人間は同時に2つのことは出来ないと言われます。
子どものころは、ご飯を食べながらテレビを見ていて、
「テレビばっかり見て、箸が進んでない!」
と叱られました。まさに同時に2つのことが出来ない典型です。
例えば、息を吐きながら吸うことができないことは感覚的に分かります。
同じように、自分が話をしながら聞くことは聖徳太子などは出来るかもしれませんが、凡人は出来ません。
しかし、日常生活では、「ながら聞き」してしまうことがあります。
自分は相手の話を聞くことが出来ているように思いますが、これも同時にはできません。同時に出来ないので、忘れたり、漏れたりします。間違いなく、相手からは
「ながら聞きは勘弁してよ!」「いっつも、私の話は聞いてないし・・・」
と思われています。
人間の脳は同時にやっているように見えることも実は一つひとつを高速で処理しているそうです。
現代は多くの情報や多くの機器に囲まれ、Google Chromeを2画面で開けるとたくさんのページのタブが出てきます。目の前は多くの情報であふれています。
その本に書いてありましたが、人間の脳は潜在意識の中で何となく見えているものにもスイッチしてしまうそうで、机の上に画面が見えるように携帯を置く、パソコン上にGmailのタブが見えているだけで着信がなくても、瞬時にスイッチしてそちらに意識を向けるそうです。
そして、スイッチが起こると集中力が一旦ゼロになるため、それまで深く思考していたこともリセットされてしまい、深い思考が出来なくなり、答えを出せなかったり、判断を間違う。
ついでに寝不足が加わると、思考を必要とする業務はさらに驚くほどパフォーマンスが悪くなるとありました。
土日にたまに事務所で仕事をする時や、少し朝早く来て誰もいない時に仕事を進めると集中して、仕事がグ~ンと進むというのは、上に書いたことが影響しているかもしれません。これはスイッチが起こっていないからです。
最初の話に戻して、人間は2つのことは出来ないことについて別の話をしたいと思います。
成長モードと防衛モードは同時に発動できないというものです。
人間は防衛モードに入っている時には、挑戦しよう、新しいことを考えてみようという思考回路は発動されず、逆に成長モードでチャレンジしてみよう!どうやって改善しよう、学んでみたい!と思っている時には防衛モードは発動されません。
チーム、個人で理解しておき、どうやって成長モード側で多くの時間を過ごすか?ということはとても大事だと感じました。
また、成長モードになるために成長モードの行動や思考を自分に習慣づけることで、成長モード側にいる時間も増え、結果として成果も出ますし、日々楽しいという実感がわきやすくなるのではないかと思います。
バランスが大事なので100対0はNGと思いますが、どらくらいの割合を成長モードにしておくか?は意識しておくだけで結構な違いがありそうです。