#The Drivers -舵を取る者たち- vol.2 【代表取締役CEO栗原弘行】「企業・人・地域」の成長を実現し、次世代の幸せを増やすために~創業インタビュー 後編~
「#The Drivers -舵を取る者たち-」 代表取締役CEOの栗原さんへのインタビュー後編をお送りします!
後編では、NEWOLD CAPITALの役員陣とのエピソードや起業初期について、詳しくお聞きしました。当社は今年4月に社員数が100名を超え、大きな変革期を迎えています。どのような変遷をたどって、今のNEWOLD CAPITALに至っているのでしょうか。
──COOである塚田との出会いを教えてください
取締役COOの塚田との出会いは、前職の日本M&Aセンターで塚田が私の部署に配属となったことがきっかけです。
塚田は、会計事務所での勤務経験から決算書が読め、且つハイクラス向け人材コンサルタントとして金融・ファンド部門を担当していた経歴もあり、ビジネスの本質的な課題をM&Aにより支援していきたいと視座の高いビジネスマンで、気持ちの良い青年という印象でした。初めから、自分としてもちゃんとM&Aを教えてあげたい、一緒に仕事をしたいなと思える存在でしたね。
ディールを数十件一緒に行う中で、塚田への信頼も生まれました。M&Aのディールは、価値観もですが、結構その人の生き方や追い込まれた時の本性などが分かるんですよね。例えば、この局面でどう考えるのか、また、難しい局面でどう立ち振る舞うのかなどですね。
色々とエピソードはあるのですが、塚田のクライアントに対しての責任感のある対応が一番印象に残っています。困難な局面でも逃げることなく、冷静に問題と向き合う姿勢、間違えたときにそれを認め、真摯に改善する姿勢を持ち続けており、塚田は私の価値観も広げてくれました。能力的にもそうですが、根本となる人間性が何より信頼できるので、今では共同経営者というとても貴重な存在です。
──COO以外の創業メンバーとの出会いを教えてください
取締役CSOの大野は、コンサルティング業界からM&A業界に転職しており、塚田と同じく前職の日本M&Aセンターで出会いました。キャリア的には、戦略コンサルからM&A仲介に来る人はめずらしく、新鮮でしたね。
初めて一緒に仕事をした時に、大野の営業力と提案力の高さに驚かされたのを覚えています。戦略コンサル出身の若手の方は、営業はそれほど経験していないと思うんです。でも大野は、その頃から1ヶ月で50~60件ほど面談を入れていましたね。変に頭でっかちではなく、それほど経験していない営業面に関しても愚直にやりきっている姿は今でも鮮明に覚えています。
また、彼の作成する提案資料にも驚きました。当時、M&A仲介において数時間、時には数日掛けて戦略的な資料を作って提案しているアドバイザーはほとんどいなかったと思いますが、彼は自分のキャリアを活かして、当初から実践していました。分析、戦略も常に的確で、お客様がうなずきながら、興味深く大野の作成した資料を読んでいる姿は私にとっては当たり前のものになりました。また、今でも覚えていますが、彼の1件目の成約はすごく複雑なスキームの案件だったんですよ。私も少しはサポートをしましたがほとんど自力でやったんですよね。
アウトプットの質や問題解決能力の高さ、常に前向きな姿勢に関してリスペクトしていますし、信頼できる仲間として共に歩むことができ、非常に感謝しています。
取締役CQOの岩木は公認会計士・税理士(以下、会計士)の資格を持つ士業として日本M&Aセンターで活躍しており、その頃からの繋がりです。私が直接岩木と業務を一緒にやったことはあまりないのですが、当時私の部下だった塚田や大野のディールに、士業として必ず入ってサポートしてくれていたんですよね。言うならば、私が信頼している二人が信頼している会計士ということで、疑いの余地はないなという印象でした。
岩木は事業計画一つ作るにしても、自分が主担当かのごとく対応してくれていました。自ら売り主のオーナーにヒアリングし、それを数字に落とし込むなど、ここまでオーナーシップを持っている会計士の方もいるのかと驚かされました。今でもその仕事のスタンスは全く変わらず、よりオーナーシップが高まっているように思います。
岩木抜きでは、我々が志向している質の高いM&Aのご支援は無理ですね。そう言い切れるほどの貴重な存在です。
──創業当初の社内の雰囲気はどうでしたか?
創業当初は、前職からのメンバーが多かったため、一丸となって同じ方向へスムーズに進めることができました。良くも悪くも前職からの延長線上だったのかなという感じはしますね。互いの価値観を十分に理解しており、非常にやりやすかったですが、新しく入社した社員には、そのやり方が少々分かりづらい部分もあったと思いますし、今振り返りますとそこは申し訳なく思っています。
阿吽の呼吸で仕事ができる環境でしたので、バックグラウンドの異なる方々に入社いただくようになってからは、私たち経営陣の考えをより理解いただくために、今まではっきり言語化していなかったものについても、改めて言語化するようになりました。
みんなが同じ方向を目指すにあたって、コミュニケーションの重要性を再認識し、志・信念・価値観という共通認識を持ったことで、会社全体がより結束し強化されたと思います。今では異なるバックグラウンドを持つ社員も多く入社していただき、新しい視点も組み込むことができるようになりました。
──創業してから最初にぶつかった壁は何ですか?
最初に直面した大きな壁はやはり採用です。前職が業界最大手というのもありブランド力というか、そこの強さは改めて痛感しましたね。大手と設立間もない会社の知名度の差は思った以上に大きく、優秀な人材を集めることが容易ではなく、魅力的な人材を採用することが一番の壁でした。
今思うと自分の能力を過信していた部分もあり、どんな人でも一人前に育てられると思っていました。未経験でどんなキャリアの人でも自分なら育てあげられると思っていましたが、やはり苦労しましたね。結果が出ずに辞めていってしまった人もいます。一方で、今当社で活躍してくれている人の大半は創業1年目に入社してくれた社員なので、信じて入社してくれて、ここまで一緒にやってくれた社員には本当に感謝しています。
そうした状況の中で、会社の成長を加速させるためには、多様な人材を確保し育てることが急務であると強く感じました。当然、それらは初めから分かっており、教育はしっかりやってきた自負はあるのですが、常にバージョンアップを重ね、今では採用戦略も見直し、入社時研修だけでなく、配属後の研修制度も更に整え、中途だけでなく現在は新卒採用も行っています。未経験の方でも着実に成長できるようなロードマップができたことは非常に大きなことだと考えています。
──創業してからこれまでの最大の意思決定は何ですか?
営業戦略、組織戦略など色々ありますが、最大の意思決定の一つは、2026年6月にオフィス移転を行ったことですね。私は、固定費が上がるオフィス移転をすることに対する恐怖心から、経営者としてなかなか意思決定できずにいました。しかしながら、物理的な人数の増加、直近の案件状況、お客様からのレピュテーションなど総合的に鑑みて、このタイミングでオフィス移転をすることで更に飛躍するんだと決意し、移転の意思決定をしました。オフィスというのは、働く場所という意味合い以上のものがあります。従業員が会社によりロイヤリティを感じて働くモチベーションが高まったり、採用力にも直結する非常に重要な事項だと考えています。
このオフィス移転を機に、会社としても新たなステージに入ったと考えています。今後もさらなる飛躍を目指して邁進していきます。
ご覧いただき、ありがとうございました。当社の創業当時の様子などを知っていただく機会になると幸いです。
次回は、中途入社のメンバーへの社員インタビューをお届け予定です。
次回の投稿を楽しみに!