時代に合わせて進化を続ける、販促イノベーションカンパニー・SPinno。
オリジナルの販促用品の企画・開発メーカーとして創業。以来20年以上、時代と共に変化に対応し続け、現在は販促業務を効率化する販促クラウド「SPinno」事業、OMO販促施策をご提案する「販促ソリューション」事業を手がけています。
事業をアップデートし続けるSPinnoでは、社内の仕組みも日々変化し続けており、2022年度からは有志による社内改善チーム「SPinno向上委員会」が立ち上がりました。
今回は、SPinno向上委員会が立ち上げた企画の1つ、「SPinno大学」についてご紹介、本企画の立案・実行者である菱沼さんと徳島さんに話を聞きました。
【左:菱沼さん、右:徳島さん】お二人とも20年近くSPinnoで活躍されてる、頼れる先輩です!
社員の知見やスキルを活かせる場をつくりたい
―「SPinno大学」という企画について教えていただけますか?
菱沼:SPinno大学は、社員が業務内外で得た知識・スキルを、講師となって他の社員に教えるという企画です。
当社は多くの社員がリモートワークなので、開催はウェビナー形式にし、お昼休みに開催しています。
毎回録画していて、アーカイブは社内の共有フォルダへたまっていくので、必要な時に見返したり、新しく入った社員もさかのぼって必要な情報を見つけることができます。
過去の開催事例としては、経理財務部のメンバーによるインボイス制度に関する説明から、PCの得意な社員による「使えるPCショートカット紹介」のような個人の仕事ノウハウまで、いろいろです。
講師には、受講者からピアボーナス(※)システムを通して、ポイントで謝礼が支払われる仕組みです。
※ピアボーナス…社員同士で報酬を贈り合う制度
―とてもいい企画ですよね。思いついたきっかけは?
菱沼:社員の本業以外の知見やスキルを発掘し、それらを提供してもらうことで、他の社員と会社全体のプラスにしたい、と考えたのがそもそものきっかけでした。
また、実際にそうした知見・スキルの提供が、他の社員や会社にとってプラスになれば、提供してくれた社員に対価が支払われるような仕組みにもしていきたいと思っていました。
社内改善チームが立ち上がったのは、販促業界のSPinnoがコロナ禍の影響を受けていた頃で、それこそリアル店舗を展開されているお客様では営業できない時期もあったりして、長年勤めた社員でも退職者が出ました。
そういう状態を改善したいと思ったし、本業が社会的な要因の影響を受けてしまうことは今後もあるかもしれないので、そうした外的な影響にも強い会社、強い1人ひとりになるために、社員それぞれがどんなスキルや知見を持っているのか改めて発掘したいと思ったのです。
また、本業以外の知見や特技を活かすことで、ピアボーナスでちょっとした対価が得られることや、「自分の知見や特技が他の社員や会社にとってプラスになっている」と感じられることは、社員にとってもうれしいだろうなと。
【SPinno大学 講義の一例】表紙は、菱沼さんが作成してくれます
相互理解と、社員のさらなる活躍のきっかけに
―他部署の業務の様子やメンバーの人となりがわかるのも、SPinno大学の魅力だと思っています。
徳島:そうですね。当社はSaaS事業と販促ソリューションという異なる領域の事業がありますし、リモートワークなこともあり、互いの仕事ぶりは見えにくいのかも。
そうした課題の解消になればと思って、最近はSPinno大学内で、各部署が自分たちの仕事内容や、メンバーの人となりを改めて紹介する「部署紹介シリーズ」をはじめています。
その他にも、お付き合いのある印刷会社さんの工場見学の様子を流した回も「販促物制作の裏側がよくわかった」と好評でした。
こうした取り組みで相互理解を深め、社内の交流のきっかけとしたり、新たなプロジェクトが生まれるきっかけになってくれたらうれしいです。
【工場見学の様子】
―他にも、SPinno大学を通して実現していきたいことはありますか?
菱沼: 講師となる社員には自己成長の場、受講者の社員にとってはスキルアップの場として定着していってほしいです。
将来的には、SPinno大学の講師で自信をつけて、社外でも発信したり、活躍したりする社員が出てきてくれたらと思っているんです。
お客様やパートナー企業様に対しても、自発的に、お客様の成功につながるような発信ができるようになったり、将来的に事情があって当社を卒業することになったとしても、それらを活かして活躍できるくらいにポテンシャルが花開いてくれたらうれしいですね。
―最後に、SPinnoへ興味を持ってくれている方々に向けて、お二人から見たSPinnoはどんな会社か、教えてください!
徳島:私は今年で入社20年になりますが、SPinno向上委員会やSPinno大学の企画を通して、改めて「いい人が多い会社だな」と感じています。
誰かが立ち上げた施策についてすごく協力的だし、工場見学動画の後にお取引先さんと当社で交流会が開催されたりして、そういう会に出てくれる子がいるのはうれしいです。
菱沼:自分が昔からSPinnoの良いところだなと感じているのは、SPinno向上委員会のような企画もそうだけど、「やりたいことはやらせてくれる」ところ。
元からのそうした社風に加えて、今はSPinno向上委員会という組織横断の組織が立ち上がったので「近道ができた」という感じ。新規事業も含め、やりたいことがある人には楽しめる環境です。
―お二人とも、ありがとうございました!
みんなにチャレンジの機会ができるよう、SPinno向上委員会のメンバーは毎年改選。
2022年度には、入社1年目でメンバーになった社員もいたので、これから入社される方にも充分、組織改善に関われるチャンスがあります!
「自分に合う会社は、自らつくる」、そんな働き方に興味がある方、ぜひ一度お話してみませんか。