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【point 0インタビュー】取締役 稲畑 伸一郎 ①|変化を求めて!point 0で出会った新しい価値観

こんにちは!多様な働き方に寄り添ったオフィス空間を提案するべく、業界を超えて集まったpoint 0リーダー達へのインタビュー企画。

第二弾は、ソロワークサテライトオフィス「point 0 satellite」の運営責任者である取締役の稲畑が登場します。COVID-19の感染拡大をきっかけに広がったニューノーマルな働き方に合わせて、安心且つ快適な理想のソロワーク環境の提供を目指し奔走している今に繋がるストーリーを語ってもらいます。


▼取締役 稲畑 伸一郎

1999年 TOA株式会社入社。国内営業を約7年間担当後、企業間コラボレーションの特命担当となり、交通インフラ市場の新規開拓に従事。ソリューション系の営業部長、首都圏エリアの営業部長を担当しながらpoint 0の協創活動にも関与。2021年に新規事業創出を担うネクストビジネス推進室を立ち上げ、室長に就任。2021年6月より現職に就任。趣味はランニングやロードバイク、トレイルランなど体を動かすことや、音楽(実はバンドマンでした)、料理も好きな多趣味人。得意料理はアクアパッツァ。


01| 「point 0協創プロジェクト」参加への想い

もともと私は、音響機器メーカーのTOA株式会社で営業部門を統括する立場にいました。TOAのマーケットシェアは安定しているのですが、世の中は急速に変化しています。会社の10年後、20年後のことを考えながら、変化・進化を強く意識するようになりました。大手企業はどこの企業でも同じような変革のジレンマを抱えているのではないかと思います。

point 0の協創プロジェクトへの参加を決めた理由は、TOAのコアコンピタンスである「音の報せる力」を異業種との協創を通してより価値あるものにしたいという想いからです。育ててもらった会社の為に新たなチャレンジを誰かがやらなきゃと、いつもアンテナを張っていました。本人に自覚はありませんが、point 0の取締役メンバーに言わせると私はけっこう愛社精神があるようです(笑)。そのような時、新聞でダイキン工業株式会社が発表した空間データの協創/共創プラットフォーム『CRESNECT』構想のリリースを見てビビッと閃いたのです。空間をアップグレードする時に音の役割は大きいはず、ということですぐに連絡をとりました。営業の部門長である自分はきっかけを創るのが仕事で、あとは部下や周りに任せようと思っていたのですが、何の因果かどっぷり関わることになりました(笑)。


02| 新しい価値

代表の石原に会って、ONとOFFの境界線を無くしてオフィスワーカーがより働きやすい環境を提供するという考えを聞いた時、最初は全く共感できなかった。古いスタイルで仕事をしてきたからか、仕事とプライベートの境界がなくなるイメージが全くわからなかったのです。ところが自分自身がpoint 0で仕事をすることになり、実際に様々な経験をすることで考えが変わりました。多様な人達が集まるコワーキングスペースで、雑談をしたりビールを飲みながらブレストする中に仕事のヒントが詰まっていること、あるいはランニング後にシャワーを浴びてリフレッシュした後に仕事をすると集中力が高まることなど、仕事と遊びが入り混じる感覚の中にクリエイティブな発想のきっかけが確かにあったのです。伝聞ではなく、体験することではじめて理解できました。




多様な仕事空間においてTOAがpoint 0に参加した目的である「音の報せる力」の価値を高め、その価値を発信することが出来ていたのですが、より活動を推進しpoint 0を有効活用するために社内で上申しpoint 0への追加出資を行いました。現在はpoint 0の取締役としてサテライトオフィス事業の責任者をしながら、TOAの新規事業開発部門を担当しています。実務をしっかりと支えてくれる部下と共に、会社の為に新たなビジネスチャンスの芽を育て、ひと花咲かせたい!と思っています。


次回は、急拡大中のソロワークサテライトオフィス「point 0 satellite」について語ってもらいます。

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