2024年は、事業拡大に向けて大きくステップアップしてきたBison energyですが、その根幹を支えるのは「人材」と「資金」の両輪です。今回は、IR（インヴェスターリレーションズ）で投資家向けの情報発信、資金調達などに携わり、経営陣とともに会社の基幹部分を形作ってきた、Head of Investment・Xiaofei（ソフィ）に話を聞きました。

【プロフィル】東京大学大学院経済学研究科修士課程修了。CFAおよびUSCPA。PwCにて数年の実務経験、多国籍企業への投資及びM&A関連業務に従事。リクルートが出資したベンチャーキャピタル等にて4年間の実務経験、アーリーステージのプロジェクト投資および資金調達を担当。2023年より自然電力、2024年1月より当社にて投融資関連業務を担当。

－XiaofeiさんはCEOのMichaelを含め、経営層といつも仕事をしている印象ですが、仕事内容について教えていただけますか。

IR、インベスターリレーションズは文字通り、投資関連の仕事です。投資家とやり取りをして、当社の財務状況や経営状況などの情報を開示して資金調達をしたり、当社が開発したプロジェクトを売却するときに取引先を探すといったこともします。

また、当社が投資をする場合もありますから、そういったときにも他の投資家にも働きかけて投資効果について説明を行います。そういった意味では、基本的には外回りの仕事になるのですが、社内で投資家向けの資料を作成をしたり、社内からも情報の提供を求められたりしますので、それに対応をしています。

―そういう意味では、業界の情報に広く精通していないといけないと思いますが、Xiaofeiさんは再エネ業界は長いのですか。

いえ。前職も含めて2年です。EコマースやIT関連の企業での投資の仕事が多かったので、最初は知識を補うのが大変でした。ただ、色んな投資家と関わったり、経験豊かな経営陣と他のチームメンバーと話をしたり、沢山の方と関わることができる仕事ですし、外に向けて発信であったり、コミュニケーションを取っていくという面では自分には向いている仕事だと思います。急成長している業界でもありますので、チャンスも豊富にあるというのも魅力です。

会社外の仕事も多いが、社内での情報収集もXiaofeiの大切な仕事です

―今までの仕事の中で印象に残っているエピソードはありますか。

今年11月に米国の大手インフラ投資会社から出資してもらうことができました。Bison energyはまだそこまでの知名度がないために、なかなか大手ファンドからの注目を得ることは難しいのですが、当社の既存案件と開発能力、CEOのMichaelの魅力と経営理念で契約にこぎつけることができて、とても嬉しかったです。

ここに至るまでの道のりは、もちろん平坦なものではありませんでしたが、当社がコツコツと積み重ねてきた実績と良い案件が今回のような大きな成果に結びついたのだと思います。

―仕事の上でのやりがいはどういったところにありますか。

日本政府は2050年までに二酸化炭素を含む温暖効果ガスの排出ゼロ、2030年までに46%の削減（2013年度比）を掲げていますが、この目標を達成している会社はほとんどありません。そういう意味でいうと、まだまだ大きく成長が見込める業界ですよね。

今、Bison energyでは太陽光発電に加えて、蓄電所の開発にも力を入れていますが、こういった新しい事業に投資という切り口で関わっていくのがIRの仕事。投資ですからビジネスが成立しないといけないですが、リターンを重視しながらも、クリーンエネルギーを推進する。そして、脱炭素、しいてはブループラネットを守るという事業に貢献していけるというのがやりがいですね。

Bison energyでは現在、蓄電所の開発にも力を入れています

―なかなか大きな仕事で大変そうですが、プライベートは犠牲になっていませんか（笑）？

週末はたくさん外で遊んでいますよ。旅行やスポーツが好きですし、友人と会ってご飯を食べにいく時間も大切にしています。この前も前職の友人たちとズンバを踊ってきました。

宝探し的なことが大好きで、古着を見に行くのが趣味です。今着ている服のほとんどがリユースの服であることも地球環境に貢献しているということになりますね！

ーそうなんですね。Xiaofeiさんは、当社のファッションリーダーでもありますのでおすすめのお店などを教えていただきたいです！ 　さて今回、ソフィーさんと一緒に働く仲間を募集していますが、求める人物像について教えてください。

仕事としては、ファイナンシャルモデルの作成や、投資家とのやり取りといったことになります。基本的な素養としては数字が好きであるということ、好奇心があること、コミュニケーションスキルでしょうか。

具体的な要件としては、M＆Aや投資ということについての理解があること、Big４あるいはのアドバイザリーファームでの経験がある人物を希望しています。（詳しくは採用ページを参照）今後も大きな成長が望める業界ですから、経営陣とともに大きなチャレンジをしていける仕事だと思います。

皆様の挑戦をお待ちしております！