皆さん、こんにちは!採用担当です!
今回は、2022年に入社し、現在はエンジニアとしてだけでなく、チームリーダーやイベント部としても活躍している松井晴也さんをご紹介します。
不動産営業からエンジニアへ。全くの未経験からスタートした松井さんが、どのようにキャリアを切り拓き、どんな思いで日々の仕事に取り組んでいるのか。
その成長の軌跡と、裏側にあるリアルな想いに迫ります!
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松井晴也(まつい せいや)2022年入社。
前職では、不動産営業として日々奔走。自身のキャリアを見つめ直す中で、将来にわたって活かせる専門性を身につけたいと考え、エンジニアの道へ。プログラミング未経験からのスタートながら、研修や現場経験を通じて着実に成長し、現在はチームリーダーとしてエンジニアの育成・サポートにも尽力。さらに、採用支援や社内イベントを企画・運営するイベント部など、多方面で会社を盛り上げるキーパーソンとしても活躍中。趣味は、キャンプ、音楽、サウナ、釣り、ラーメン、YouTube。
会社に依存しない生き方を求めて選んだ、ITの世界!
── 現在の仕事内容について、教えてください。
今は、Webサイトの利用状況を可視化するツールの開発に携わっています。
クライアントのWebサイトに導入されていて、ユーザーのアクセス経路やページごとの行動を分析し、サイト改善のための参考になるようなデータを提供するサービスです。
たとえば、「どのページから訪れて、どのタイミングで離脱しているか」といったことが分かるようになっていて、そうしたデータをもとに、運用チームの意思決定をサポートしています。
すでに運用されているサービスなんですが、今回は「こういう機能を新たに加えたい」というご要望を受けて、新規機能の設計と実装を担当しています。
ちょうど今日、その機能のリリース日なんです。4月から関わっていて、途中で何度か仕様の見直しもありましたが、設計から実装、テスト、リリースまで一通り関われたのは大きな経験になりました。
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── 今日がリリース日なんですね ‥!お忙しい中ありがとうございます。エンジニアになる前は、不動産の営業をされていたんですよね。キャリアチェンジされたきっかけについて教えてください。
もともと不動産の営業をやっていて、そこは新卒で入社した会社でした。
いわゆる飛び込み営業が中心で、体力勝負のかなり泥臭い仕事でした。扱っていた商品も高額で、難易度は高かったんですが、それでも営業自体は楽しくやっていました。
ただ、転職を考えるきっかけが2つあって。1つは、このまま体力や根性だけで勝負する仕事を続けていくのか?と将来に不安を感じたこと。何百件も電話して、飛び込んで、という日々の中で「これを一生やっていくのか‥」と思うと、気が遠くなる瞬間があったんです。
もう1つは、入社の決め手だった社長が交代して、会社の雰囲気がガラッと変わったこと。それまで大事にしていた価値観がズレてきて、会社への帰属意識が薄れてしまいました。
ちょうどその時期が重なったので、「だったら、次はちゃんと手に職をつけられる仕事に挑戦しよう。」と思ったんです。
── そこからIT業界、そしてエンジニアを目指されたわけですね。
はい、スキルを身につけたいというのが一番の理由でした。
ITは今やどんな業界にも必要とされるし、アプリ開発などは1人で完結できる仕事でもあります。しっかりと技術を身につければ、会社に依存せずに生きていける。そんな思いがありました。
── では、数ある会社の中で、なぜPRUMを選んだのでしょうか?
当時は完全な未経験で、プログラミングの「プ」の字も知らない状態でした(笑)。そもそも未経験でエンジニアになれる選択肢ってかなり限られていて、転職活動も「未経験可」で検索して、探すしかない状況でした。
ただ、YouTubeなどで情報を集めるうちに、いろんな業界の闇も知っていて。未経験歓迎と書かれていても、実際にはずっと販売職のままで、エンジニアになれないケースもあるんだなと。
だからこそ、自分の意思と違う会社に入らないように、慎重に見極めていました。
そんな時に、PRUMからWantedly経由でスカウトをもらったんです。当時は、岩本さんが週1でオンライン説明会をやっていたので、試しに参加してみたんです。そこで驚いたのが、他社は3ヶ月研修を終えるとすぐに案件に入る流れなのに、PRUMではまずITサポート系の案件に入って、業務時間外に約1年かけて自己学習をしながら、エンジニアを目指すスタイルだったこと。
最初は、「それ、給与は?」って不安もありましたが、自己学習には現場エンジニアが作ったカリキュラムやメンター制度も整っていて、努力すればちゃんとレベルアップできる環境が用意されていたんです。
誰でも簡単に3ヶ月でエンジニアになれる、みたいな安っぽい謳い文句ではなく、「エンジニアになるのは大変。でも、ちゃんと支援はしますよ」というスタンスに、すごく誠実さを感じました。
「この会社だったら、大変かもしれないけど、本当にエンジニアになれるかもしれない」と思って、面談を受けることに決めました。
“万年アカデミー”からチームリーダーへ。
── そうだったんですね!実際に、お仕事とアカデミーとの両立は、大変だったのではないでしょうか?
そうですね。自分は、いわゆる平均的なアカデミーの卒業タイミングからはかなり外れていて、アカデミー生の期間が長かったんです。周りからは「万年アカデミー」なんて言われたりもして(笑)。
理由はいくつかあるんですが、一番大きかったのは、SESとして入った現場がとても忙しかったことです。業務時間外でアカデミーのカリキュラムを進めようにも、体力的にも精神的にも厳しい時期があって。でも、早く卒業したい気持ちもある。すごく葛藤していました。そんな時に、メンターの方や大雅さん、岩本さんに相談して、現場の状況や業務内容を共有したんです。
すると、「今の現場は、君のスキルではなかなか入れないような内容も含まれていて、すごく勉強になる環境だから、アカデミーを一旦止めてでも現場に集中するほうが、今後のキャリアにプラスになるんじゃないか」という話になって。
それで、半年くらいアカデミーを止めて現場に専念することにしました。
── アカデミーの卒業生は、努力家な印象がありますが、やはり実際に大変なんですね‥!
はい、正直めちゃくちゃ大変です(笑)。業務時間外にやるので、ただでさえ現場で疲れてる中で、さらに学習もしなきゃいけない。一時的なモチベーションだけじゃ、絶対に続かないですね。強い意思と、長期的なモチベーションの両方が必要です。
でも、その分レベルアップできる環境は本当に整っています。メンターもいるし、カリキュラムも実践的で、サポート体制はかなり手厚い。けれど、結局やるのは自分。誰かが怒ったり、無理にやらせることもないので、最後は自分次第です。
── 今のアカデミー生にも刺さる言葉ですね…。
そうですね。エンジニアって、そんな簡単になれる仕事ではないと思います。だからこそ「1年かけてやること」に意味があるというか。もしその1年間のモチベーションが続かないのであれば、ある意味で向いてないかもしれない。
冷たく聞こえるかもしれませんけど、エンジニアになったから、終わりではなくて、その後もずっと学び続けなければならない仕事なので。
「エンジニアとしてのマインド」や「心構え」はアカデミーで鍛えられたと思います。
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── 現在はエンジニアとしても活躍中ですが、アカデミー時代から今に至るまで、成長を実感するエピソードはありますか?
そうですね、さっきも触れたのですが、自分はアカデミーのカリキュラムを途中で何度か止めていた時期があって。卒業が全然見えなくて、モチベーションが下がることもありました。
それでも、「自分はエンジニアになるためにこの会社に入ったんだ」と初心に立ち返って、自分を奮い立たせて最後までやり切りました。
ストレートに卒業できていない経験があったからこそ「今後なにかあっても自分ならやり切れる」という気持ちになれました。
── そのときの挫折経験が、今にもつながっている実感はありますか?
はい、ありますね。今はチームリーダーをやらせてもらっている関係で、メンターではないにしても、アカデミーで行き詰まっている子たちから相談を受けることもあるんですよ。
そんなとき、自分の経験を踏まえて「大丈夫だよ」と強く言ってあげられるんです。ストレートに卒業した人よりも説得力があると思っていて。「自分なんて半年止めて、2年くらいかかったんだから!」って。そういう意味では、経験してきたことが活きてるなと感じます。
まだエンジニアとしては未熟だし、できないことも多い。でも「自分ができること・貢献できること」は全力でやってきたという自覚はあって。
結果として今は、チームリーダーとしてメンバーのマネジメントも任されるようになってきました。そういう意味では、会社への貢献という部分では、ちゃんと役割を果たせてるのかなと感じています。
「まずはやってみる」が、自分を広げるきっかけに。
──松井さんは、様々な肩書きを持っていますよね!イベント部、採用サポート、そしてチームリーダー。まさに、三足のわらじ状態!(笑)
そうなんですよ(笑)。「全部やってみようかな」って気持ちでやってきた結果、気づいたらいろいろ役割が増えていて。でも、どれもやっぱり原動力があって。
一つは、まだエンジニアとして「しっかりお給料に見合う仕事」ができているとは言い切れない部分もあるので、「じゃあ自分ができることは全部やろう」と思っていて。エンジニア以外でも会社に貢献できるなら、それはぜひやりたいなと。
もう一つは、エンジニアの仕事だけだと、どうしても開発チームの人としか関わる機会が少ないんですよね。でも、どうせ働くなら知り合いが多い方が働きやすい。だから、人と関われる機会を増やして、この会社での居心地を自分でよくしたいっていう、シンプルな思いもあります。
── その2つの想いが、今の活動につながっているんですね。イベント部では、どういった活動をされているんですか?
イベント部では、まず年に4回の「本社会」っていう全社イベントの企画・運営をやっています。プログラムの内容を考えたり、会場をおさえたり、当日の進行の段取りを組んだりと、いわゆる“ディレクション業務”全般ですね。
それとは別に、月1回の「交流会」もあります。こちらは自由参加なんですが、「どんな会にしようか?」ってところからメンバーで考えて実施しています。
あとは「PRUMアフタヌーン」っていう、オンラインの社内定例ミーティングの運営も担当しています。月に1回、各プロジェクトや部活動の報告だったり、代表の岩本さんからのお話があったりする場ですね。
── イベント自体の数も多い印象がありますが、これは会社の特徴なんでしょうか?
そうですね。うちの会社って、エンジニアといってもプロジェクトも働き方もバラバラなんです。社内で受託開発の人もいれば、SESで外部の現場に出ている人もいるし、アカデミー生もいる。働く場所や関わる人が違う分、自然と顔を合わせる機会って少ないんですよね。
だからこそ、定期的に全員が集まれるようなイベントや、気軽に参加できる交流の場を作ることはすごく大事。会社としても、「帰属意識を保つ」ためにそういう場づくりは大切にしている印象があります。
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── イベント部やリクルーターの活動を通じて、社内での交流が広がったという実感はありますか?
めちゃくちゃありますね。自分がイベント部や採用チームに所属してみて、それぞれの部署の人たちがどれだけ頑張っているかがわかるようになったし、自然と感謝の気持ちも芽生えました。
それまでは「イベントあるよ」って言われても、「いや、仕事あるしアカデミーの課題もあるし無理…」ってネガティブになっちゃうことも正直あったんですけど、実際に中に入ってみると、1つの企画に対して本当に多くの人が時間を使って、丁寧に準備しているってことがわかって。
だから、単に「イベントをやってる」っていうだけじゃなくて、自分自身の社内理解や、人へのリスペクトにも繋がったなって思います。
── イベント部に入ったことで、会社のことをより深く理解し、自分自身の成長にもつながったということですね。では、ズバリPRUMで活躍されている方の特徴ってなんでしょうか?
開発案件でも社内の行事でも、「これはやりたい」「これはやりたくない」って切り分けずに、「とりあえず一回やってみる」っていうマインドを持ってる人はやっぱり成長してると思います。…って、自分が言うのもあれですけど(笑)。
でも実際、いろんなことに取り組んでいる人の方が、自然とチャンスが巡ってくる会社だなって感じます。
── 松井さんも、昔からそういった考え方だったのでしょうか?
うーん、まぁそうかもしれないですね。とにかく「やれることは全部やる」っていう感じでやってきました。…ただ、努力家っぽく見えるかもしれないですけど、実は全然そんなことなくて(笑)。
── そうなんですか‥!?でも、現在はエンジニアとして、日々勉強されてるわけですよね!
エンジニアは、勉強すればするほど、作れるものの幅が増えて、自分のスキルも目に見えて上がる。その分、任される仕事も増えるし、評価されて給料も上がる。もうめちゃくちゃ分かりやすいんですよ。営業職とかだと、どれだけ頑張っても成果に繋がらないこともあるじゃないですか。相手が人間だから、ちょっとしたタイミングや機嫌でも結果が変わる。
でも、プログラミングって、自分がやった分だけちゃんと返ってくる。「動かないのは自分のせい」っていう、ある意味シビアだけど、めちゃくちゃ素直な世界なんですよね。
やればやるほど得するし、そういう意味では“勉強すること”が一番コスパのいい投資だと思ってます。
共創力を持った、一人前のエンジニアを目指して
── これから目指したいキャリアや、頑張りたいことはありますか?
エンジニアとして、これまでは「とりあえずチームの足を引っ張らない人になりたい」と、わりと控えめな目標を掲げていました。
でも最近は、「いつまで初心者ぶってるんだ」と思うようになってきていて。だからこそ、あえて自分にプレッシャーをかける意味でも、新規プロジェクトの成功に貢献できるような、一人前のエンジニアになりたいと思っています。
それと同時に、「これをやってください」と言われて「はい、分かりました」と受けるだけじゃなくて、「こうした方がもっと良くなると思います」と提案できるエンジニアにもなりたいです。言われたことをこなすだけじゃなくて、「自分の技術を使えば、もっといいものが作れますよ」と言えるようになりたい。せっかく技術があるなら、それを活かさなきゃもったいないですから。
── PRUMが目指すエンジニア像とも重なる部分がありそうですね。
そうですね。PRUMでは「Web共創事業」という言い方をしているんですが、単なるシステム開発ではなくて、お客様の「叶えたい理想」を一緒に作っていきましょう、という考え方です。「ただ作ります」ではなく、「一緒に作っていく」。そういう開発スタイルが、PRUMが目指すWeb開発だと思っています。
── なるほど。他にはどんなことがありますか?
最近、チームリーダーを任せていただくことになりました。せっかくその立場になったので、単に「メンバーを評価する役割」としてのリーダーではなくて、みんなが満足して働ける環境を作るために、自分が一番動ける存在になりたいと思っています。
役割としては、定期的にメンバーと話をして、その人がどういった目標を立てて取り組んでいるかを聞いたり、逆にその目標に向かう上で、業務や会社のサポートとのギャップがないかを確認したりします。
もし、必要があれば、会社とぶつかってでもメンバーのために動きたいし、逆に会社の意図がメンバーに伝わっていないと感じたら、自分がまず理解して、それをしっかり共有する。
形だけのリーダーなら、やる意味がないと思っていて。「なんで自分がリーダーなんだろう?」って思われるようでは、ダメだなと感じています。
一緒に目標を立てて、その目標を達成するためのサポートをする。やれることはやる、というスタンスで向き合っています。最終的には評価も行うので、1on1を通して目標設定から振り返りまでしっかりやっています。
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── 松井さんの今後の活躍がますます楽しみですね!最後の質問ですが、エンジニアを目指している方に、一言メッセージをお願いします!
一言って、難しいんですよね(笑)
「やればできる、やるかやらないか!」で、お願いします!
今回のインタビューはいかがでしたでしょうか!
会社への熱い想いが伝わってきたのではないでしょうか?松井さんの活躍がますます楽しみです。
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