【イベントレポート】「モノの価値は追跡できる」DPP×NFTが生む新たな体験設計|SusHi Tech Tokyo 2026出展レポート
こんにちは!Digital Platformer株式会社(以下「DP社」)採用担当です。
今回は、2026年4月に開催された「SusHi Tech Tokyo 2026」に、DP社がブース出展しました。本レポートでは、当日の様子と、展示内容の一部をご紹介します。
■SusHi Tech Tokyo 2026 とは
SusHi Tech Tokyoは、サステナブルな都市の実現をテーマに、国内外のスタートアップや企業、行政関係者が集まる国際的なカンファレンスです。
最先端のテクノロジーや社会課題解決に向けた取り組みが一堂に会し、ビジネス創出や共創の機会が生まれる場となっています。
イベント概要
名称:SusHi Tech Tokyo 2026
日程:4月27日(月)~4月29日(水)
会場名:東京ビッグサイト
主催:SusHi Tech Tokyo2026実行委員会
出典ブースの様子
今回DP社は、デジタルプロダクトパスポート(DPP)とNFTを組み合わせた新しい価値流通の仕組みをテーマに展示を行いました。
ブースでは、実際にNFCタグが埋め込まれたユニフォームを用いたデモを実施。スマートフォンをかざすことで、「誰が・いつ着用したか」といった履歴情報を確認できる仕組みを体験いただきました。
これらの情報はブロックチェーン上に記録されており、改ざんが困難な形で製品の来歴(トレーサビリティ)を証明することができます。
来場者の方々からは、「実物とデジタルがここまで紐づくのか」「二次流通の信頼性が高まる」といった声をいただき、特に製造業やコンテンツビジネスに関わる方々から高い関心をいただきました。
展示内容:DPP×NFTによる新たな価値設計
今回展示したソリューションは、イタリアのスタートアップ企業とのパートナーシップのもと、日本での展開を見据えて取り組んでいるものです。
デジタルプロダクトパスポート(DPP)は、製品がどのような工程を経てきたか、誰の手に渡ってきたかといった情報をデジタル上に記録する仕組みであり、
例えば今回の展示では、
・試合で実際に着用されたユニフォームの履歴
・選手や試合情報と紐づいた唯一性の証明
・所有者の移転履歴
などが一元的に管理されており、製品の価値を“履歴ごと”可視化することができます。
さらに、この仕組みをデジタルトレーディングカード(NFT)と組み合わせることで、新しい体験設計が可能になります。
デジタルトレカによるファン体験の拡張
ブースでは、デジタルトレーディングカードのデモも展示しました。
カードを開封してコレクションしていく中で、レアカードが出現すると、実際に試合で使用されたユニフォームなどの実物が当たる仕組みとなっています。
また、
・カードの保有状況に応じた特典付与
・イベント参加による価値変動
・NFTとしての二次流通
など、従来のグッズ販売やチケット販売とは異なる形で、ファンの行動と価値が連動する設計となっています。
これにより、ファンごとに異なる「応援の形」を実現できるだけでなく、事業者側にとっても、購買履歴や行動データの取得・分析が可能です。
今後の展開と可能性
運営担当者の渕さんに今後の展望についても聞いてみました。
ーー今回はスポーツという文脈での出展でしたが、今後はどのように展開されていく予定ですか?
渕:今回の取り組みは、スポーツやエンタメ領域だけに限らず、いろんな分野に広げていけるんじゃないかと思っています。
例えば、日本酒や伝統工芸のように、「誰が作ったのか」「どんな工程を経てきたのか」といった背景そのものが価値になる領域とは、すごく相性がいいなと感じています。 そういった情報を紐づけていくことで、単なる“モノ”ではなく、“ストーリーごと価値になる”状態が作れるのかなと。
中でも、海外では“誰が作ったか”を重視して購入するケースも多くて、包丁のようなプロダクトは特にフィットする領域だと思っています。
また、海外ではデジタルプロダクトパスポートの導入が進んでいて、今後は対応が求められる場面も増えていきそうです。特にEUではトレーサビリティが重視されていて、必要な情報を持っていないと流通できない、といった動きも出てきています。
そういう意味では、単なる付加価値というよりも、今後の前提になっていく可能性もある領域かなと感じています。
まだ日本ではそこまで普及していない分野ではありますが、だからこそ、どういう形で活用されていくのかを一緒に模索していけるフェーズだと思っていますし、 実際にいくつか興味を持っていただいている団体もあるので、まずは一つずつ形にしていけたらと考えています。
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まとめ
今回の出展では、DPPとNFTを組み合わせることで、製品の価値を「モノ」から「履歴・体験」へと拡張する新たなアプローチをご紹介しました。
3日間を通じて、多くの来場者の方々とディスカッションをさせていただき、今後の事業展開につながる示唆を得る機会となりました。
DP社は今後も、デジタル技術を活用した新しい価値創出に取り組み、国内外のパートナーとともに展開を進めてまいります。
今後の取り組みにもぜひご注目ください。
企画構成:株式会社スリーシェイク