|NAME|岩田 幸樹
|部署|商品開発事業部 フランス現地法人 WA Sud役員 醸造責任者
<STORY>
小松屋は、私にとって「生き方の学校」。社会で、一人で生きていくための考え方や知恵、判断力などを、仕事を通して身につけています。何のために働いているのか、人生をどう生きるのか。日々の仕事の中で自分なりに答えを出していくことができる場です。
入社当時、小松屋はまだ地域の小さな酒屋でした。今では大阪府中の多くの飲食店さんにお酒を届けるまでに成長しました。また、一般のお客様にも自然派ワインを体感・楽しんで頂きたいと大阪市内に直営の飲食店を経営。身近な場所から「ほんまもん」の商品を発信することが出来るようになり、フランスでのワイン生産やブドウ畑の購入など、「大阪河内から世界へ」と掲げている会社の夢がリアルに実現しはじめています。今後も、私たちがフランスで造っているワインが世界各国で飲めるようになったり、ニューヨークやハワイで新しい飲食店をはじめたりと、私たちが抱く夢は単なる絵空事ではなく十分に実現可能だと確信しています。
私はいま、フランスでワイン造りをさせてもらっています。小松屋に入らなければワインを好きになることもなく、ましてやフランスに住むなどあり得なかったはず。今でもたまに「夢なんじゃないか?」と思うことがあります。小松屋は自分の人生そのものを大きく変えてくれました。自分自身がこれからまたどうなっていくのかを想像するだけでワクワクします。気分的に落ち込んだ時期もありましたが、それでもなんとか乗り越えられてきたのは、会社を代表してフランスに来ているのだという良い意味でのプレッシャー。そして、会社のみんなのおかげで、いまの自分があるという感謝の気持ち。結果も出さずに帰国するわけにいきませんからね。
近い目標として、まず10回(=10年)おいしいワインを造り続けることをめざし、「やればできる」という実体験の成功例を作り、少しでも社内スタッフの励みになればと思っています。