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備えあれば憂いなし!社内でAED研修を行いました!災害にも備えています!

先日、「もしも」の時に備えたAEDの使い方講習会を行いました。

丸信では、本社と印刷工場が同じ敷地内にあり、ここだけで社員数は約400人。何が起こるか分からないという危機感を持って、AED(自動体外式除細動器)を設置しています。
とは言え、使い方が分からなければ、いざという時に戸惑ってしまう。そこで、メーカーの方に足を運んで頂き、まずは場長を中心に使い方の説明を受けることにしました。

座学で予備知識!

AEDを使う前段として、まずは救急救命の知識と方法について学びました。

重要なのは、意識の有る無しの確認。そして、呼吸をしているかの確認です。応答がなく、呼吸をしていない場合に使用することで、救急車が到着するまでの間に命を繋ぐ役割を果たすのがAEDです。

講師の方からは、「倒れている人」への対処法などを事例を交えながら解説してもらい、救急車を呼び、救急隊が駆けつけるまでの間に行う心肺蘇生の心臓マッサージ(胸骨圧迫)がとても重要だということなどを教えて頂きました。

何はともあれやってみる!

説明だけではなく、やってみなければ分からない!ということで、専用の人形を使っての実地訓練です。「大きな声で大丈夫ですか?と、呼びかけてくださいね!」という講師の方から促され、まずは声掛けの練習から挑戦。

最初は、みんなが見ているのもあって少し照れながら消極的な声かけ・・・という雰囲気でしたが、心臓マッサージの体験では、手の組み方や力の入れ方がわからず、講師から直接指導を受け、周囲と確認し合うなどみんな真剣に取り組みました。
実際にやってみると、本当に力の入れ方が難しいものです。手の組み方も慣れないので、この動作を繰り返すとなるとかなり大変だと感じます。

また、実際にAEDを使った事がない人がほとんどのため、1度でも使い方を経験しておけば、いざという時に役立つことだと実感しました。
どこかで何かが起きた際に役立つ人命救助の知識。社外でも役立つ研修となりました。

感想を聞いてなるほど!

参加者に感想を聞いてみると

「出かけ先や子どもの行事など、アクシデントに対応できる知識が得られた」

「ニュースにもなっていた死戦期呼吸というのがどのようなものか詳しく理解できた」

「AEDの電極パッドが1回使い切りだということを知らなかった」

など、とても良い経験だったようです。各部署で共有され、活かされることが一番大事だなと感じました。

日本のAED設置率と課題

AEDは、法律で設置義務はないものの、国も設置を推し進めているため設置数は増加しているそうです。しかし、使用率が低いことが課題だと言います。
その問題のひとつが「使い方が分からない」ということ。
また、ある調査会社のアンケート結果によると、大手企業では80%で設置しているものの、中小企業での設置は40%ほどだったそうです。

社内の防災対策も進めています!

毎年の火災訓練等はちろんですが、自然災害を想定した帰宅困難者用の食料や飲み水などの準備も進めています。

弊社がある久留米市では、毎年のように大雨による水害が発生しており、市内中心部でも山間部でも大きな被害が出ています。企業としても危機感を持ち対策すべきだと考え、乾パンや飲料水、アルミブランケットを各営業所にも配備しました。

9月には、自社で設計した災害時用の簡易トイレを作り、これも各所に配備しました。

使うような事が起こらないのが一番ですが、備えておくに越したことはありません。
また、社員の命を守る取り組みは、企業の安全配慮の義務にも関係しています。
丸信では、その他にも安全に関する取り組みや対策を進めています。


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