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デザイン・インテリア業界の課題を解決し「デザインする人と素材とを結びつけるテクノロジーインフラをつくる」。DesignFuture Japan代表中沢の想い

こんにちは。DesignFuture Japan株式会社で人事を担当しているTommyです。私たちは、建材マテリアルとデザイナーとをつなぐサービス「Material Bank Japan」を展開するベンチャー企業です。現在、サービス立ち上げの真っ只中ではありますが、Material Bank Japan / DesignFuture Japanに興味を持ってくださった方に、より当社について知って頂くために、代表の中沢に、事業への想いやビジョンについてインタビューしました。ぜひお読みいただけましたら幸いです!

代表プロフィール

中沢 剛(Go Nakazawa)
東京大学文学部卒業後、エンジニアとしてキャリアをスタート。その後ビジネス開発に転じ、2000年代NTTデータにて黎明期のアパレルEC事業立上や組織開発のコンサルティング等に従事後、ソフトバンク社長室にて孫正義氏のもとグループの戦略立案や各種特命案件に従事。2018年よりベンチャー企業の経営を経て複数企業の経営支援に携わる。2022年、DesignFuture Japan 株式会社 CEO就任。Material Bank Japan事業の立ち上げに従事。 著書「アイデアのスイッチ!(単著)」「NTTデータ流ソーシャルテクノロジー(共著)」

ーDesignFuture Japanの事業、Material Bankについて教えてください。

Material Bankは、建築・デザイン業界のデザインプロフェッショナルとメーカー(建材・塗料・家具・装飾品などのメーカー)をつなぐ、米国発のサービスです。

デザイナーは日々様々な建材サンプルを探して注文してメーカーから取り寄せていますが、これはとても煩雑な作業であり、膨大な時間を費やしているのが現状です。ます。例えば、この様な課題があります。

  • 様々な種類のマテリアルを探す必要がある
  • 様々なメーカーに注文する必要がある
  • サンプルがバラバラに届くため管理が難しく、必要なものを揃えて作業始めるまでに時間がかかる
  • たまったサンプルを産業廃棄物として処分する必要がある。

これらの課題を解決するために、2018年にアメリカで誕生したサービスが「Material Bank」です。
デザイナーが取り組む案件に必要な様々な種類のマテリアルを1つのサイトでかんたんに探すことができ、それらすべてが1つの箱にきれいに収まった状態で受け取ることができます。深夜24時までの注文を当日に受け付けますので地域によっては翌日午前中に受け取ることができます。

Material Bank初の海外展開であるMaterial Bank Japanでは、アメリカと同様のサービスレベルの実現を目指し、デザインプロセスのトランスフォーメーションを実現すると同時に、物流量の大幅な削減により、建築・デザイン業界のサステナビリティへ貢献していきます。

マテリアル大好きなメンバーがサービス立上げに邁進しています。

―代表になられた経緯を聞かせてください。

「Material Bank」の存在を最初に知ったとき、自分のライフビジョンと合致するサービスだと感じました。また、日本でこれを立ち上げることで喜ぶ人たちの顔が頭に浮かびました。これが日本で広まることによってその先はこうなるだろうなという楽しい世界のイメージがビビッドに湧いてきて、Material Bank Japan立ち上げの検討にぜひ参画したいと思った、というのが始まりです。

自分は、ライフビジョンとして、人のクリエイティブな能力を拡張してくれるようなサービスづくりをしたいと常々考えています。人にインスピレーションをくれるサービス、または、人の思考の流れを止めるようなプロセスを解消してくれるサービスが理想です。Material Bankにはその両方の要素があります。

私たちは、ITシステムを作っているのではなく、新しいデザインのあり方を作っていると考えています。マテリアルにまつわる煩雑な作業を可能な限りシンプルにすることで、デザイナーやメーカーが存分に力を発揮できるようにしたい。その結果として、様々なデザインの楽しみをもっと享受できる世界をつくりたい……というのが私たちの思いです。

私はキャリアとしてはITを使った事業開発に長く従事してきましたが、デジタルだけですべてを解決できるという粗い考えだと必ずしも良いサービスにならないというのが持論です。Material Bankサービスにおいては触れる/見れる「マテリアル」の部分とデジタルの部分をうまくつなげたいと考えています。

真摯に愚直に課題解決に取り組むと同時に、未来のデザインのあり方を創造していく感覚、この感覚がまさに事業開発の醍醐味だと思い、日々ビジョンに向かって走っています。

Material Bank Japan チーム。

―建築、インテリアは身近な存在だったのでしょうか。

はっきり覚えている子供の頃の最初の夢は建築家でした。
「衣食住」の言葉にもあるとおり、空間を作る仕事は昔も今も人の生活の根幹だと思います。

後に兄弟が先に建築師になったこともあり自分は違う道を探そうと思いました。その後、キャリアとしてはITをつかって未来の仕組みをつくるということに長く取り組んできましたが、こころのどこかで常に本命はこの業界にあるという思いがありました。時をへて夢が合わさり、今この会社で建築デザインとITとが合わさる領域の事業をできることにとてもワクワクしています。

私の自己紹介をnoteにまとめていますので、よかったら覗いてみてください。


―今後、5年、10年と、どのようなビジョンを描いているのでしょうか?

私たちは、Material Bank Japanというサービスを立ち上げて進化させていこうとしているチームですが、なぜそのような努力をしているかというと、その先の姿として「彩り豊かに様々なデザインの選択肢があり違いを楽しめるような社会をつくりたい」という思いがあるからです。私たちはこれを理念と呼んでいます。会社名のDesignFuture Japanはこの理念を言語化したものです。

デザイナーが関わる部分での新規事業、サービスもあると思いますし、建材メーカー様の利便性をさらに高める事業もあるかと思います。ここで全てを書ききれません。ご興味持った方はぜひ一度ご応募いただき、ディスカッションいただけたら嬉しいです。

そしてまた、これらの事業を楽しみながら実現していけるいきいきした組織づくりも大事なテーマです。
事業を立ち上げて、運用していけるようなプロフェッショナル集団を作っていきたいと思っています。

現在も、事業を進めていく上で、一つひとつの学びがあります。大変だったことも学びにして、方法論化して、第二の事業、第三の事業を作り続けられる。そういったチーム作りをしたいと思っています。

メンバーみんなで集まって、未来を語り、ロードマップを確かめ合う時間。

―ビジョン実現に向けて、現在はどのような段階なのでしょうか?

私たちの事業は、まさに今仕組みを構築している最中です。
日々多くの関係者と対話をし、大きな流れから、細部に至るまで綿密に調整をしています。

それゆえ、取り組むことは多いのですが、事業立上げ、新規事業に携わってみたい方には、今が最も面白いタイミングかもしれません。

よく様々なデザイナーやメーカーの方々が弊社のオフィスに来てくれるのですが、サービスに対して「もっとこうした方が良い」「このようなデザインが良い」とご意見をいただけることも多く、とてもありがたいです。リアルな声が、私たちチームの大きな励みになっています。


私が考える当社の魅力はこういったものです。

  • サービスとしての魅力:きちんとユーザー(デザイナー&メーカー)の課題を解決するサービスづくりに参画できる
  • ビジネスとしての魅力:近年まれに見る業界のデファクトスタンダードとなり得るプラットフォームビジネスの立上に参画できる
  • ポジションの魅力:それぞれの特技を活かして事業をゼロから立ち上げる熱さと密度の高い事業開発プロセスを経験し実績とすることができる
  • チームの魅力:仕事を本気で楽しむマインドでかつ人のよい性格のメンバーが集まっている

―チームづくりに対する想いを教えてください。

チームづくりも私の楽しみであり、大切な喜びです。「何のために働くのか」という問いはとても大事だと思います。

今、在籍しているメンバーのバックグラウンドも様々。数万人規模の大企業から参加してくれたメンバーや、ベトナム国籍のメンバー、普段九州からリモートで働いているメンバー、デザインアワードで受賞しているデザイナーも数名います。それぞれが、ビジョンや理念に共感して参画しています。

1つの会社のビジョンに向けて One Team, One Visionで一丸となってはたらく楽しさがここにあります。そういった意味でのベンチャースピリットはとても大事だと思っています。

しかし、同時に、社員個々人にとってこの会社ではたらく時間がどういう意味を持つのかという部分の言語化や腹落ちも大事にしています。と
個人のライフビジョンを言語化した上で、この会社でがんばっている時間が自分にとってどんな意味を持つのか、そこまで言語化できると楽しく全力で働けると思います。

ただ、そんなにスラスラと言語化できている人はほとんどいないと思うので、私は、関わっているメンバーが、ライフビジョンを言語化するお手伝いをしています。
一度言語化したとしても、経験とともにどんどん変わっていっていいと思います。その都度、一緒に話しながらリフレーミングしていくことで、メンバー自身の成長にも繋がると思っています。

会社のビジョンを共有するとともにメンバー個々人のライフビジョンを互いに話し合い、気持ちよく全力で働けるようなチームを目指します。

四半期の振り返り合宿のあとにモルック大会で盛り上がるメンバー。


私たちが大切にしている5つのバリュー。バリューを体現しているメンバーを表彰するバリュー賞が5名に贈呈されました。


最後に DesignFuture Japan株式会社では、一緒に働く仲間を募集しています。

例えば、こんな方は私たちのチームに向いていると思います。
ピンときた方は、ぜひ一度お話できましたら嬉しいです。

  • 事業の立上や立付にワクワクする
  • 新しい価値を周りに伝えていくことにモチベーションを感じる
  • 時には前線、時には縁の下の力持ちとして状況に応じて柔軟に動ける
  • チームで協力して進めることが好き
  • PDCAを回しながらスピード感を持って前向きに取り組める

一生に何度も訪れないかもしれないチャンス。一緒に挑戦しませんか?


2022年7月に豊洲で開催したBBQ party。Material Bank Japanメンバーと、応援してくれているデザイナーの皆さまなど数十名が集まりました。関わり方は違えど、みんなが仲間です。

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