広告の仕事は、ずっと好きでした。
クライアントと議論を重ね、企画を考え、世の中に広告が出る。多くの人に届き、話題になったときの喜びは、今でも忘れられません。
でも、仕事を続ける中で、一つの違和感を持つようになりました。
「広告だけで、本当にブランドは育つのだろうか。」
もちろん広告には大きな力があります。認知を広げ、人の心を動かすきっかけをつくる。しかし、人がブランドを好きになる理由は、それだけではありません。
商品を使った体験。イベントで感じた空気。お店で過ごした時間。誰かとの会話。そうした一つひとつの体験が積み重なって、「このブランドが好き」という気持ちが生まれていく。そう考えるようになりました。
だから私は、レモンズを創業しました。
私たちが目指しているのは、広告会社ではありません。ブランドの『らしさ』を見つけ、その価値を広告だけでなく、リアルな体験や空間、イベントまで一貫してデザインする会社です。
広告はゴールではなく、ブランド体験をつくるための一つの手段。そう考えています。
まだまだ小さな会社ですが、小さな会社だからこそできる仕事があります。企画から実現まで、クライアントと同じ目線で伴走する。そんな会社を、これからもっと大きく育てていきたいと思っています。