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事業成長を担うエンジニアリングを提供する

初めまして、株式会社ソースメイカーの横澤と申します。
会社が無事に4期目を迎えられたので(一般論として新規創業から3年継続が一つの目安と言われてるので良かったです)我々の価値は何なのか?これから何を目指すのか?という中長期的な考えを紹介したいと思います。

事業成長を担うエンジニアリングを提供する

 まず最初に私のキャリアを簡単に紹介します。SI->WEBエンジニア->CTOという感じです(より詳しくはwantedlyのプロフィールをご覧下さい)クライアント様からの要望を頂いてシステムを作っていく受託開発も経験しており、良く対抗として挙げられる自社サービスの開発も経験しています。確かに両者の開発スタイルやビジネス環境、そこに居るチームメンバーの雰囲気などは異なるのですが最終的な目標は同じです。表題に書いた通り「事業(=プロダクトの事もあります)を成長させる」事は受託でも自社サービスでも共通の目標であり、エンジニアリングはその目標を実現する為の一つの手段でしかありません。
 この考え方は主にCTO時代の経験が強く影響しています。CTOとして経営を担う立場となる以前は作る事が目標となっていた事もあるのですが、CTO時代には作ったモノが売れず、会社の資金繰りが厳しくなるという経験をしたことで「売上を伸ばす(≒事業を成長させる)」という意識が強くなったのだと思います(この経験について詳細を書くと長くなるので気になる方は気軽に話かけて下さい)。その意識を持って自ら起業して3期を終えましたが、期を重ねる毎にその意識は更に強くなり、現在では「事業成長にヒットする開発内容になっているか?」という点を、むしろその点だけを重点的に検討するケースが数多くなっています。

技術と事業、両面で成長していく

 上述の考えから技術的な成長は勿論の事、事業目線においても両軸で成長し、クライアントへサービスを提供していく事が必要と考えています。言うは易し行うは難しではありますが、その考えを維持した事で幸いにもクライアント様から継続的にご要望を頂けているのだと認識しております。とは言えICTにおけるスキルセットは私がエンジニアとしてキャリアを初めた頃と比べて複雑・高度化しており技術的な成長を維持するだけでも困難な道であることは疑いようのない事実です。このような状況で事業面での成長を目指す為にはそれを目的とした仕組みが必要と考え、ソースメイカーでは試行錯誤しながらではありますがそういった仕組みを取り入れています。
 具体的には「業務の一環として自社サービスの開発と成長を行わなければならない」という仕組みです(正社員は必須で行って頂きますが、業務委託の方は相談としています)会社のビジネスとしてはクライアントからご要望を頂いたシステムやサービスを開発し、提供することで対価を頂く事がメインなのですが、そのメイン業務とは別に自分自身(あるいはチームで)でサービスの開発と成長を行う事を必須業務として義務付けています。もちろんクライアント業務にリソースを割かれてサービス開発がスキップされてしまう事はあるのですが、その状況を長らく放置はせずにすぐに解消するように随時調整しております。

両輪のエンジニアこそがこれから市場で求められる

 これだけ書くと福利厚生的に自社サービス開発をしているように見えなくもないのですが、そこはしっかりモニタリングしています。KPIの進捗が悪ければ改善の打ち手を一緒に考えて実行をお願いしますし、どうしてもマーケットニーズに合わないサービスだと判断したら本人のやる気があったとしてもクローズして次のアイデアへシフトしてもらう事もあります。そしてここが一番大事なのですが、このサイクルを実施しつつクライアント業務の開発も行っていくと社内メンバーであるエンジニア自身の市場価値が大きく高まっていきます。社内メンバーの市場価値が高まれば会社全体の価値も必然的に高まるので、福利厚生という目的ではなく実利を得ることも目指して仕組みをデザインしています。
 「成長したところで退職してしまいフリーランスなどになられたら福利厚生では?」という指摘も頂きますし、それはそれで事実なのですがそこを回避する為の仕組みも検討しています。そもそもこの成長環境を社内にしっかりと構築する事は誰にでも出来ることでもないので個人的なチャレンジとしても価値ある事だと考えて実施しています。一旦のロールモデルは私自身という事になりますが、二年のスパンで私に続くロールモデルを複数人輩出する事が当面の目標です。

エンジニアキャリアについて気軽に相談して下さい

 まだエンジニアキャリアの浅い方は勿論、フリーランスを複数年経験してベテランであってもこれまで記載した「これからのエンジニアスキル」というトピックは悩むところだと思います(私も常日頃から試行錯誤しています)ソースメイカーで働く事や仕組に興味を持って頂いたならば勿論ご連絡頂きたいですが、この記事を読んで「もっと突っ込んで聞いてみたい」「そもそもこんなアイデアはどう?」などのご連絡も歓迎します!

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