最近、Wantedly経由の応募やカジュアル面談希望を多く頂いています。10月の入社から2ヶ月間は、ポツポツ応募があればいいかなという感じだったので、毎日1〜3名のカジュアル面談は、ちょっとした嬉しい悲鳴状態です!!
そして、興味を持って頂いた方にとって、ストーリーの充実具合というか会社・事業の内情がわかるものがあると、話を聞くハードルを下げるそうです。
そのようなこともあり、”HMSの自己開示”的なストーリーを増やしていければと思っています。ということで、『私たちはどのような事業をしているのか』を4回に分けてお送りします。今回は、主力製品【スマートAIカメラ『SiNGRAY』シリーズ】について前編です。
そもそもHMSって何を扱っているの??
私たちは、プロダクト【スマートAIカメラ『SiNGRAY』シリーズ】とサービス【AI画像処理プラットフォーム『SiNGRAY NET』】を2本柱に展開しています。
世界最速・最小・最軽量クラスのAIスマートカメラ 『SiNGRAY』とは
『SiNGRAY』は、FA化(工場の自動化)・DX化を推進するIoTセンサー(カメラモジュール)とAIセキュリティ監視を可能にするSSC(スマートセキュリティカメラ)シリーズで展開をしています。
カメラモジュール(IoTセンサー)は、ロボットやマシンの目として使用されます。
みなさんが無意識下でできる色々なことは、実は、人の目、空間認知力、それを行動に移す脳・神経系統という非常に精度の高い処理能力によって支えられています。
ロボットやマシンが同じ処理をするためには、物体・空間把握や指示・制御などをプログラムに落とし込まないといけません。その中でも、物体把握や空間把握、画像認識・解析といった処理をするのがAIカメラであり、我らが『SiNGRAY』シリーズです。
視覚センサーとAIプロセッサー(AIデータ処理装置)を一つのカメラにすることで『対象を把握して、何か処理をする(ためのデータを作る・処理する)』ことが可能になります。まさに”目”というか”目&脳”ですよね。
この視覚センサー(カメラモジュール・IoTセンサー)には、Rシリーズ・Iシリーズ・STEREOシリーズの3つのシリーズがあります。
Rシリーズは主にピッキングロボットや協働ロボット、アームマシーンなどに使われ、Iシリーズは外観検査などに使われます。
このように、工場内のロボット・マシンに使われることが多く、処理スピードの速さが求められます。なので、画像データを施設内のサーバーやクラウドに飛ばし、サーバー内・クラウドで処理したものをロボットやマシンに戻し処理をするのでは、ハイスピードな処理を要求される場面で要求水準を満たさないこともあります。なので、カメラに処理機能、しかも早く処理でき、ロボットやマシンの動作に干渉しないような大きさ・軽さであるものが必要となってきます。
『SiNGRAY』シリーズが、世界最速・最小・最軽量クラスを追求するのは、このユーザーニーズに応えるためです。では、STEREOシリーズはどのような場面で使われるのでしょうか?
STEREOシリーズは用途は色々ありますが、イメージが湧きやすいのは移動体ロボットです。自分で動いてくれるお掃除ロボットや無人でモノを運ぶ機械(無人搬送機もしくはAGVと言われます)、ペットロボットなどですね。
建物内で使用することが多いので、GPSが使えない、もしくはGPSだと位置推定の精度の安定に不安が生じる場合があります。
ここで役立つのがVSLAMという機能。映像データとレーザーから算出した距離データを組み合わせて、物体の位置を把握します。そして、常に処理しながら動くので、静止物にぶつからないのはもちろん、動いているもの同士がぶつからないです。
そして、動きながら環境地図を作る。まさに人と近い空間認知をしながら、人と近い動きができるんですね。このセンシング技術がIoT化をグッと飛躍させています。
このように、サーバーやクラウドにデータを飛ばして処理をするのではなく、対象物のすぐそば(サーバーやクラウドに対してエッジ側と言います)でAI処理をするので、エッジAIと言われます。『SiNGRAY』シリーズをエッジAIデバイスと呼んだりするのは、こういう理由です。
この前提があると、製品ページやプロモーションビデオが少しわかりやすく見ていただけるのではないかなと思います。
≪product/service(私たちの製品とサービス)≫ 新製品のプロモーションビデオをリリースしました | HMS株式会社
製品・サービス | HMS株式会社
そして、どのような方が顧客になるかを最後に。
最終的なエンドユーザーは、ロボットやマシンを使われる方にはなりますが、購入という視点でエンドユーザーになると、ロボットSIerやAGVメーカー、FA機器メーカーとなります。また、ロボットSIerやマシンメーカー以外のメーカーでも、自社にSI部門(開発部門)があり、FA(工場自動化)を自社で推進する企業もエンドユーザーになります。
このように見てみると、SiNGRAYのRシリーズ・Iシリーズ・STEREOシリーズは、ペットロボットや店舗用AVG(配膳ロボットなど)以外は、BtoBの中でもBto"BIG"Bという感じで、大手製造業の製造現場もしくは重厚長大関連の製造現場、大型物流施設や倉庫でつかわるロボットやマシン向けというイメージです。
今回は、SiNGRAYのRシリーズ・Iシリーズ・STEREOシリーズについてでした。HMSのMISSON『エッジAI技術を活用し、お客様の産業DX化に貢献する』の源泉に触れれたのではないかと思います。
次回は、SiNGRAYの最新シリーズCCSシリーズとちょっとすぐ先の未来の製品ARシリーズについてです!!