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お客様のお困りごと解決に全力。地方のBtoB企業が広報活動に注力する理由

2年間の広報活動の集大成、「はばたく中小企業」選定

この度、2021年度の「はばたく中小企業・小規模事業者300社」に選ばれ、さらに嬉しいことに代表企業の1社として弊社代表の平木が表彰式に出席することができました。萩生田光一経済産業大臣より直々に表彰状を贈呈いただける貴重な機会をいただき、ありがとうございました。

「はばたく中小企業・小規模事業者300社」は推薦によってのみ応募が受け付けられる仕組みで、今回は九州経済産業局よりご推薦いただきました。この経緯を振り返ってみると、会社としての取り組みがあるのは大前提として、この約2年間の広報活動が少しは実を結んだのかな、と実感することができる賞となりました。

地元久留米市とは、世界ラベルコンテストでの世界一、技能五輪(印刷部門)での日本代表選出の際に市長を表敬訪問したり、久留米のものづくり企業として市役所内で展示をおこなったり、本社に見学にきたいただいたこともあり、たくさん関わらせていただきました。

一方、九州経済産業局とは当社が早くにSDGs宣言を行ったことでSDGsフォーラム活動を通じて、こちらでも多くの接点をいただきました。最近でもSDGsをテーマに商品開発をされた企業や取材を希望されるメディア等のご紹介を受けるなど、積極的に情報発信をしてきて良かったと思っています。

お客様のパブリシティ支援で勉強会を実施

と、ここまでは主に自社の広報活動に関することですが、当社の広報スタッフに求めているもう一つのミッションは、お取引いただくお客様の広報活動支援。基本的にはプレスリリース等を通じてメディアに取り上げていただく「パブリシティ」の支援です。

当社では、お客様のお困りごとを解決する「お役立ち活動」を実施しており、パブリシティ支援もその一環として積極的に注力しています。

具体的には、営業を通じて得られたお客様の情報について、広報スタッフが詳しくヒアリングを行い、プレスリリース原稿を制作。配信日や配信先メディアについても打ち合わせを行い、FAX、メール、記者クラブ等を通じて、メディアに配信しています。取材が入れば、取材現場に立ち会うこともあります。

当社がメディアに取り上げていただく機会が増えると同時に、お客様からのパブリシティのご相談も増えてきました。現在では、自社の広報活動よりもお客様の広報活動支援の方が比率は上回っています。ただ、当然ながら支援させていただいても、取り上げられないケースも少なくありません。

そこで今回、メディアに取り上げていただける可能性を上げることを目的に「お客様とメディアの心をつかむパブリシティ講座」と題した、営業向け社内勉強会を実施させていただきました。

詳しい内容は社外秘ということでご容赦いただきたいですが、ざっくりと以下のようなことを営業担当者には伝えました。

  • 新商品など新しい取り組みがなくてもパブリシティは可能
  • 思いを込めて取材に来ていただけるような「取材依頼書」を多用
  • プレスリリースはメディアアプローチ以外も活用する
  • プレスリリースがなくても取材を獲得する方法がある
  • 可能性の高い記者クラブと訪問にチャレンジしよう

当社には全国に80人ほどの営業マンがいて、その先に数千社のお客様がいらっしゃいます。現在は広報チームがこうした広報支援業務を担当していますが、今後、お客様の依頼が増えてくると当然ながら一度に対応できる件数にも限界があります。また、地元では広報スタッフが直接メディアとの関係を築くことができても、遠方の営業所では担当営業マンやお客様自身がメディアと関係を構築していかなければなりません。

こうした今後の可能性を見据えて、まずは営業マン自身がパブリシティの基本的な流れや考え方を知ってもらいたい、そんな思いを込めた勉強会でした。

さまざまな業種の広報活動に参画できる魅力ある仕事

さて、パブリシティ支援については“今後の可能性を見据えて”と言いましたが、実は当社広報スタッフはそれ以外もさまざまな情報発信業務を行っており、悠長に「今後」とは言ってられない状況になっております。つまり、業務量が増えてきた、ということです。ある意味、嬉しい悲鳴ですね。ちなみに、当社の広報スタッフの主な業務は以下の通りです。

〇パブリシティ

  • プレスリリースやニュースレターの企画・作成・配信
  • メディアからの問い合わせ対応や取材対応
  • メディアリレーションの構築

〇情報発信

  • コーポレートサイトの企画・原稿制作・改善施策
  • SNS(Facebook、Instagram、twitter、Wantedly)による情報発信
  • 社内報・情報誌など自社発行媒体における編集業務全般
  • 採用ページの記事制作や採用業務の補助

〇コンテンツ制作

  • オウンドメディアの企画・ライティング・リライト
  • 自社運用のECサイトにおけるLP原稿、ブログ、メルマガの作成

1つめのパブリシティについては前述の通り既に増加傾向にあり、これに加えて3つのめコンテンツ制作業務についても、お陰様で運営するオウンドメディアの集客が順調に増えていることから、企画・執筆・編集に関する業務が増大しています。

そこで、この度、新たに「広報スタッフ(正社員)」を募集することになりました。応募資格としては、広報業務の経験がありライティング業務に抵抗のない方が理想的ではありますが、もともと私自身がメディア側にいた人間で、広報業務の経験はなくても何とか務まっている(たぶん…)ので、いずれかの経験があり、広報にご興味があれば、まずはお気軽にお問い合わせください。

〇応募資格

  • 企業・PR会社・団体等での広報業務の経験
  • メディアや制作会社での取材・ライティングの経験
  • 企業SNSやオウンドメディアなどWebによる情報発信の経験

当社は包装資材や印刷物を制作するBtoBの企業ですが、食品会社、化粧品会社、酒造会社、通販会社、靴メーカー、自治体など、さまざまな業種のお客様に製品を納品しているので、こうしたBtoC企業の広報支援にも携われるのが大きな魅力。老舗酒造会社さんから中堅化粧品会社さん、地場の有力菓子メーカーさんと、いろんな立場の企業のお手伝いができるので、毎日、好奇心がくすぐられています。

是非、多くの方のご応募をお待ちしています!

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