「地に足のついた仕事」が、いちばん評価される瞬間
先週の土曜日、宮崎市で開催された「ルーキー・オブ・ザ・イヤー・イン・ローカル」という大会を見に行ってきました。
この大会は、地方都市で20代を中心に活躍する若手社会人が、自身の仕事や取り組みを発表する場です。今回は9名の登壇者が、それぞれの経験や挑戦を語っていました。
正直に言うと、弊社はこのようなイベントは少し苦手です。
なぜなら、華やかな成果やインパクトのあるエピソードが前面に出がちな一方で、「日々の仕事の積み重ね」が見えにくくなることもあるからです。一方で私たちは、毎日、小さなチャレンジと継続を積み重ねて成果を上げるタイプで、派手さに少し欠けます。
そんな中で、最後の登壇者だった当社社員の久米さんの発表は、非常に印象的でした。
派手な話はありません。ですが、自分が任されている業務をどう理解し、どこに難しさがあり、何を工夫し、どのように乗り越えてきたのか。その一つひとつが、地に足のついた言葉で語られていました。
会場で話を聞きながら、私は自然と胸が熱くなりました。
「これは、本物の仕事の話だな。少しでも本当に仕事で成果を出すために努力した取り組みを多くの方に知ってほしい。」と。
私が何より嬉しかったのは、発表後の場面です。
司会者から「他の登壇者の発表で印象に残った点は?」と質問された際、複数の登壇者が久米さんの名前を挙げてくれました。
「業務の難易度を理解した上で、真正面から向き合っているのが伝わってきた」
「自分も、ああいう仕事の向き合い方をしたいと思った」
同年代の仲間から、こうした言葉が自然と出てくる。思わず、一緒に観覧したメンバーと目が合い、笑顔になりました。
私はこれこそが、何よりも価値のある評価だと思っています。
賞を取るかどうか以上に、「本当に現場で活躍するとはどういったことか?」を知ってもらうことの方が大事です。仕事において、これほど誇らしいことはありません。
当日は、久米さんの応援に数名の社員も会場に足を運んでくれました。
帰り道で自然と出てきたのは、「来年も、うちの会社から誰かがエントリーできるようにしたいですね」という言葉でした。
個人だけでなく、会社全体として若手の挑戦を後押ししていく。そんな空気を感じられたことも、とても嬉しかったです。
私は仕事で成果を出すために大切なことは、大きく3つあると考えています。
一つ目は、自分に求められている役割とゴールを正しく理解すること。
二つ目は、そのゴールに向けて何が足りていないのか、どんなギャップがあるのかを整理し、実行計画を立てること。
三つ目が、実践しながらPDCAを回し続けること
です。
これは派手ではありませんが、時間を味方につける仕事のやり方です。
1年、2年、3年と続けていく中で、確実に成果が積み上がり、本当の実力になります。
お客様に喜んでいただき、働く仲間に喜んでもらうことができるように、日々自分の役割と向き合い、成長する。
その結果として売上と利益が生まれ、会社が強くなり、皆さんの報酬や働きやすさも自然と上がっていく。
。
すべての起点は、「いい仕事をすること」です。
その積み重ねが、来年、再来年の自分たちを作っていくと、私は信じています。