてくれますね。

なかでも驚いたことが、「そこまで聞くか」というくらいぐいぐいと私たちに質問するその好奇心の強さです。Shippioで初めてこの業界に触れた人たちが、業界人顔負けの関心を細部まで向けてくれるんです。

まだまだ私も暗黙知で仕事してしまうことも多いのですが、プロダクトマネージャーと会話する中でふわっと視界が開ける瞬間があります。無意識に経験と勘で判断していた業務が、そんな気付きからロジックに落とし込まれ、新しい仕様の一部になる、という瞬間は感動モノです!

そしてそんなプロダクトマネージャーの真摯な姿勢こそが、現場のフィードバックを丁寧に反映したプロダクトに繋がっていくのだと思います。

純粋にプロダクトマネージャーの面々と仕事をすることはとても楽しく、Shippioで物流業界出身者として働く大きな魅力だと感じています。

(柳沼)
自分が今まで経験してこなかった国際物流の知識をもったメンバーと一緒に働けることがとても面白いです。
社会の一員として、「国際物流ってこんな風に動いているんだ」、「ネット通販で買うものってこんなオペレーションを経て手元に届いてるんだ」など経済の基盤となる国際物流の裏側を解像度高く知れることを魅力に感じています。

また、Shippioのオペレーションチームには、従来のやり方にとらわれず新しい国際物流のスタンダードを作りたいと考えているメンバーが集まっています。業界経験者だからこその熱量を間近で感じながら一緒にプロダクトづくりに取り組めるのは、とても刺激的ですし楽しいです。

さらに、プロダクトマネージャーとしては、ずっと経済の基盤を支えてきた国際物流に専門知識を取り入れながら、どうデジタルの仕組みに落としこみ、業界や顧客体験をもっと良くできるかについて議論をし、企画・開発できることが最高に面白いと感じています。

今後の目標を教えてください。

(山崎)
これは入社前からの目標なのですが、Shippioで、最強のデジタル通関部隊を作りたいです。

私は幅広い国際物流領域の中でも「通関」が特に好きなんです。通関は書類やデータのやりとりが多く、ITとの親和性が高い領域だと考えています。

※通関・・・貿易において貨物を輸出入する人が、税関に対して貨物の品名、種類、数量、価格などを申告し、必要な検査を受けた後に関税などを納付し、最終的に税関から輸出入の許可を受ける手続きのこと。

さらに、Shippioに入社してから「データで仕事をする」ことにも興味を持ちました。プロダクトのデータベースにアクセスするために、昨年から独学でSQLを学んでいます。これからもっとデータ分析のスキルを身に付けて、データで戦うフォワーダーになりたいですね。

(柳沼)
フォワーダーとしてのShippioを進化させると同時に、貿易にまつわる様々な課題を解決するデジタルプラットフォームとしてのShippioの側面を強化して、お客様の大幅な業務効率化に貢献したり、業界全体が劇的に良くなるようなプロダクトを作っていきたいです。
個人的には、プロダクトの成長に加えて事業を成長させることにも興味があります。

事業を大きくすることが、プロダクトを通じてお客様に提供できる価値の幅をさらに広げていくことにつながると考えているためです。

その為にも、信頼できる仲間をもっと増やして会社を大きくし、より良いプロダクトをつくり素早くお客様に届けられる体制を作りたいと思っています。

お二人ともありがとうございました!

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