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開発業務はチームワーク。だからこそ誰もが意見を出しやすい環境が大切/開発グループ エンジニアインタビュー

ビズメイツでは、オンラインビジネス英会話「Bizmates」などのサービスを通して、ビジネスパーソンのグローバルな活躍を支援し、企業のグローバル化を推進しています。

今回は、こうしたサービスの運用・開発に携わっている香港出身のエンジニア、高さんにインタビュー。

自身も「いつか日本で働いてみたい」と願い、言葉の壁を乗り越えてきた高さんに、ビズメイツに入社する前の思いや現在担当している業務、そして実際に働いてみて感じた組織文化の特徴について聞きました。

■プロフィール

IT本部 ランゲージソリューション 開発グループ エンジニア:高 俊平(KO CHUN PING)

小学生のときにTVゲームに夢中になり、コンピューターに関心を持つ。香港の専門学校と大学でプログラミングを学び、卒業後はエンジニアとして大学に勤務。スマホアプリやWebサイトの開発に携わった。2022年10月に来日し、日本語学校在籍中に就職活動を実施。2024年5月にビズメイツに入社し、現在は「Bizmates」「Zipan」の保守・運用および開発を担当している。

香港で約6年間エンジニアを経験した後、日本へ

――まずは高さんの、これまでの経歴について教えてください。

子どもの頃からゲームが大好きで、コンピューターに興味があったので、将来はエンジニアになりたいと思っていました。

そこで、香港の専門学校でプログラミングの基礎を学んだ後、専門性を高めるために大学に進学して、コンピューター科学を専攻。卒業後は、エンジニアとして就職し、約6年間勤務していました。

当時担当していたのは、教育支援を目的とした学生向けのスマホアプリの開発です。要件定義から設計・コーディングまでの一連の業務を担当し、ユーザーインターフェースの改善にも取り組みました。

また、Webサイトの開発にも関わる機会があり、フロントエンドの実装も経験しています。

――香港でエンジニアとしてのキャリアをスタートされたのですね。どのような経緯で、来日されたのでしょうか?

もともと日本のテレビ番組やアニメが好きだったので、以前から「日本で働いてみたい」と思っていたんです。

夢を叶えるために、学生時代から日本語の勉強をしていたのですが、就職してからは学習にブランクがありました。そのため「まずは日本語をきちんと学び直すためにも、日本で暮らし、日本語学校に通いながら就職先を探そう」と決意。2021年12月に前職を退職しました。

すぐに来日したかったのですが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、ビザがなかなか取得できず……あのときは苦労しました。

日本語を自習しながら待機を続け、許可が下りてようやく来日できたのは2022年10月です。来日後、日本語学校に通いながら、就職活動も開始しました。

「上司や先輩に遠慮せず、自分の意見を伝えられる」職場を探して

――ビズメイツに入社を決めた理由を教えてください。

以前から「日本でエンジニアとして働きたい」と思ってはいたものの、実は仕事環境には不安がありました。

日本のドラマも好きでよく見ていたのですが、その職場描写の影響で「上司や先輩が怖い」「新しく入った人は意見が言いづらい」など、上下関係が厳しい会社も多そうだな……と感じていたんです(笑)

そこで、働く会社を決めるにあたっては「職場の雰囲気の良さ」「自分の意見を伝えやすい環境」を重視しようと心に決めていました。

そんなときに出会ったのが、ビズメイツです。Webサイトに掲載されている社員インタビューを読むと、みんながのびのびと楽しく働いている様子が伝わってきて、興味が湧きました。

決定的だったのが、採用面接での対話です。相づちを打ちながら、私の言葉の一つひとつに耳を傾けてくれた面接官の方の優しさが強く心に残っています。

ここなら働きやすそうだと感じて不安が解消され、その場できちんと自分の考えを伝えることができました。また、業務についても丁寧に説明してくださったので、事業への理解も深まりました。

――まさに希望していた通りの職場の雰囲気を感じられたのですね。業務内容については、どのように感じていましたか?

もちろん「ビズメイツでどんな仕事ができるのか」「その仕事は本当に自分がやりたいことなのか」も、しっかり検討しました。

ビズメイツは、オンラインビジネス英会話「Bizmates」やオンラインビジネス日本語会話「Zipan」といった「教育」領域のサービスを提供する会社です。私は前職でも教育系スマホアプリの開発を担当していましたから、これまでの経験を活かせる点に魅力を感じました。

「ユーザーにより良い学習環境を提供する」ビズメイツのエンジニア職ならば「会社を通じて社会に貢献できる」と思えたことも、私の入社理由です。

――ビズメイツの開発グループでは、どんな業務を担当されていますか?

主に担当しているのは「Bizmates」の保守・運用や機能開発です。そのほか「Zipan」の保守にも携わっています。

ビズメイツが提供するサービスは、前職で開発していたサービスと比較すると何倍もの規模になるので、初めて経験することも多いですね。担当領域もずいぶん広がりました。

入社前はフロントエンドの経験しかありませんでしたが、今はバックエンドを含めた「システム全体」に携わっているので、日常的に扱うプログラミング言語も大幅に増えています。

前職ではスマホアプリ開発がメインだったので、使用言語はJava、Kotlin、Objective-C、Swift、React Nativeなどが中心でした。

一方、現在はバックエンドで使用するVue.js、Python、PHPなどについても知識を深めていく必要があります。新たな知識をインプットしながら開発に取り組むことを楽しんでいます。

実践の中での試行錯誤が自分を成長させる

――これまでに経験がなかったバックエンド領域の開発にも携わり、キャッチアップが大変だと思うのですが、毎日楽しみながら仕事をされているようですね!

はい。以前から「経験がないことにも積極的に挑戦したい」と思っていたので、ビズメイツに入社し、業務領域を拡大できたのが嬉しいです。

また、保守・運用においても、日々の業務で「問題を解決する過程」を楽しめています。たとえば、Webサイト上で何らかの問題が発生した際、なぜ発生したのかを調査し、どうしたら解決できるのかを考えていく。その道筋を探していくところに、エンジニアとしてのやりがいを感じるんです。

そして、入社前の期待どおりに「風通しの良い職場環境」なのも、仕事を楽しめている理由ですね。ポジションや社歴に関係なく、みんなが意見を言いやすい今のチームなら、どんな問題が起こっても乗り越えられると思います。

開発の仕事はチームワークが大事。自分だけで解決することが困難でも、上司や同僚に相談してチームで解決にあたれば、必ず道が開ける。そんな思いを持って業務に取り組んでいます

――ビズメイツに入社して4カ月が経ちました。ご自身のどんなところに成長を感じていますか?

開発チームメンバーと日本語や英語でコミュニケーションを重ねるうちに、会話力に自信がついてきました。

以前の私には「言い間違えたら恥ずかしい」という思いがあり、日本語では積極的に発言できないこともありました。

しかし、仕事で必要に迫られると「間違ったらどうしよう」よりも「なんとかして伝えよう」という気持ちになり、一生懸命に話します。その繰り返しの中で、自然に言葉が出てくるようになりました。

来日して、ビズメイツで働く中で「自分で試行錯誤しなければ身につかないという点では、語学も開発技術と同じなんだ」と改めて感じています。

――言葉の壁を乗り越えた今、ますます挑戦の場が増えていきそうですね。これからどんなことに取り組みたいですか?

今後の目標は「ユーザーのニーズに合わせた革新的な機能を提案し、実現すること」です。将来的には新サービスの開発にも携わってみたいですね。

また、勉強会を開催して、後輩に自分の技術を伝えていくことにも取り組みたいです。自分の成長だけでなく、チームとしての成長も考えながら、会社を通じて社会に貢献していきたいと思います。

取材協力:CASTER BIZ recruiting


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