こんにちは!採用広報担当です。
株式会社RXプロでは、「リソーストランスフォーメーション(RX)をビジネス界の当たり前にする」をミッションに掲げ、革新的なリソース変革支援サービスを提供しています。
今回は、RXプロのデザイナーである松永さんに、デザインを通じた中小企業の採用支援や、RXプロでの働き方について詳しく聞いてみました。
具体的な内容は以下の通りです。
- RXプロに入社した理由と、直面した課題
- デザインの力で中小企業の採用をどう変えているか
- RXプロで働くために必要なマインドセット
松永さんの「デザインの価値を上げたい」という熱い思いについて詳しく聞いてみました。気になる方はぜひ最後まで読んでくださいね!
■プロフィール
松永亜沙梨
神奈川県横浜(横須賀)市出身
多摩美術大学卒業後、11年間美術の予備校で実技講師として高校生にデザインの基礎を教える。趣味の延長で始めた音楽家活動を軌道に乗せ作曲家としても活躍。
もっとさまざまな経験、自身の武器になる力を身につけたいと思い、2024年3月にRXプロに入社。
現在はRXプロでデザイナーとして、中小企業の採用課題をデザインの力で変革する業務に携わる。
実はデザインと向き合ったのは、教える立場になってから
ー松永さんの経歴について、大学卒業後からRXプロに入社するまでの道のりを教えてください。
はい。一言で言ってしまうと、”夢追い人”みたいな生活をずっとしていまして。
音楽の方面で作曲や編曲の活動をしながら、作家として大成することを夢見ていました。
その夢は、今少しずつ形になりつつあります。人生の軸として、作家として生きながら色々なことに挑戦していきたいという思いは今でも変わりません。
でも、生活のために選んだ仕事が、思わぬところで私の人生を大きく変えることになるんです。
美術大学の受験予備校で、11年間講師として働いてきました。自身も通った美大受験の経験を活かして、毎年30〜50人の高校3年生を相手に、デッサンや平面系デザインの基礎を教えていました。
面白いことに、教えているうちに私自身がデザインにどんどん惹かれていきました。むしろ教え始めてからの方がデザインに詳しくなり、非常に興味を持つようになったんです。
そんな思いが日に日に強くなっていって、今だったら自分にできることが増えているんじゃないかと気づいたのが、転職を考えるきっかけの一つになりました。
もう一つのきっかけは、居心地の良さから抜け出したいという思いでした。11年間同じ環境で過ごすうちに、自分が世間知らずになっているのではないかという漠然とした不安を感じるようになったんです。
まだギリギリ若いうちに、新しい環境で挑戦してみたいと思ったんです。
運命のいたずら?偶然が導いたRXプロとの出会い
ーなぜRXプロへの入社を決めたのしょうか。
ここだけの話なんですが(笑)実は最初、RXプロには応募するつもりはありませんでした。
エージェントを使って転職活動をしていたのですが、当時の私にとってはRXプロの業務内容は求人票を見る限り難しくて…。もっとイメージの沸きやすかった他の会社を志望していたんです。
そしたら、何かの手違いでRXプロにもエントリーしてくれていたみたいで「RXプロさん、書類通りました」と連絡が来て、「あれ?私、受けるって言ったっけな?」みたいな。
そんなスタートだったんです(笑)。でも、馬鹿正直に書いた実務未経験の私の書類を通してくれたという点で、「物好きな会社さんだな」って逆に興味が湧いて。
実際に面接していただいた時に印象に残っているのは、どういった形態であれ10年以上続けてきたことをすごく評価してくれたんです。それがとても嬉しかったですね。
それに、スタートアップ特有の「自分たちで新しいものを作り上げていく」というワクワク感にも惹かれました。こんな偶然がなければ、RXプロには出会えなかったかもしれません。不思議な縁を感じますね。
スタートアップの荒波に揉まれて|入社直後のギャップと課題
ー入社直後、どのような課題に直面しましたか?
正直、最初は「これがスタートアップの洗礼か」って思いました。みんなすごく元気ハツラツとしている中で、その勢いに圧倒されましたね。高校の部活以来の感覚で、頑張らないといけないなって感じたんです。
それまでは、組織全体で日々数字を追いかけて走るみたいな環境に全然いなかったんです。なので、何千万、何億という金額の計画を立てて、その達成に向かって全員で進んでいくっていう会議の内容だとか、そういうもの一つひとつが新鮮すぎて難しかったです。
皆さんが頷いている会話についていけないこともあって、それはすごくプレッシャーでした。
前職はやはり11年間も続けてきたので、1年間のサイクルが大体見えていて慣れもあって、何か起きてもある程度の対応や改善ができる状況だったのに、いきなり何もわからない状況に放り込まれたような感じでした。
また、このスタートアップ環境にデザイナー要員としてジョインしたわけですが、前例がまだなく、自分も然り誰も正解を知らない状況だったので、デザイン関連における悩みや難しく感じている気持ちはなかなか周りと共有できなかったというのも大きな課題でした。結局わかってもらえないから、たった1人でやらなくてはいけない、と思っている時期がありました。
「どうにでもなれ」精神で道を切り開く
ーその課題をどのように克服されたのでしょうか。
自分の中で、辛くなっちゃう原因が何なのかっていうのはわかった気がしています。
わからないことが多い中で、自分のやれることが増えない、責任が持てないってなってしまうと、達成感もなければやりがいもないし、どこにモチベーションを持って進んでいけばいいかがあやふやになってしまうんです。
でも、最近は「ないなら作るしかない」という考え方に変わってきました。仕組みも何もないところが、ある意味いいところだと捉え直し、自分の力で一歩でも先へ動かすことにモチベーションを持つようになりました。
大きな転機は、自分の「待ちの姿勢」に気づいたことですね。何もかもが「仕方ない」って諦めていた自分に気づいたんです。
そこで「どうにでもなれ」っていう気持ちに切り替えてみたんです。「死ぬわけじゃない、とりあえずやってみよう!」って自分を強気に動かしてみる。そうしたら、少しずつですが、変化が見えてきました。
今では、会社全体がこんな感じになってきているように感じます。みんな、失敗を恐れずにチャレンジしていますよね。
デザインの力で中小企業の採用に変革を起こす
ー現在の業務内容について、特に中小企業のデザイン課題に関連して教えていただきたいです。
私の主な仕事は、クライアント企業の採用支援です。
具体的には、Wantedlyなどの求人媒体の運用に携わっています。
クライアント様はリソース不足から私たちに依頼してくださるわけなんですよね。だから、デザイン面でも手が回っていないことが多いんです。
例えば、Wantedlyの会社ページ。大きなヘッダー画像や、企画やインタビューの写真など、意外とビジュアルが占める割合が多いんですよね。そういったものって、ぱっと見の印象がすごく大事なんです。
なので、レイアウトを整えて綺麗に情報を伝える工夫をしたり、写真の明度・彩度・濃淡を調整したり、バランス良く見える構図にトリミングしたり、会社の魅力がより伝わるように、デザインの力でお手伝いしています。
例えば文字の並びをボックス状に整えたり、文字と文字の感覚を均等に見えるように微調整したり、そういったちょっとしたことで、見違えてスッキリしたり、かっこよく見えたりするんですけれど、その”ちょっと”をどこまで大事にできるか?というところに気付ける人材として役に立っていきたいという思いで取り組んでいます。
最近は自社の資料作りにも携わっています。「見やすく」「伝わりやすく」「一目で理解できる」。そんな資料作りを心がけています。
会社ごとのデザインを考える時は、まずは情報収集をしっかりすることを心がけていますね。企業のミッション・ビジョン・バリューや代表の思いを知った上で、今どんな人にジョインして欲しいのか、どんな人に向けてのビジュアルが求められているのかを考察していきます。ロゴの背景を深掘りするだけでも、先方のイメージを汲み取れたり、ヒントを得ることができますから。
デザインを良くするだけでなく、会社の色に合わせ、クライアント様の求めるものを再現度高くお渡しすることが重要だと思っています。そのためには、コンサルタントとしての動きをしっかりこなすことでクライアント様への理解度を深めることが大切だと日々実感しています。
RXプロで輝くために|必要なのは「主体性」
ーRXプロで気持ちよく働くために必要なメンタルや姿勢について教えてください。
圧倒的に「主体的な姿勢」が必須だと思ってます。
何のためにここに来たのか、どういう目的を持って、自分が何をするべきかを常に考えることが大切です。
私の場合は、「この会社のデザイナーの価値を上げる」という目標を掲げることで主体性を手に入れられた気がします。そのためにどういう取り組みをしていったらいいかを考え始めると、結構楽しくなってきたんです。
デザイナーの価値を上げるために、評価制度の面でも何か作っていかなければいけないと思っています。デザインで出来ることを絡めた新事業につながるアイディアや、数字以外の価値を示せるような仕組みを考え、少しずつでも前に進んでいきたいですね。
RXプロのいいところは、アイデアをすぐに試せるところ。考えたことをすぐに誰かに話してみたり、さっそく実行してみたり。そういったスピード感は、少人数のスタートアップだからこそできるところだなって思います。
個性豊かなチームが織りなすRXプロの魅力
ー一緒に働くメンバーや職場の雰囲気について教えてください。
それぞれに個性、魅力、強みがあるメンバーなんです。面白いのは、その個性や強みが重なっていないこと。
例えば、私はデザインは得意だけど、フレンドリーに振る舞うのは苦手。でも、それを凌駕してくれる新卒の女の子がいるんです。運用面でプロフェッショナルな先輩がいて、なんでも聞きたい時にすぐ答えてくれる優しさがあって、数字の管理が得意な先輩もいて。
それぞれに突出しているスキルがしっかりあって、その得意を掛け合わせたらきっとうまくいくことも今後あるだろうなって。自分の得意なことは活かしつつ、得意じゃない部分は存分に尊敬して頼る。そんなスタンスで入ってきてくれたら、色々な新しいことを知れるはずです。
共通点を挙げるなら、みんなどこかで心がタフですね。「体育会系」の忍耐力と努力する姿勢を持っているというか。厳しいことを言われても、翌日には元気に出社して頑張っている。そのタフさがしっかり土台としてある上で、それぞれ何かしらの目的のために頑張っているんだと思います。
最後に
RXプロでは、社会のリソース課題を変革する取り組みを行なっています。個性豊かなメンバーが集まり、それぞれの強みを活かしながら、新しい価値を生み出しています。
主体性を重視し、アイデアをすぐに形にできる環境で、自身の成長と会社の発展を同時に実現できます。デザインスキルを活かしたい方、中小企業の採用課題に挑戦したい方、スタートアップならではのワクワク感を味わいたい方、RXプロはあなたの可能性を最大限に引き出す場所です。
私たちと一緒に、中小企業のリソース課題を変える旅に出発しませんか?
ぜひ、あなたの力をRXプロで発揮してください。この記事を読んで興味を持ってくれた方は、「話を聞いてみたい」からエントリーしてください。
皆さんと一緒に働ける日を心からワクワクしながら待ってます!