2023年のノーベル生理学・医学賞受賞決定を受け、米ペンシルベニア大のカタリン・カリコ特任教授が毎日話題になっています。
記者会見でのコメント、
「科学では失敗した時の対応が大事だ。実験は思い通りにいかないことが多い。簡単ではないが楽しく幸せだ」
には感動しました。
このコメント、受賞をしたからこのようなコメントを述べられたのか、このようなコメントを述べられるような行動をしたから受賞ができたのかどっちなんだろうとか、後々になって考えていたのですが、そんなことはどっちでも良く、そのあとにも、
「賞を取ることは考えたことがなかった。賞のために研究しているのではなく、役に立つものを作ることが大切だと思っている」
の話しに、さらに感動するのでありました。
その昔、どんな仕事でも少なからず世の中のためになっているとの話しを、当時の上司から聞かされたことがありましたがノーベル賞受賞とはいかずとも、毎日世の中の役に立とうとカリコさんを見て思いました。
カリコさん、おめでとうございます(^^;)