結婚相談所を中心とした婚活支援事業をメインに、成婚後のブライダル、フォトスタジオ、ライフデザインまでを一気通貫でプロデュースする総合婚活支援企業・株式会社TMSホールディングス(以下、TMSグループ)。
今回は、コーポレート部でチームリーダーを務める田中みのりにインタビュー。婚活業界に飛び込んだ経緯、さまざまな部署で積み上げてきた経験、そして「社員が会社を好きでいられる環境づくり」への想いについて、詳しくお話を聞きました。
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[インタビュー・執筆・編集]ストーリーテラーズ編集部
山本 直子・田中 亜由美・平澤 歩
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人を幸せにする仕事を求めて、新卒一期生として入社
コーポレート部でチームリーダーを務める田中さん。現在は、経理・総務・労務を統括するこの部署の中心的存在として、新入社員の入社手続きや契約更新といった日常業務を行いながら、若手幹部候補生の育成、ES委員会の運営など、社内の仕組みづくりにも深く関わっています。
そんな田中さんがTMSグループに出会ったのは、学生時代の就職活動時でした。
「当時は『人々が幸せになるお手伝いができる仕事がしたい』という想いを軸に、ブライダル関連の会社を中心に、幅広い業界で就職活動を行っていました。
そして、就職活動を続けるうちに『結婚のように形になった幸せを祝うだけでなく、その前段階にある“出会い”を支えることこそ、より人のためになるのではないか』と考えるようになったんです」
当時、婚活自体がまだ世間にあまり浸透しておらず、新卒採用を行っている企業は多くはありませんでした。そんな中で出会ったのが、当時新卒採用を開始したばかりのTMSグループでした。
「参加した会社説明会に、代表の吉末が直接お話しに来てくださって。トップのお話を直に聞けたことで、その会社の考え方や雰囲気がそのまま伝わってきました。
その時に、会社の持つ熱量や、本当にお客様のことを考えている姿勢が真っ直ぐ伝わってきて、『ここで働きたい』と強く思ったんです」
多彩な経験を積んだ新人時代
こうして、新卒一期生として入社した田中さん。入社後は社長のすぐ側で、多岐にわたる業務に携わったといいます。
「私が初めての新卒採用の一期生ということもあり、社長のそばで働ける部署に配属していただいたんです。
結婚相談所の会員様のプロフィール更新といった事務作業から、イベント同行、行政へのプロポーザル提出や営業活動、新規事業・新店舗の立ち上げなど、本当に幅広い業務を経験をさせてもらいました。
また、奈良で婚活パーティーの開催を担当した際には、会場選びから企画、集客までを自分たちで考え、チラシを配りに行ったこともありました」
田中さんは本社で2年ほど経験を積んだ後、結婚相談所 フィオーレ梅田店へ異動。そこから4年間にわたり、結婚相談所での現場業務に携わりました。
「フィオーレでは、ほぼ毎日開催される婚活パーティーの運営や、そこに来てくださった方へのご入会のご案内を担当していました。また、会員様のサポートとして、お見合い相手のご紹介や、プロポーズをどう進めていくかという具体的なご相談に乗ることもありました」
そこには、現場でしか味わえない喜びがあったと田中さんは振り返ります。
「心に残っているエピソードはたくさんありますが、特に自分が窓口となってご入会いただいた方のご結婚が決まった時は、やはりとても嬉しかったですね。中でも、婚活を10年以上続けておられた会員様のご成婚に立ち会えたことは、今でも忘れられません」
「あなただからできる仕事を」経験が強みに
その後、田中さんは育休を経て、現在のコーポレート部へと異動。本社での多様な業務、そして現場での4年間。それまでに積み重ねてきたすべての経験が、今の仕事に活かされているといいます。
「この部署にいると、今までやってきたことが全てつながっていると感じる瞬間がよくあります。
コーポレート部はどの部署ともやり取りがありますが、いろいろな部署を経験してきたことで、各部署の言いたいことが身をもって理解できるんです。
だからこそ、『これはあの部署の、あの業務につながっているんだな』『こういう風にしてあげた方が、みんなにとって良いだろうな』というのが、自然と見えてくるようになりました」
そんな田中さんは、仕事をする上で、大切にしている姿勢があります。きっかけは、社長からかけられたある言葉でした。
「社長からよく『言われたことをただこなすだけなら、田中さんでなくてもできるよね。あなただからできる仕事をしてほしい』と言われるんです。そこで、自分だからできること、自分にしか出せない色は何だろうと考えるようになりました。
私のように、本社から現場までこれほど多くの部署を経験した人間は、社内でも他にあまりいません。だからこそ、組織を横断的な視点で捉えることができる。それが私の強みであり、自分にしか出せない色だと思うんです。その視点を活かして、自分ならではの仕事ができたと実感できた時には、大きなやりがいを感じます」
「より良い職場環境を目指して」自ら手を挙げ挑む委員会活動
田中さんは、コーポレート部内で「ES(従業員満足=Employee Satisfaction)委員会」の運営もしています。それは、育休から復帰し、コーポレート部に異動した直後に「やりたい」と声を上げ、田中さん自ら立ち上げた取り組みです。
「ES委員会とは、社員の声を吸い上げ、より良い職場環境を目指すことを目的とした、コーポレート部主催の委員会です。各部署やフィオーレ店舗の代表者約15名がメンバーで、社員の生の声を集め、働きやすさの向上や若手社員の長期勤続を促進する場となっています。
コーポレート部は、会社側と社員側両方の立場から考えないといけない難しいポジション。どちらかに寄りすぎてはいけないけれど、それでも、社員の声をしっかり集めて会社に提案する場を作りたい。そう思って立ち上げました。
根底にあるのは、『社員の皆さんに長く勤めてほしい』という思いです。例えば、休憩が取りづらいという現場の声があれば、休憩時間の取得状況を数値化してグラフにまとめ、各部署で共有しています。現状を客観的なデータとして見える化することで、より良い職場環境にするための検証を続けています」
また、ES委員会では「働きやすさ」だけでなく、心理的な「働き心地」を高める施策にも取り組んでいます。
「委員会は月1回開催しており、各部署や結婚相談所内でのコミュニケーションを深めるために、毎月テーマを決めて実施しています。例えば、『楽しかった出来事を発表し合う時間』を設けたり、『ありがとうを伝える日』を作ったりと、お互いを知るきっかけづくりを大切にしています」
さらに、田中さんは若手幹部候補生の育成を目的とした、「つながり創出委員会」にも所属しています。
「こちらは若手育成の場として発足されたもので、部署横断でチームが分かれています。社内で今どのようなつながりが不足しているのかを一から話し合い、ビジョンを描くところからスタートしました。実際に行いたい施策を会社に提案し、実行に移していく。そんな、より能動的なアクションを目的とした活動を行う委員会です」
こうした活動を通じて、田中さんが目指す職場の姿とはどんなものでしょうか。
「社員が会社を好きでいてくれたら、というのが一番の願いですね。楽しく、やりがいを持って働いてほしい。好きという気持ちこそが、課題さえもやりがいに変えていけるはずですから」
育児と仕事の両立を支える温かい雰囲気
現在は、育児と仕事を両立しながら時短勤務で働いている田中さん。復帰したのは、子どもが生後8ヶ月というタイミングでした。
「復帰して間もなくは、子どもが体調を崩して毎週のようにお休みをいただくこともありました。そんな時でも、他のメンバーは『大丈夫?心配だね』と温かく接してくれて、本当にありがたかったですね」
引き継ぎをしっかり行うことで、産休・育休、また突発的な休みも取りやすい雰囲気は、部署だけでなく会社全体に根づいているといいます。
「入社してから11年になりますが、会社が成長していく中で、社員への向き合い方や制度が目に見えて整ってきているのがわかります。
産休・育休を経て復帰する社員も増え、ライフイベントがあっても働き続けられる環境が整ってきました。休むときはしっかり休み、仕事に向き合うときはしっかり向き合う。そんな雰囲気が会社全体にあると感じます。
人を大切にしてくれているのが、実感として伝わってきていますね」
「裏方だけじゃない」コーポレート部で、ともに成長を
会社の成長とともに組織も大きくなっている今、コーポレート部は会社の基盤となる仕組みを整えている真っ最中。田中さんはそこにやりがいを感じているといいます。
「どうすればスタッフの皆さんがより良い状態で働けるのか。何を目標に据えるべきか。現状を分析して提案書にまとめたり、数値目標を立てて会社の改善につなげています。
その一つひとつは形になってきていていますが、組織全体としての仕組みは今まさに、試行錯誤しながら構築しているところです。
会社が一段と大きくなっていくプロセスに自分自身が深く関われているというのは、大変ではありますが、それ以上にやりがいがあってとても面白いです」
最後に、コーポレート部に興味を持ってくださった方へ、田中さんからメッセージをいただきました。
「コーポレート部はバックオフィスではありますが、自分が考えたことを提案して、実現できる場所です。一般的な経理・総務部署では経験できないような、経営視点も持ちながら仕事ができる環境だと感じています。
『仲間のために何か力になりたい』という想いを大切にできる方や、アイデアを形にすることにワクワクできる方なら、大きなやりがいを感じていただけるはずです。
社内はとても温かい雰囲気ですので、成長したいという前向きな気持ちがあれば、きっと毎日を楽しく、充実した気持ちで働けると思います」