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[COOが語る] 過去最難関事業に挑む!”凝縮した組織”の作り方【後編】

こんにちは!パルス株式会社 採用担当です。

本記事では、プロジェクトマネージャーのインタビューを通じて、パルスの組織への考え方についてご紹介します。パルスのこれまでの組織改善の歴史とこれからについて、2回に渡ってディープにお伝えしていきます!

本記事をお読みいただく前に、まずは是非
[COOが語る] ”硬直した組織”をぶっ壊すコミュニケーション術【前編】をご覧ください。


【後編】これからのパルス

ー”凝縮した組織”を目指して

エンタメ×テクノロジーの業界、特にメタバースの領域には注目が集まっていますが、まだまだ未開の新しい市場であり、私たちパルスの挑戦も日々手探りです。この難易度の高い事業に挑戦していくために、目指したいチームの姿について深めていきます。


髙山:
見栄えよりも、中身がぎゅっと詰まった組織、凝縮した組織になっていけるといいなと思います。それは「何のために、何を話しているか」ということ。「”プロジェクトがうまくいくために”という本質に真っ先に向き合えているかどうか」とも言えます。


当たり前といえば当たり前にも感じられますが、チームでそれを実現するのはそう簡単ではありません。


髙山:
例えば議論の場なら、自分が認められるため、自己主張のため、自分のチームだけが楽に仕事するため、という方向に向いてしまっている発言って薄いですよね。難しい言葉が飛び交っていたり、一見スマートに見える会議でも、こういう本質からずれた議論にはなんの価値もない。反対に、たとえ辛辣な言葉が飛び交うギスギスした場だったとしても、それは全員が本気で本質に迫っているからかもしれないし、信頼関係があるからこそ、多少言葉が荒くても芯を食った議論ができているということなのかもしれません。
全員が自分の立場を一旦さて置いて、プロジェクトの成功というゴールに向き合うことが最優先されるべきです。この、自分の立場を「さて置ける」かどうかがすごく重要であり、難しいんです。


一人ひとりが自分の立場を”さて置いて”、プロジェクトの成功だけに向かって熱中する。そのためにやっていることを聞いていくと「自分のプライドなんてとっくに捨てています」と髙山さん。


髙山:
本当にプロジェクトを成功させたいと思った時に、自分のプライドは必要ないと思っています。馬鹿だと思われても、能力のない役員だと思われても良いと割り切って、率先して恥を捨てるんです。
例えば私はPMなので、具体的な技術に関することは理解しきれない時もあります。それでもその領域でクリティカルな問題が起こっていれば、解決の議論の場を引っ張らなきゃいけない。こういう場では「今の話、私だけ全然分からなかったから誰か私にも分かるように教えて!」と頭を下げます。

そういうちょっとしたプライドを捨てることって、きっと誰にとっても難しいですよね。私自身も、役員としてちゃんとした答えを言ってあげたいとか、頼りないと思われたくないとか、そういう気持ちも感情としてはもちろんあります。だからこそ、どんどん恥をかいて、常に私が一番かっこ悪い人でいるんです。そうやって自分の立場を”さて置く”ことを率先してやっていく。そうするとメンバーも、的外れな意見かもしれないけど言ってみようと思えたり、だんだん自分の立場や見え方よりも本質に集中できるチームになっていけるんだと思います。

ー”つなぎ目”を意識すること

パルスの事業は、パルス所属の社員だけでなく、複数の協働パートナー企業のメンバーとも密に連携して開発が進められています。会社をまたいで、所属や勤務形態が多種多様なチームでひとつのプロジェクトを進めるためには、”つなぎ目”の意識が大切だといいます。


髙山:
各セクションの仕事がたとえ完璧だったとしても、全員のタスクを順番に並べただけではプロダクトは完成しません。その間にある”つなぎ目”がとても大切なんです。つなぎ目とは誰の仕事でもなく、全員が「誰の仕事があって自分の仕事が成立しているのか」「自分のした仕事が誰にどうつながっていくか」を想像すること。「自分たちの仕事は完璧だったのに、あのチームのせいで・・」みたいな状況が起きてしまうのは、お互いの”つなぎ目”を意識できていないせいです。


プロダクトが完成するところまでを一連で捉えて、各々がこなすタスクという一つ一つの点をつなげていく意識。「コミュニケーションよりももっと大切なのはイマジネーション」と続けます。


髙山:
想像しよう!とメンバーにはよく伝えています。うまくいかなかった時に「やってくれると思ってたのに」とあとから嘆いてもそこには何の意味もない。”言わなくても分かってくれるはず”は自分のものさしで見た思い込みです。それを理解して、違う立場で働く人にまで想像力を働かせる。
価値観も能力も立場も、全然違う人同士が一緒に働いているからこそ、つなぎ目が特に意識されないといけないんです。そこに意識を向けられると、自然とコミュニケーションは活発になり、良好な信頼関係にも繋がります。

パルスのチームに息づく価値観と、改善の歴史を少しだけご紹介しました。
紐解いてみると、どれも戦略的なギミックより、みんなでプロジェクトの成功に向き合おうというシンプルなメッセージが根幹であると分かります。

髙山:
チームも人間と同じで、気を緩めた瞬間に惰性が働くものです。たとえ何ヶ月もかけて改善したいいチームでも、元に戻るのは一瞬。強いチームを作ることと同じように、そのチームを維持するにもパワーが必要なんです。パルスの今後の課題は、強くなったチームを継続していくこと。だから、チームの改善をする私のような役割だけでなく、それを継続させることができるリーダーも必要です。

パルスはプロダクトもチームも、これから乗り越えなければならない壁がまだまだたくさんあります。課題だらけの状況を面白がれる方、難解なパルスの事業に一緒に挑戦してくれる方、是非ご応募ください!お待ちしています。

少しでもパルスにご興味いただけましたら、ぜひパルスのHPもチェックしてみてください。メンバー積極採用中です!

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