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株式会社リカラーは「自分の人生をもっと好きになるために」そんな思いを持つ女性たちを支援するオンライン完結型の恋愛・結婚コーチングを展開しています。「生まれ変わってもまた『私』でありたいと思える人生を創る」を理念に掲げ、婚活市場において“心の土台作り”という新しい価値を提案しています。
今回は新潟県に住む西條さんにインタビュー。明るい笑顔がトレードマークな西條さんですが、ここまでの道のりは決して順風満帆ではありませんでした。様々な経験を経て、自分らしい人生にたどり着いた彼女の目に映るリカラーの魅力とは?
プロフィール
西條 詩菜(さいじょう しいな)
学生時代からメディア業界を志し、現在はフリーアナウンサーとして新潟県で活躍中。リカラーではCS(カスタマーサクセス)部にて多数の受講生を受け持つ。プライベートでは1児の母として子育てに奮闘。
目次
憧れと現実のギャップを乗り越えて気づいた「自分らしさ」
自分の人生から目をそらし続けたツケは痛かったけど、その経験も財産
自分の人生が誰かの応援になるなんて、想像もしなかった
株式会社リカラーは一緒に働く仲間を探しています!
憧れと現実のギャップを乗り越えて気づいた「自分らしさ」
ーこれまでのキャリアについて教えてください。
現在、フリーアナウンサーとして活動しています。私のキャリアは、思い返せば中学の修学旅行にきっかけがありますね。たまたまラジオパーソナリティの体験をすることになったのですが、とにかく楽しくて「話す仕事っていいな」とふんわりした憧れの気持ちを抱きました。
その憧れのタネはいつの間にか育っていて、大学進学の際に「メディア系ってかっこいい!私も携わりたい!」と進路を選ぶ決め手に。たまたまテレビ局の内勤のアルバイトをしている先輩がいたため紹介してもらい、テレビ局の報道の裏側を知りました。
一つのニュースが出来上がるまでに、まず取材先の方がいて、それを撮影するカメラマンさん、原稿を書く記者さん、映像を編集する方、原稿や編集した映像をチェックするデスクの方など本当に多くの方が関わっているんです。この大勢の人の思いや努力をすべて背負って、アンカーとして伝えるのがアナウンサーさんです。そんな姿を見ているうちに、「私もアナウンサーになりたい!」と強く思うようになっていました。
そしてもうすぐ就活スタートという大学3年の春に東日本大震災が起きました。私の地元は岩手県で、たまたま帰省していたタイミングで被災したんです。実家は海から離れた場所に立っているため、幸い家も家族も無事で自身にも大きなケガはなく、春休みが終わるころには大学のある新潟県に戻りました。
自分の故郷が津波で大きな被害を受け、日常生活もままならない人が大勢いるのに、自分だけ何の不自由もなく暮らせる場所に戻っていいのかと葛藤していました。
テレビでニュースが流れるたびに申し訳ない気持ちでいっぱいになっていた自分と、「大変だったね、津波。テレビで見てたよ」とどこか他人事のように声をかけてくる周囲との温度差が当時は辛かったです。
被災地には大切な人や住む場所をなくして辛い思いを抱えながらも懸命に生きている人が大勢いる。この切実な状況が、被災地以外の場所に住む方には伝わっていないんじゃないか、月日が経てば忘れられてしまうんじゃないかという危機感を覚え、地域に密着した情報を伝えられるアナウンサーになりたい!と思うようになりました。
その思いが通じたのか、新卒では地元岩手県のテレビ局とご縁があり、アナウンサーとして私のキャリアがスタートします。
しかし、現実は自分が想像していたよりも厳しくて…私が入社した局にはアナウンス部がなく、報道部に所属し記者業務の傍ら、空いた時間でナレーションを読んだり、ニュースを読んだり、情報番組のロケに行ったりという日々でした。
憧れていた仕事ができる!と意気込んでいましたが、なんか思っていたのと違う…と日々悶々としていたのを覚えています。今思えば、本当に甘いなーと思うのですが(笑)当時の自分はアナウンサーとしての仕事ばかりに目が向いていて、与えられたほかの仕事を全うする責任感や覚悟が足りていなかったんだと思います。
当然そんな甘い考えを持った人は周りから見放されていきます。アナウンサー業務に記者業務、会社の人間関係などうまくいかないことばかりで、そんな自分から逃げるように転職したんですが、やっぱり逃げの気持ちでやることっていい結果を生みません。転職先でも思ったような仕事ができず、どんどん自分のことが嫌いになっていきました。
1つ良かったのは、自分の特性を認められるようになったこと。他の人が当たり前にできていることができない、どうしてだろうと落ち込んだ日もありましたが、結果的にその経験が今の道に繋がっているんですよね。
予想外に様々な仕事に携わったことで、私は会社員に向いてない!フリーになろう!と決断することができました。
紆余曲折のあったキャリアですが、私生活もなかなかで(笑)でも、この経験があったからこそ受講生の気持ちが痛いほどわかる場面もたくさんあります。
自分の人生から目をそらし続けたツケは痛かったけど、その経験も財産
私のキャリアの前半は「逃げ」がたくさんあったし、当時のパートナーのスペックをまるで自分の資産のように考えて、自身の人生を設計していました。打算的な一面もあったと思います。
自分に自信がなかったから、外の世界に出てチャレンジなんて無理!私は自立できないって勝手に思い込んでいたし、この人と結婚するのはちょっと違うかな?と違和感があっても気づかないふりをして楽な方に流されていたんですね。
案の定、1回目の結婚は上手くいきませんでした。今となっては笑い話ですが、家を建てたばかり、しかも10日後には会社員をやめてフリーになるタイミングで相手の不倫が発覚…この後の人生どうなるの?!とひたすら焦りました。
しかし同時に「ああ、ずっと楽な方に流され続けてきたツケがまわってきたな」という気持ちも芽生えていて。このタイミングでやっと、自分の人生の舵を自分で取る覚悟が決まったんです。
他の誰でもない、決めるのは自分だと気づいてから見える景色が変わりました。そうしたら、お付き合いする人との関わり方も変化が出てきて。
以前の私は、言い争うのが面倒だから言わないでおこうとか、気に入らないことがあれば不機嫌な態度で相手に察してもらおうとするとか、ちゃんと向き合ってくれない相手ならこっちも自分勝手にふるまってもいいだろうとか、とにかく自分本位でした。
この人はどこまで許してくれるんだろうと相手を試してもいつもどこか満たされない思いがあったし、心からの安心を感じられずに過ごしていたんです。若い頃は「こんなわがままな私もかわいいでしょ?」とイタい勘違いをしていましたが、様々な経験を経て、自分はなんて子供じみていてかっこ悪かったんだろうと目が覚めました(笑)
もっと自分が好きな自分でいようと決意した後に出会った夫とは、言いたいことを言い合って関係をどんどん良くしていけるようになったし、相手のことも尊重できるようになって心地よいパートナーシップを築けるようになりました。
自分でも自分の変わりように驚きつつ、家族で穏やかな時間を過ごせることを嬉しく思います。
痛い思いも辛い経験もありましたが、自分の人生を自分での意志で生きられるようになると本当に全てのことが輝き出すと身を持って学ぶことができたので、大切な糧になっているなとこれまでの出来事に感謝しています。
自分の人生が誰かの応援になるなんて、想像もしなかった
ーリカラーにジョインしたきっかけは?
新潟のタレントの先輩からの紹介でした。当時はコロナ禍でアナウンサーの仕事をセーブせざるをえなかったり、結婚・出産と自分の環境が変わり家にいる時間が長かったりと、なんだか手持ち無沙汰で新しいことを始めたいなと考えていたんです。
そうやって時間を持て余している私に、先輩が声をかけてくださって。彼女はリカラーのグループ会社で活動されていて、新しく婚活コーチングの事業が始まるからやってみたら?と勧めてくださったんです。
婚活コーチングってピンとこないけど、恋バナは好きだし話だけ聞いてみようかなと軽い気持ちで面談をしたのですが、当時の代表とあれこれ話しているうちにジョインすることが決まって。
ザ・面接!という雰囲気でもなかったですし、本当にありのままで自分のエピソードをお伝えしたのですが、それが結果的に良かったのかもしれません。
なぜ採用されたかは未だに確認していないのですが(笑)、等身大の経験をお伝えすることが受講生の希望になったり、人生を切り開いていくヒントになると思ってもらえていたら嬉しいですね。
どんなことが起こっても幸せな未来に辿り着けるし、その過程だって自分の財産。そんなエピソードを誰かに伝えることも、広い意味で社会貢献になるのかなと思っています。
ーリカラーでの働き方について、教えてください。
今は家族との時間が最優先。アナウンサーの仕事を含めて、仕事は平日の10:00-17:00だけと決めています。もちろん状況によって調整したり土日に仕事を入れる場合もありますが、自分が大切にしたい時間を優先できること・その働き方を尊重する文化がリカラーの大きな特徴ですね。
リカラーのメンバーは住んでいる場所もバラバラだし、環境もそれぞれです。それでもみんながお互いを思い合っている様子をオンラインのコミュニケーションでもひしひしと感じます。いろんな背景をもつメンバーがいるからこそ、想定外のことが起こっても知恵や経験を出し合って乗り越えていける、しなやかな組織だと思います。
創業当時から考えると関わってくれるメンバーもぐんと増えましたが、自分も、相手も大切に想うリカラーの雰囲気は変わらないですね。メンバーが増えるごとに新しい風が吹いて、それが組織の追い風になり成長している感覚です。
そして、自分の経験がそのまま強みとして活かせるのが楽しく、やりがいを感じるところですね。誰かの人生の大きな気づきになったり、話すことで喜びや勇気を伝えられることもある。こんな楽しいお仕事ってなかなか出会えないよねと、折に触れて嬉しくなります。
最初のハードルが高く感じるかもしれませんが、今の仕事が自分に合っているのかなと悩んでいる方や、新しいことにチャレンジしてみたいけどスキルも何もないし、と立ち止まっている方にこそ「リカラーがあるよ!」と声を大にして伝えたいですね。
唯一無二の、あなたの人生が輝く瞬間をリカラーで味わってみてほしいです。
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