空気中をゆき交う「けむり」のような存在として
和歌山大学を休学して上京し、様々なインターンを経験する東詩歩さんは自らを「けむり」のような存在であると表現し、社内での役割を考察する。
CURBONとのファーストコンタクトは、東さんがInstagram上で昔から憧れていたフォトグラファーであり、CURBON社員でもあるmisuzuさんのストーリー(24時間で消える投稿機能)でインターン生募集の広告を目にしたことであった。思い立ってすぐに履歴書を送付した東は、現在ではインターン生ではなく学生社員の一角として活躍している。
もともと起業に興味を持ちスタートアップコミュニティに身を置いているなかで、次第に「媒介者」としての適性を自覚し始める。趣味でもあるシーシャの「けむり」のように、界隈を超えた人と人のあわいを媒介しネットワークを広げたり接点を作ったりするというしなやかさは、CURBONの事業基盤であるコミュニティ形成や組織作りに大きく寄与している。
複数社での職務経験を経て、どこにも浸からずに客体を意識した外部との連絡口を果たすことが出来る背景として自身の実家が地域のパン屋経営者であることを挙げる。
多様な人々が出入りし会話を交わす様子を観察する中で、自らのちからで自由に泳ぎ続け、個人や企業、いろいろなものにすこしずつ染まりながら媒介するという姿勢を獲得した。
ラベリングに捉われない、自由で柔軟な態度を示すフラットな彼女は、今後もゆるやかなる引力を発揮し、哲学をもった枠にとらわれない組織作りを目指したいと語る。
写真:東詩歩 Instagramアカウント名 @moon__mani (https://www.instagram.com/moon__mani/?hl=ja)
タレントに満ちたCURBONメンバーの紹介を引き続きお楽しみに!