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Interfaceによるイベントリスナー

Photo by Cai Fang on Unsplash

Javaなどのオブジェクト指向言語にはInterfaceと言われる仕組みが必ずあります。Interfaceの事を「役割」と私は解釈しています。

役割とは「何ができるか?」「何をすべきか?」のみを定義して、それを請け負う実体は何でも構いません。例えば「ジュース売り」という役割を定義します。

1) 注文を聞く

2) お金をもらう

3) 指定されたジュースとお釣りを渡す

これらを実行するのがジュース売りの役割です。この役割を請け負えるものは何があるでしょう?

A) 人間

B) 自動販売機

C) ロボット

というように役割を請け負えるものは複数あり得ます。

Interfaceも同じで、Interfaceを請け負えるclassを複数実装出来ます。これを応用すると、

・共通部品が呼び出すのはInterface(枠割)として定義したメソッド

・その役割を実装した(請け負った)、つまり部品から呼び出されるclassは画面機能とバッチ機能で別にする

というような事が可能で、この事により部品の共通化の度合いを高めることが可能です。

この時に、個別業務のアプリケーション → 共通部品 → 個別業務のアプリケーション(役割の個別実装class) という呼び出しが行われ、2つ目の矢印の呼び出しの事を「イベントを上げる」と言い、役割の個別実装classの事をイベントリスナーと言います。

ブラウザ上で動くJavaScriptでは個別アプリケーションにイベントが頻繁に上がってきますよね? あれと同じ理屈で動く仕組みをJavaでもInterfaceによって作成可能です。


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