こんにちは!ユニアム広報担当です。
今回は、2026年2月より参画し、サプライチェーン・マネジメント(SCM)の基盤づくりを一手に担う近藤 綾乃に話を聞きました。
前職の急成長D2CブランドでマーケティングやSCM実務を磨いてきた近藤が、まだ20代という若さで、なぜ次なる挑戦の場に「創業期のユニアム」を選んだのか。
そこには、完成された組織に甘んじることなく、自らの実力をゼロから試したいというハングリー精神と、プロダクトの先にある「命」にどこまで誠実に向き合えるかという、プロフェッショナルとしての確固たる指標がありました。
「自分の力はどこまで通用するのか」を試すための、ゼロイチの環境
── 近藤さんは前職でも急成長中のD2Cブランドで活躍されていましたよね。なぜ、あえて創業期のユニアムへの転職を決めたのでしょうか?
近藤: 前職ではプロテインなどを扱うブランドで、マーケティングや営業事務を経て、SCM部門で購買や物流の担当を約1年半務めました。非常にスピード感のある環境で多くのことを学びましたが、次第に「完成された組織の中で役割を全うするだけでなく、ゼロから仕組みそのものを作り上げてみたい」という想いが強くなっていったんです。
SCMはベテランの方々が多い領域ですが、環境が整っているとどうしても甘えが出てしまう。誰も専任者がいない環境で、自分の知識やスキルがどこまで通用するのか。さらなる成長のための「腕試し」ができる場所を探していた時に出会ったのが、ユニアムでした。
── 実際に入ってみて、環境はどうでしたか?
近藤: 想像以上に「何も決まっていない」状態でした(笑)。在庫管理や出荷の仕組みが未整備な部分も多く、全員で必死にカバーしている。でも、それこそが求めていた環境でした。 これまで経験してきたことを土台にしつつ、今のユニアムにとって最適な形は何かを考え、一つひとつパズルを解くように仕組みを整えていくプロセスは、非常にやりがいがあります。
「誰かのため」というブレない指針が、挑戦を支える
── ユニアムの「ねこの健康寿命を延ばす」というビジョンは、業務にどう影響していますか?
近藤: 仕事をする上での大きな推進力になっています。 実は、大学時代は理学療法士を目指して勉強していました。結果的にビジネスの道に進みましたが、「誰かのため」という明確な目的がある環境のほうが、自分らしく力を発揮できると感じています。
ユニアムは、代表の杉本をはじめメンバー全員が「ねこのため」というビジョンに対して一切のブレがありません。何か壁にぶつかった時でも、その「指針」が明確に見えているからこそ、迷いなく同じ方向に向かって走り続けることができます。
── SCMとして、そのビジョンをどう体現していますか?
近藤: 私たちが扱うヘルスケア製品は、ねこちゃんたちにとっての毎日の食事であり、健康を支える「ライフライン」です。在庫を切らしてしまうことは、その子たちの生活を脅かすことに直結します。 マーケティングでの経験を活かし、需要予測の精度を高めながら、確実にカイヌシ様の元へ届けるための「守り」を固める。この仕組みづくりそのものが、ねこの未来を守ることに繋がっていると実感しています。
ねこを迎えて、ユニアムのファンになった話
── 入社当初はねこを飼われていなかったとお聞きしました。
近藤:小学生の頃に重度のねこアレルギーが出て、それ以来ずっと飼えなかったんです。でも、ねこは大好きで。入社を機に「今の状態はどうだろう?」と検査を受け直しました。仕事でねこや飼い主さんのことを考える時間が増える中で自然と興味が湧き、ご縁があってねこを迎えることになりました。
── 実際に自分の愛猫にユニアムの商品をあげてみて、見え方は変わりましたか?
近藤:数字や在庫として見ていた商品が、「この子が毎日食べるもの」になった。欠品や品質のブレが、飼い主さんにとってどれだけ不安なことかを実感しました。毎日あげるものだからこそ、「医学エビデンスに基づき獣医師目線で考えて作られている」と感じられることは大きい。使う側になって、ユニアムの商品をもっと好きになりました。
「私がここまで関わっていいのかな」。役割を超えて、商品にも向き合う
── SCM業務に加えて、CRM同梱物の設計にも関わっていますが?
近藤:最初は「私がここまで関わっていいのかな」と思うこともありました。でも、商品がお客様に届くまでを考えると、同梱物も大事な体験の一部。SCMとして物流や梱包を見ているからこそ出せる意見もある。ユニアムでは、自分の担当範囲だけを守っていればいいという感じではありません。気づいたことがあれば、商品開発やCRM、倉庫まわりにも意見を出せます。
── SCM視点だからこそ気づく、商品開発への貢献はありますか?
近藤:どれだけ良い商品でも、安定して作れて届けられなければ意味がない。原材料の調達しやすさ、製造ロット、保管条件は、SCMだから見える部分です。原材料や仕様について「コスト的には厳しいけれど、ここは譲れない」と商品開発チームが話していた場面が印象に残っています。ねこにとって良いものを届けるという基準はブレない。そこにSCMとしてどう実現方法を考えるかが、自分の役割だと思います。
「まずAIに聞いてみる」が、当たり前になった働き方
── 需要予測・在庫管理・発注業務で、AIをどんな場面で使っていますか?
近藤:過去の販売数や在庫の動きをもとに、今後どれくらい必要になりそうかを考える時にAIを使っています。データ確認、異常値の洗い出し、発注数のたたき台づくりも任せます。最終判断は人がしますが、考える前の準備がかなり速くなりました。
── 前職と比べて、感覚はどれくらい違いますか?
近藤:かなり違います。前職では、AIは少し特別なものという感覚でした。ユニアムでは日々の仕事道具の一つ。スプレッドシートを使うのと同じくらい自然に、「まずAIに聞いてみる」という動き方をしています。作業時間が減った分、「なぜこの数字なのか」を考える時間に使えるようになったのが大きいです。
粘り強さと高い基準が、SCMの価値をつくる
── 倉庫移転や製造委託先との交渉で、粘り強さが求められた場面は?
近藤:こちらの希望を伝えるだけでは進まない場面が多いです。納期、費用、作業品質のどこを優先するかを整理しながら、何度もすり合わせる。正直大変ですが、そこで粘れるかどうかがSCMの価値だと思います。「品質を守るならコストが上がる」という場面はよくありますが、ユニアムでは、どれか一つを簡単に諦めるのではなく、どうしたら全部を少しでも良くできるかを考えます。
── 「ねこにとって良い原材料」と「事業として利益を出すこと」は両立していますか?
近藤:良い原材料を使うだけで価格が上がりすぎると、続けてもらえません。だからこそ、仕入れや製造、配送の無駄を減らし、品質以外の部分で工夫する。良いものを届け続けるために利益も必要、という考え方はすごく現実的です。事業拡大のスピードは上がっていますが、「ねこにとって本当に良いか」という判断基準は変わっていない。むしろ拡大するからこそ、品質や供給体制をより強くしようという空気があります。
常識に問いを立てる、スピードと探究心が同居するカルチャー
── チームの雰囲気を一言で表すと?
近藤:かなり前向きでスピード感があります。みんな優しいですが、仕事の基準は高い。ふわっとした話で終わらせず、「じゃあどうするか」まで考える人が多いです。年次や職種に関係なく、気づいたことを言いやすい雰囲気で、仮説を持って提案すれば、きちんと受け止めてもらえます。
── これから挑戦したいこと、そしてユニアムに向いている人物像は?
近藤:需要予測や在庫管理の精度をもっと上げて、欠品も過剰在庫も減らしていきたい。SCMから事業成長を支えられる範囲を、もっと広げていきたいです。自分で考えて動くのが好きな人には向いていると思います。決まったことだけをやりたい人より、仮説を立てて試しながら進められる人。ねこや飼い主さんのために良いものを届けたい気持ちと、事業として成果を出す意識の両方がある人だと楽しいと思います。
ユニアムは、年齢やキャリアの長短に関わらず、自ら問いを立てて動ける人に大きなチャンスをくれる場所です。「ねこが好き」という情熱を、プロフェッショナルなスキルとして社会に実装したい方と、このブランドを大きくしていきたい。優しいだけの会社でも、数字だけを追う会社でもない。ねこにとって良いものを届けるために、現実的に、速く、粘り強く動く会社です。AIネイティブな組織なので、成長したい人にとってはすごく刺激のある環境だと思います。
【プロフィール】
近藤 綾乃(こんどう・あやの)
大学時代は理学療法士を志望し資格を取得するも、自らの介在価値をよりダイレクトに発揮できるビジネスの世界へ。急成長を遂げるフィットネスブランドにて、マーケティングや営業事務を経て、SCM部門で購買・物流・出荷実務に約2年半携わる。さらなる成長と挑戦の場を求め、2026年2月、創業期の株式会社uniamへ正式参画。現在はSCM全般の基盤整備を牽引する。