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SIer、そして事業会社情シスへ。彼がAI駆動のスタートアップVOLTMINDで“本質的な価値提供”と“異次元の成長”を手に入れた理由
みなさんこんにちは!
VOLTMIND広報担当の石原です。
株式会社VOLTMINDは、「最先端技術で、人生の体験価値を根底から向上させる。」をミッションに掲げ、AI駆動開発×大規模システム開発を得意とするAI駆動スタートアップです。
自社でAIエージェントや新規事業のプロダクト開発も進めており、「AI成長エンジン」で未来を実装するAIカンパニーとして急成長をしております。
今後、上場を見据えて事業・組織を拡大をしていく中で、AI市場で戦っていきたい方、AIを武器にしていきたい方、AIで社会を変革したい方を募集しています。
今回は採用広報第一弾として、SIer、事業会社の情シスでマネージャーを経験した寺沢に、インタビューしてまいりました。
エンジニアとしての一連の経験を積んだ上で、どういった展望・葛藤などがあり、最終的に今VOLTMINDにいるのか、一連のキャリアの変遷について聞いてきました。
[こんな方におすすめです]
- SIerでの経験を活かし、より顧客の事業に踏み込んだ価値提供がしたい方
- PM,PLとしてキャリアアップしたい方
- AIという最先端の領域で、自身の市場価値を飛躍的に高めたい方
- 自身の成長速度に課題を感じており、圧倒的な裁量と挑戦機会を求めている方
特に↑に当てはまる方はぜひ読み進めていただけますと幸いです!
それではよろしくお願いいたします。
①【前職までの軌跡】手取り15万円からのスタート。SIerと事業会社で追い求めた「顧客への価値提供」
——本日はよろしくお願いします。まずは、寺沢さんのこれまでのキャリアについて教えてください。前々職はSIerだったそうですね。
はい。もともとプログラミングに興味を持ち、職業訓練学校でVBAやHTML/CSSを学んだ後、未経験で滋賀県のIT支援会社(SIer)に入社しました。
当時は本当に基礎的なコーディングができる程度で、設計の知識なんて全くない状態からのスタートでしたね。
入社当時は、Webサイトの簡単な修正から始まりましたが、入社2ヶ月後には状況が一変します。
ちょうどコロナ禍に突入し、リモートワークが主体になったことで、先輩エンジニアが不在がちになったんです。
会社自体もエンジニアが3名、全体で6名ほどと小規模だったため、否が応でも自分が前に出るしかありませんでした。
結果的に、クライアントとの打ち合わせから要件定義、開発、保守運用まで、システム開発の全工程を一貫して担当することになりました。
正直、当時は必死でしたが、この経験が今の自分の土台になっています。
——入社2ヶ月で上流工程まで経験されたとは、すごいですね。
今振り返れば、当時のスキルはまだまだ未熟だったと思います。
ただ、この会社で得た一番の財産は、社長から言われ続けた「お客さんの脳みそになれ」という言葉です。
当時は「お客様のために深く考えることが大事なんだな」くらいの理解でしたが、経験を積むうちにその言葉の重みがわかるようになりました。
お客様が本当に求めているのは、システムそのものではなく、その先にある売上向上や事業拡大といったビジネスの成功です。
そのために、我々プロがお客様以上に考え抜き、ビジネスの成功に直結する提案をしなければならない。
その思想は、今も私の核となっています。
——その後、事業会社に転職されています。どのような理由があったのでしょうか?
理由は大きく2つあります。
1つは、コロナ禍でエンジニアとしてのキャリアに不安を感じたこと。そしてもう1つは、率直に言うと待遇面です。
前々職では2年半、手取り15万円・ボーナスなしという状況で、将来を考えると厳しいものがありました。
そこで、より安定した環境でエンジニアとして成長したいと考え、自社サービスを展開している少し規模の大きな会社を探し始めました。
SIerとしてお客様のシステムを作る経験も楽しかったですが、事業の当事者としてサービスを育てていく経験にも強く惹かれていましたね。
——なるほど。転職活動は順調でしたか?
実は、受けたのは後に転職することになる一社だけです。
面接では「何でもやります」という意気込みを伝えました。
小さな会社で上流から下流まで一貫して経験していたことが評価されたようです。
「お客様の脳みそになるために、品質をどう担保しているか」といった、自分の中で大切にしていた仕事へのスタンスをしっかり話せたのも良かったのかもしれません。
結果的に、年収も大幅に上げていただき、新たなキャリアをスタートさせることができました。
——事業会社ではどのような業務を?
最初は、PHP(Laravel)を使った顧客管理システムの機能開発など、一人の開発担当としてプロジェクトに参加しました。
ただ、ここでも1年ほどで開発リーダーを任され、後輩の育成や、より売上に直結するような開発を考える立場になりました。
ちょうどその頃、AIや機械学習の波が来ていて、個人的にデータサイエンスに強い興味を持ったんです。
「勘や経験だけでなく、データに基づいて本当に効果のあるシステムを作りたい」と考え、独学で統計学を学び、統計検定2級の資格も取得しました。
——素晴らしいですね。プレイヤーからリーダー、そして戦略を考える立場へと順調にステップアップされていますね。
ありがとうございます。
ただ、キャリアの転機は予期せぬ形で訪れました。
会社がサイバー攻撃を受け、事業の業績が一時的に悪化してしまったんです。
その影響で多くのエンジニアが会社を去り、ごく少数のメンバーで社内システム全体を支えなければならない状況になりました。
そこからは、一つの機能開発というミクロな視点ではなく、「会社としてこのシステムを将来どうしていくべきか」というマクロな視点が求められるようになりました。
オンプレミスで稼働していた古いシステムをAWSへ移行する計画を立てたり、災害対策や事業継続性(BCP)を考えたり、エンドポイントセキュリティの導入、ネットワーク見直し等の全社的なセキュリティ強化と、まさに事業会社の「情シス」として、事業成長、存続の為のシステム戦略を考え、実行していく毎日でした。
開発の最前線からは離れましたが、会社がどうすれば生き残れるか、成長できるかという視点でシステムを捉える経験は、自分を大きく成長させてくれたと思っています。
②【VOLTMINDとの出会い】フリーランスの道を選んだはずが、心を動かされた「AIで世の中を変える」という熱量
——まさに会社の根幹を支える役割を担っていたのですね。そこから、なぜ転職を考えたのですか?
前職での経験には非常に感謝していますが、心のどこかで「もう一度、開発の現場に戻りたい」という思いが強くなっていました。
特に、独学していたAIの領域に本格的にチャレンジしたい、AIを使って本当に価値のあるシステムを自分の手で作りたい、という気持ちが抑えられなくなってきたんです。
そこで、一度フリーランスとして独立し、様々な会社のAI開発案件に携わることで、自身の市場価値を高めようと考えました。
——VOLTMINDとは、フリーランスの仕事を探す中で出会ったのですか?
はい。ちょうど仕事を探していた時期に、知人の紹介で代表の北森と出会いました。
そして、北森が語る「AIを使って世の中を変えていこう」というビジョンや、GPU(※AI開発に不可欠な半導体)の話に、直感的に「面白い!」と感じたんです。
最初は週2〜3日の業務委託として関わり始めたのですが、プロジェクトを進めるうちに、VOLTMINDが持つ熱量や可能性にどんどん惹き込まれていきました。
——最終的に、正社員としてVOLTMIND一本に絞った決め手は何だったのでしょうか?
一番の決め手は、「自分の可能性が、ここでなら最大限に広がる」と確信できたことです。
僕には、「ドラマ『ハケンの品格』の主人公みたいに、どんな問題でも解決できるスーパーマンになりたい」という密かな目標があるんです(笑)。
システム領域において、お客様から「寺沢に頼めば何とかしてくれる」と信頼される存在になりたい。
フリーランスとして一人で活動していては、関われる案件の規模や種類に限界があります。
でも、VOLTMINDには、自社プロダクト開発もあれば、広告事業、そして僕が今担当しているような大企業の基幹システム刷新プロジェクトまで、多岐にわたる挑戦の機会があります。
個人では決して出会えなかったような複雑で難易度の高い課題に、会社の看板を背負って挑める。
ここでなら、自分の理想像に最速で近づけると感じました。フリーランスの道を捨ててでも、この船に乗りたいと強く思ったんです。
③【異次元の成長環境】顧客の“一部”となり、共に創り上げる。これはSIerでも事業会社でもなかった
——入社後の業務について教えてください。現在はどのようなプロジェクトを?
現在は、九州を地盤とする社員2,000名、年商500億円を超える大手企業の基幹システムを、AIを活用して全面的に刷新するという大規模プロジェクトで、プロジェクトマネジメントを担当しています。
——VOLTMINDに入社して「良かった」と感じることは何ですか?SIerと事業会社、両方の視点からお聞きしたいです。
開発の進め方が、前職までとは全く違うことですね。
一言で言うと、「尋常じゃないくらい顧客と一体になる」んです。
従来の開発では、我々がお客様にヒアリングし、要件定義書や設計書を作り、開発したものを確認してもらう、という流れが一般的でした。
しかし、VOLTMINDでは、お客様自身にAIツール(ノーコードツールなど)の使い方をレクチャーしつつ、私たちと一体となってプロジェクトに深く関わっていただき、お客様の手で画面のプロトタイプを一緒にどんどん作り上げていくんです。
——お客様が開発の一部を担う、と。
そうです。我々は、お客様が思い描く理想のシステムを形にするための「武器」を提供し、その使い方を教え、伴走する。
お客様が実際に手を動かしてAIを活用し、より深くプロジェクトに携わっていただくことで、我々のみで考えぬくよりも、お客様のより深い洞察と意見が正確にシステムに反映されていってます。
これは、まさに「一緒になって創り上げる」という感覚です。
さらに驚いたのは、その顧客への入り込み方です。
代表の北森をはじめ、メンバーは毎週のようにお客様の元へ足を運び、時には営業に同行したり、現場の実地調査についていったりもする。
そうやって、お客様と全く同じ目線でビジネスの現場を体験し、肌で感じた課題をシステムに反映させていくんです。
これこそ、僕がずっと追い求めてきた「お客様の脳みそになる」ことの究極の形だと思いました。
ただの受託開発ではない、事業会社の一員として開発するのでもない。
顧客企業の“一部”となって、事業の未来を共に創る。
この開発スタイルこそが、最高の価値を生み出す最良の方法だと確信しています。
——逆に、大変なことはありますか?
顧客と深く一体になるからこそ、大変なこともあります。
お客様の業務は非常に複雑で、部署や拠点によってやり方が異なることも多い。
それを一つのシステムにどう集約していくか、今まさに頭を悩ませています。
また、時にはシステムだけでなく、人間関係の調整が必要になる場面もあります。
大きな組織を変えるというのは、一筋縄ではいかない難しさがありますね。
——壮大なプロジェクトですが、今後の目標を聞かせてください。
まずは、この目の前の大規模プロジェクトを絶対に成功させること。
単にシステムを入れ替えるだけでなく、このプロジェクトをきっかけにお客様のビジネスがさらに発展していく、その未来まで描き切ることが僕たちのミッションです。
そして将来的には、日本に数多く存在するレガシーシステムを、AIをはじめとする最新技術で刷新し、日本経済全体を盛り上げていくような仕事に挑戦していきたいですね。
④【未来の仲間へ】“成長したい”という渇望があるなら、ここは最高の環境だ
——改めて、寺沢さんが思うVOLTMINDの魅力を教えてください。
挑戦したい人、成長したい人にとっては、これ以上ない環境だと思います。
当社には、優秀なエンジニアたちが集まっており、常に学び合える文化があります。
何より、挑戦できる機会の数が桁違いです。
例えば、SIerや事業会社で3〜4年経験を積んだエンジニアがVOLTMINDに来たとします。
もし彼が本気で挑戦するなら、1〜2年後には大企業の基幹システム全体の設計を任されたり、プロジェクトマネージャーとして数十人規模のチームを率いている、なんてことも十分にあり得ます。
普通なら10年かかるような経験を、ここでは数年で積むことができる。
まさに「異次元の成長速度」です。
——SIerや事業会社の経験は、VOLTMINDでどのように活かせるでしょうか。
SIerで「言われたものを作るだけでは物足りない」「もっと顧客の事業に踏み込んで価値を提供したい」と感じている方には、当社の“顧客と一体になる”スタイルは最高の環境です。
あなたの顧客志向が、ここでは最大限に活かせます。
また、事業会社の情シスで「守りのITだけでなく、テクノロジーで事業をドライブさせる“攻めのIT”を実践したい」と考えている方にも、VOLTMINDはフィットするはずです。
大企業の経営課題に、AIという最先端の武器を持って挑む経験は、あなたのキャリアを間違いなく新たなステージへと引き上げてくれるでしょう。
——最後に、この記事を読んでいる候補者の方へメッセージをお願いします。
VOLTMINDでは、エンジニアもビジネスサイドのメンバーも関係なく、全員が高いITリテラシーを持ち、常に学び、成長しようという意欲に溢れています。
このような環境に身を置けば、エンジニアとしてのスキルはもちろん、課題解決能力やコミュニケーション能力といった、ビジネスマンとしての市場価値も飛躍的に高まります。
「自分のキャリアを本気で変えたい」「圧倒的なスピードで成長したい」
そんな熱い思いを持つ方にとって、VOLTMINDは最高の舞台です。
少しでも興味を持っていただけたら、ぜひ一度、話を聞きに来てください。
あなたと一緒に、AIで世の中を変える挑戦ができる日を楽しみにしています。
ご応募、お待ちしております。