2023年8月30日(水)に「第18回うちの子あざがあってもにこにこカフェ」を開催しました。
今回は5組(来院2組・オンライン3組)の方にご参加いただきました。
お子様が最近治療をスタートされたママさんから12年治療を続けている患者様ご本人とママまで
それぞれ今不安に思っている事、この機会に看護師や理事長に聞きたい事など時間いっぱいまでたくさん
お話をしてくださいました。
中でも印象に残っているのが、まだ子どもが小さいママの質問に「治療をした本人」として
大きくなった患者様が答えるという場面です。
お子様がまだ小さい赤ちゃんや幼児のママが「今は赤ちゃんだから連れていけるけど、もう少し大きく
なって病院に行くのを嫌がったらどうしよう」「あざのことを周りの人に指摘された時にどう答えるか」
「治療をして良かったのか」まるで未来のご自身のお子様に聞くように質問をされていました。
その質問に対して過去の自分を振り返りながらひとつひとつの質問に丁寧に答えていく患者様。
時折、涙される場面もありましたが、最後は笑顔になられて、開催できて良かったと感じました。
あざのある子どもがいる親の気持ちは、同じようにあざがある子どもを持つ親にしかわからない。
何気ない、悪気ない周りの方の一言がものすごく辛く感じることがある。
だからこの「にこカフェ」に来て悩みを打ち明け、それを皆で共有し、笑顔がまた生まれる。
私たちはそんなコミュニティを提供し続けています。