現場の点検業務をデジタル化する「GENBAx点検」が、リリース2周年を迎えました!
私たちが目指しているのは、現場の皆さんが「あって当たり前」と思えるようなサービスを創ること。
今回は2周年を記念して、セールス、プロダクトマネージャー(PdM)、エンジニア、テクニカルサポートの4人が、それぞれの視点でサービスやチームについて語りました。
【お話してもらう方々】
セールス:阿部(建設ソリューション部)
テクニカルサポート(以下テクサポ):渡辺(プロダクトマネジメント部)
プロダクトマネージャー(以下PdM):中村(プロダクトマネジメント部)
エンジニア:田村(プロダクトディベロップメント部)
目次
■この1年、私たちは「現場」とどう対峙したか
■お客様とのコミュニケーションで掴んだ「確信」
■ 思考を止めず、自走し続けるための「仕組み」
■ 解像度のギャップを埋める、泥臭いラリー
■ 共通の思想があるから、迷わず舵を切れる
■ 市場を読み違えないために、動き続ける
■当たり前のインフラを目指して
📣一緒に、現場のあたりまえを創りませんか?
■この1年、私たちは「現場」とどう対峙したか
ー「GENBAx点検」が2周年を迎えます。この1年を振り返って、それぞれの立場で最も印象に残っていることは何ですか?
PdM 中村:
1年前は、まだ「点検を紙ではなくスマホでできる」という段階だったかなと思います。そこから、デジタル化するからこそ提供できる価値に踏み込めたのがこの1年でした。 具体的には「予定管理」や「チャット連携」。誰がいつまでにやるかを決め、未完了なら「やれてないよ」と自動で伝える。
こうした「現場の安全意識を仕組みで高める価値」に共感して導入を決めてくださるお客様が増えたのは、非常にポジティブな変化として印象に残っています。
エンジニア 田村:
作る過程では、色々ありましたね(笑)。
複数の大玉機能を同時に開発していましたが、一方の機能の緊急度が高まり他方の機能スコープを途中で削ぎ落としたり、リリース直前に大幅に仕様変更を行ったり…。
PdM 中村:
ありましたね(笑)。待望の機能の実装がようやく終わり、いよいよリリースしようか!というところで、テスト環境を触ってみた阿部さんから「使い方がよくわからない」と(涙)。
急いで全体のユーザー体験を再整理し、挙動や文言を大きく見直しました。
利便性を追求して作ったユーザー体験が、かえって説明を要する難しい体験になってしまっていた…という個人的に学びの多い経験でした。
― 社内での調整を踏まえて、実際に出してみての反応は……。
セールス阿部:
それが、次なるハードルが…。
できた機能を早速お客様に提案したところ「これだとうちの現場では使えない」と何度も言われてしまって。当初想定していたユースケースと異なる業務背景のお客様が多くいらっしゃったことが要因で、すぐにPdMにフィードバックして、改善を要望しました。
PdM 中村:
リリース後間もない状況でしたが、すぐに改善に着手しましたね。
セールス側から具体的な業務背景や、お客様が今の機能で直面する状況をかなり解像度高く伝えてくれたため、今後もクリティカルな課題になりうると確信でき、すぐに舵を切ることができました。
改善のリリース後、お客様が実際にその機能で点検されている様子を見た時には、とても安堵しました。
■お客様とのコミュニケーションで掴んだ「確信」
ーお客様と直接に接するテクサポやセールスはどうですか?
テクサポ 渡辺:
私はジョインしてちょうど1年なので、最初はとにかくキャッチアップに必死でした。
実際にお客様とコミュニケーションを取るようになってきた時の、ある製品レクチャーの時間が強く印象に残っています。仕様の細部まで「ここが使いにくい」、「これじゃ伝わらない」と40分近く、熱心にフィードバックをくださる方がいらっしゃったんです。
単なる操作説明ではなく、「現場で使われるプロダクト」の難しさと面白さをお客様に直接鍛えていただいたあの経験は、今でも大きな財産になっています
セールス 阿部:
渡辺さん、去年の秋ぐらいから「いい意味での開き直り」というか、変化をすごく感じました。開発に対しても、分からないことは「私、これ分かんないです!」ってしっかりと伝えられるようになりましたよね。
テクサポ 渡辺:
そうですね(笑)。電話やメール、展示会でお客様の顔を見て話せたのが大きいです。
マニュアルを作る立場としての視点と、実際にお客様が困っていることのギャップが埋まってきて!今は「現場が求めているのはこれなんじゃないかな」というイメージを持って話せているので、チームの中でも以前より踏み込んだコミュニケーションが取れるようになった感覚があります。
■ 思考を止めず、自走し続けるための「仕組み」
― GENBAx点検は毎週アップデート。このリズムを維持できる背景には何があるのでしょうか?
エンジニア 田村:
最初は「そんなの無理だろ」っていうところからスタートしたんですけど(笑)。
何曜日に何をやるかというラインを完全に仕組み化しています。仕組みにハメちゃったから、あとはもう、今日が何曜日だからこれをやる、というのを淡々とこなすだけ。
PdM 中村:
毎日誰かしらと密にコミュニケーションを取っていますし、そのサイクルができているのが大きいですよね。
エンジニア 田村:
あとは、あえて「知らなくていいこと」を作っているのも重要です。全部を知ろうとすると追いつかなくなるから、開発の中でも「これを作る人は、隣の人が作っている中身の詳細を知らない」という状態をあえて作っています。
一般的には良くないのかもしれないけど、2週間のサイクルすら「遅い」と感じるようなメンバーが揃っているし、仕組みがあるからこそ、余計なことに頭を使わずに走れているんだと思います。
■ 解像度のギャップを埋める、泥臭いラリー
― 現場の声をプロダクトに反映する際、職種間での難しさをどう乗り越えていますか?
セールス 阿部:
僕らは現場にほぼ毎日行っているので、顧客視点の解像度がやっぱり高くなるんですよね。だから「これだけ伝えれば分かるだろう」と思って投げたことが、実は社内では「点」の情報としてしか伝わっていなかったりします。このギャップは常にありますね。
テクサポ 渡辺:
そうですね。電話やメールで日々お客様と接していると、「このボタンの配置じゃ迷う」といった具体的な違和感をいただいたりするのですが、それを単に「使いにくそうです」と伝えるだけではダメなんですよね。
PdM 中村:
だからこそ私は、要望やフィードバックに対して、顧客の置かれている状況や業務パターンなど背景をクリアにするよう、常に意識しています。最初にお話しした案件の例のように背景がわかると、課題の大きさ・深さが見えてきて、意思決定に繋がるので!
あと、コミュニケーションの量もかなり多いと思います。叩きを作って、フィードバックをもらって、違和感があれば「わからない」と伝えて…と、泥臭く擦り合わせていますね。
セールス 阿部:
現場を一番知っているのはセールスやテクサポですが、僕らが見ているのはあくまで個別の事例なんです。PdMの中村さんはそれを抽象化して全体最適としてプロダクトに落とし込まなきゃいけないので、大変だよなと思いつつも、バンバン顧客の声を上げています。(笑)
エンジニア 田村:
開発側としても、背景が分からない時は「分からない」とちゃんと伝えます。そこがズレたまま作っても誰も喜ばないですし、納得感がないと良いものは作れませんからね。
■ 共通の思想があるから、迷わず舵を切れる
― PdMはどちらからも要望や質問があったり大変そうですね・・・!
PdM 中村:
はい、大変です!(笑) ただ各メンバーが、それぞれの視界から見えていることを、全力でぶつけてくれる、という環境は、心強く感じています。彼らの感覚・考えがとても信頼できるものだからこそ、日々迷わず意思決定を進められていると感じます。
セールス 阿部:
それぞれ職種での見え方は違いますけど、「現場で本当に使われるものにしたい」という根幹の思想は全員一致していますよね。
テクサポ 渡辺:
そうですね、それは私も感じています。だからこそ、お互いの領域をリスペクトしながら前進しているチームだと感じますね。
セールス 阿部:
だから議論が白熱してもそれは前向きな衝突だって、みんな分かっていると思っています。
エンジニア 田村:
そもそも、衝突だと思っていないですね(笑)。
■ 市場を読み違えないために、動き続ける
― チームの結束が強い一方で、常に外の視点もシビアに持たれている印象です。
セールス 阿部:
そこは常に危機感を持っています。僕たちがいくら「いいプロダクトだ」と思っていても、市場を読み違えたら一瞬で必要とされなくなりますから。競合と比較されることもありますし、その際の理由は「機能が足りない」といった単純なことだけじゃなかったりもします。
PdM 中村:
機能を作って、アップデートして終わりではなく、それがどう市場に刺さっているかまで含めて、全員でアジャストし続けているのがSORABITOの強みですね。
セールス 阿部:
お客様はサービスそのものだけでなく、フロントで話す僕らを見て「このチームは本当に現場を分かっているのか」を評価していると思っています。 だからこそ、対峙する顧客ごとに要件も異なるため毎回プレゼンの内容も変えますし、相手の規模や業種に合わせて常にアジャストし続ける。供給が止まったり、裏側の支援が滞ったりした時点で、どこかに歪みが生まれる。
だから、僕らは一人も「止まる」わけにはいかないんです。
エンジニア 田村:
「良いプロダクトだから使える」ではなく「使ってもらってるから良いプロダクト」だと思って日々過ごしています。
■当たり前のインフラを目指して
― 最後に、3年目に向けて目指すプロダクトの姿を教えてください。
エンジニア 田村:
現場が求めているのは、シンプルで、マニュアルを読まなくても開いた瞬間にやるべきことが分かる、そんなサービスだと思っています。どんどん研ぎ澄まされたプロダクトにしていきたいですね。
テクサポ 渡辺:
私も同感です。究極的には、私のところに「使い方が分からない」という電話をしなくてよくなる状態が理想ですよね。
あ!もちろんお電話いただくこと自体は大歓迎なんですけど(笑)。
マニュアルすら必要とされないほど、現場の動きに溶け込むものになっていけるといいですよね。
PdM 中村:
確かに。誰かに「便利ですね」と意識されているうちは、まだ発展途上なのかもしれません。現場に「あって当たり前」のインフラのような存在になった時に、ようやく一つの完成なのかなと思います。
セールス 阿部:
現状のプロダクトも評価していただいていますが、僕らの基準からすれば、まだまだ「伸びしろ」しかないと思っています。
現場の景色に完全に馴染むこと。
それが僕らにとってのベストです。これからも市場を読み違えず、全員で泥臭くアプローチし続けるだけですね!
📣一緒に、現場のあたりまえを創りませんか?
座談会でメンバーが語ったように、私たちのプロダクトにはまだまだ「伸びしろ」があります。 「もっと行けるはずだ」という期待に応えたいからこそ、私たちはこれからも市場の声を聴き、泥臭くアプローチを続けます。
お互いをプロとして信頼しているから、自分の役割を全力で全うしチームに貢献する。 そんな自走感のあるチームの中で、現場の景色を塗り替えていく挑戦を、ぜひ一緒に楽しみませんか?
「まずは話を聞いてみたい」という方も大歓迎です。
カジュアル面談でお会いしましょう!