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こんにちは。ユートニック広報担当です。
当社は、STAY ARTISTIC!(表現者にパワーを)というスローガンのもと、表現者の可能性を広げるエンターテインメント&テクノロジー企業。当社のメインプロダクトである、ファンダムプラットフォーム『UDom』の急成長に伴い、全ポジションで増員募集中です!求職者の方にユートニックのことを知っていただくため、今回は技術部門の責任者、執行役員・VPoEのインタビューを通じて、UDomの軌跡と未来戦略を紐解いていきます。
【UDomとは】アーティストとファンを繋ぐすべてを備えたファンダムプラットフォーム。従来はバラバラだったファンクラブ、EC、チケット販売など、顧客データを一元化し、コアファン分析・ファンマーケティングに応用することで、アーティストのビジネスと成長を全方位からサポートできるサービスです。2024年には、ユーザー数20万を突破しています。
目次
- 1|上場企業のエンジニアマネージャーが、正社員0名のユートニックにジョインした理由
- 2|コンパウンド戦略で機能拡充を進めたアーリー期
- 3|データで紡ぐUDomの未来
【Profile】執行役員・VPoE 衛藤 剛史(40) / 2014~2020年は、不動産系の上場企業にてアプリ・API開発に従事。エンジニアマネージャーとしての役割を果たしながら、2017年には著書「Google Cloud AutoML Vision入門 画像認識・機械学習・AIを使ったウェブサイトやアプリをつくる(秀和システム)」も出版。2020年よりユートニックに副業としてジョインし、のちに正社員第一号として入社する。
1|上場企業のエンジニアマネージャーが、正社員0名のユートニックにジョインした理由
―衛藤さんは前職で1000名を超える大企業で働いていたそうですが、どのような経緯でユートニックにジョインされたのでしょうか?
衛藤:私が転職をした2020年はコロナ禍が始まった年で、アーティストたちが活動を大きく制限されているのを目の当たりにしました。音楽を聴くのもバンド活動をするのも私の大切な趣味だったので、当時は胸が痛みましたね。「アーティストの支援がしたい」という気持ちが芽生えたのもちょうどその頃です。
ユートニックとの出会いは偶然で、代表常田のXでエンジニア募集を見かけたことがきっかけでした。技術スタックも一致していましたし、何より音楽・エンタメ業界に貢献できる仕事はまさに自分が探し求めていたもの。当時転職活動はしていなかったのですが、その場の勢いで応募していました。その後は代表と面談をして、副業でジョインし、2020年8月に正社員のオファーをいただき、入社した経緯となります。
―ユートニックの掲げる理念には入社前から強い共感があったのですね。スタートアップで働きはじめた第一印象はいかがでしたか?
衛藤:仕事の範囲が格段に広く、開発のスピード感も信じられないほど早いことが印象的でしたね。前職は大きいサービス故に、携わる領域もほんの一部だったので。ユートニックでは、1~2週間単位で市場に出してPDCAを回すスピード感のあるスクラム開発をしています。
また、スタートアップながら、最適な技術選定がされていることには感心の一言でした。UDomは、Webアプリ、iOSアプリ、Androidアプリを展開しているのですが、全領域においてサーバーレス&Typescriptで統一されており、エンジニアの参入しやすさ、メンテナンス性を考慮されているのがすぐにわかります。
代表2人と話していても、サービスの核とビジョンが当時からしっかりとあり、「今後はどんな戦略で、どんな機能を拡張していくのか」が明確で、事業の将来性には期待が膨らむばかりでした。
2|コンパウンド戦略で機能拡充を進めたアーリー期
―では衛藤さんが入社した当初のUDomと、携わった開発を教えてください。
衛藤:当社はコンパウンド戦略をとっているため、複数のプロダクトでサービスが構成されています。当時はUDomができて間もなく、まずは機能の拡充が課題となっていました。
携わった仕事としては、副業時代にミッション機能のバックエンドAPIの開発、入社直後に引き継いだのがガチャ機能。2年目~現在に至るまでは、新機能であるライブ配信、電子チケット、NFTの実装をメインで担当しています。この頃はアーリーフェーズならではの「プロダクトが市場に受け入れられるか?」「ユーザー数は増えるだろうか」という不安とドキドキを抱えながら開発していましたね。
―この数年でかなり機能拡充されていますね!市場での認知度・ユーザー数が伸びるきっかけなどはありましたか?
衛藤:1度目の転機は2020年12月、人気アーティストの公式アプリで実装したガチャ機能のリリースです。アプリはローンチ前の事前登録で1万人突破、ローンチ初日にはAppStore無料・ミュージックカテゴリーで1位を獲得し、認知度拡大・ユーザー数の増加に大きく寄与したプロジェクトとなりました。
2022年には、1つのアプリに複数アーティストを所属させるOrganization機能を開発し、デジリアトレカが本格的に始動して。そこから2023~2024年にかけてはストア売上やガチャ・トレカで、月間最高売上記録を続々と更新していきました。2024年は、1万人収容レベルのライブ先行販売における電子チケット機能のローンチも無事に完遂したのが記憶に新しいですね。「サービスが市場に受け入れられてきた」と実感し始めてきています。
3|データで紡ぐUDomの未来
―UDomにおける今後の課題を教えてください。
衛藤:1つは品質面の向上ですね。私が入社以降、UnitTestはほぼ必須とし、テストカバレッジはかなり上がってきました。一方でサービスの多機能・複雑化が進み、サービスを利用するアーティストの規模も大きくなっています。故に、これまで以上に保守性・品質管理の重要性が上がっている現状です。他にも、インフラ・バックエンド起因のパフォーマンス課題、コストの最適化、UI・UXなどユーザー体験価値の向上…取り組むべき課題は数えきれません。
―UDomはどのような将来像を描いているのでしょうか。
衛藤:これまでの4年間でアーティスト支援に必要な機能は十分に揃いました。今後は各機能の「横の繋がり」を強化する必要性が高まっています。理由は、UDomが提供する最大の価値が「一元データの取得・分析によるコアファンの育成」だからです。
具体的に言うと、"アーティスト活動に便利な機能が揃うプラットフォーム"で留まらず、ファンが今以上にアプリ内を回遊することで行動データを蓄積する。そのデータ分析をもとに、コアファン育成におけるソリューションを提案する。そうしてアーティストを支援することがUDomの理想形となります。(直近では、私主体でアナリティクスと売上の見える化≒ダッシュボードの改善にも着手しました。)
―会社としての将来像を教えてください。
衛藤:2025年に入ってからすでに10名ほどの採用が決定し、品質管理やUI/UX領域の経験者も続々とジョインしています。新しいメンバーが増えたことで、2025年2月、市ヶ谷の新オフィスに移転も行ないました。チームも活気づき、『拡大期』の空気をひしひしと感じます。今後は、IPOを視野に入れ、サービス品質・体験価値の向上だけでなく社内体制も一新していくつもりです。各業務の自動化や仕組化もこれから注力したいと考えています。
―最後に求職者の方がユートニックに入社する魅力を一言お願いします。
衛藤:当社にはBe professional(圧倒的な当事者意識)という価値観があり、職務領域を超えて個人の意見を発信するマインドと受け入れる風土があります。サービスをグロースさせ、上場を目指して組織を成熟させる。この一連の流れを当事者として体験することは、ビジネスパーソンとして希少価値の高い経験になることは間違いないです。ぜひ一緒にこのスタートアップフェーズを楽しみましょう。
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これからユートニックはサービス内でシナジーを生み出し、データで新たなソリューションと未来を創出していく挑戦をしていきます。より高度なシステム設計とデータ活用が求められるため、「新しい技術に挑戦しながら、プロダクトの成長に関わりたい方」は大歓迎です。組織化に興味がある方も楽しめる環境だと思います。
「話を聞いてみたい」「エンジニア現場のリアルを知りたい」という方向けに、カジュアル面談も実施中ですので、興味をお持ちの方はぜひご連絡ください!
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株式会社ユートニック https://about.utoniq.com/
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