ディパーチャーズ・ジャパン株式会社「おくりびとのお葬式」広報の松瀬です。
私がこの会社の広報担当になって、8か月が経ちましたが・・・まだ8か月だったのか。もう何年もいるような気がするのは、濃い毎日を過ごしているからでしょう。色々な経験をさせてくれる会社に、感謝です。
さて、私がこの会社に入ってから、ひとりのインターン生が社員になりました。
彼に出会った時は、若々しさ溢れる青年でしたが、この数か月の間にすっかり頼れるマーケターへと変身していました。
今日は、おくりびとで社員になろうと思ったきっかけや、おくりびとでマーケティングをする楽しさなど、聞いてみたいと思います。
「インターン」から「社員」へ
ー杉村さんは、2020年12月におくりびとのマーケ部にインターンとして入られました(参考ストーリー:https://www.wantedly.com/companies/company_813122/post_articles/324676)。そしてこの春、社員になりました。
まず、おくりびとでマーケティングを続けていこうと思ったきっかけを教えてください。
はい。
自分は高校中退なので学歴重視の会社に就職することはできないなと思っていて。自分の裁量で動けることが仕事を決める上での大切な条件のひとつだったので、自分で会社を立ち上げるしかないなと考えていました。
実際に会社を立ち上げたのですが、やはりマーケターとしての経験が不足しているなと感じていました。マーケティングをしたいが未経験可の募集はないかなと探していたところ、このおくりびとの募集を見つけて。当時はWEBデザイナーを募集していたのですが、詳しい話を聞くと、力があればマーケティングやライティングもさせてもらえると聞いて、これはいいぞと。まずはインターンからということで、働けるようになりました。
この会社に入って最初に驚いたことは、インターンでありながら自分の裁量で動けることでした。
インターンができるマーケティングは雑用ばかりかなと思っていたので、この会社では積極的に効果が上がる策を出し、その中で採用されたものは自分で進められるところに、とても魅力を感じました。
またマーケターとしての成長も実感できたので、ぜひこの会社でもっとやりたいと思い、入社させて頂きました。
ーすごい!!短期間で自分で案を出して、上司からGOを出してもらったなんて流石ですね。
いやいや、OKがもらえるまで、本当に大変でした笑
「なぜそれが必要なのか」「どうして今なのか」「どれだけの費用対効果があるのか」「それによって会社にどんな利益があるのか」などなど、その場で次々と聞かれるので、最初の頃は、すぐに戻されていましたね。
ただ、それが今となってはとても効いていて、案を出してから実行に至るまで滞りなく行えるようになっています。
また、インターンになりたての頃は、プレーヤーとして提案を出していたのですが、当時の上司から、マネージャーとしての目線で考えることを教えてもらい、この1年ちょっとで考え方にも変化が現れ、さらに成長できたと思っています。
経営者目線で考える大切さ
ー仰るとおり、案を通して実行するためには、経営者目線で考える必要がありますね。インターンの時からその視点に気づかせてもらえることは、とても貴重ですね。
はい。
ですので、いま自分がマーケ部をまとめている中で気にしていることは、「自分がしてもらったことを、自分の部下にもしてあげたい」ということです。
先ほど話した、経営者目線で考えるよう伝えることがそのひとつです。
まず、マーケ策を挙げるときに、自分はこれがしたい、これをしたらもっとやりやすくなると思いがちなところ、「数ある策の中で、会社にとってプラスになるもの」を選び、更に「最大限に効果を出せるもの」に絞るところを、徹底的にやってもらいます。
そして、策が決定したら即アクションを取る、アクションを取った結果、会社にとってどうプラスになったかを、数値とデータに基づいて洗い出し、また次につなげる案を出す・・・
その繰り返しをすることで、マーケターとしての判断力も実行力もどんどん培われていきます!
ただ、その中で失敗することは必ず出てきます。その時に、自分が部下に失敗をどう生かせるかを導き、何度もトライする気持ちを引き出していきたいと思っています。
あとは、すごいことは素直に「すごい!」と言うことですね。
自分も言ってもらえてとても嬉しかったですし、認められるとまた仕事へのモチベーションも上がります。
ー入社してから順風満帆に仕事をしていらっしゃるイメージですが・・・苦労することもあるんでしょうか?
もちろん、ありますよ。
自分の取ったマーケ策が失敗すると、かなり落ち込みます
会社のお金、ときには自分の給与以上の予算を使わせてもらっているので、見合った行動が取れなかったときには、もう気分どん底ですね。
だけど、最近考えられるようになったのは、「損してしまった」ではなくて、「損した以上の利益を取る」という逆転の発想です。単に失敗を恐れる文化の会社であれば、上司に怒られて評価が下がって・・・となりがちですが、この会社では実行までのプロセスにおいて、やる根拠を徹底的に詰めるので、うまくいかなかったときはまず「なぜだろう?」に結びつけられるんですね。なぜだろうと考えることで時には打開策が見つかったりして、それが自分のモチベーションアップに繋がったりします。
それが、マーケティングの面白さ、だと思っています。
↑「愛用しているワイヤレス。作業の効率をアップさせたいときや気分転換に大活躍です」
働く環境の大切さ
ーいい環境で仕事ができているんですね。会社全体として良いと感じる点を教えてもらえますか?
会社のフェーズ的に、非常に働きやすいと思っています。
自分がインターンで入ってから、ご依頼数がどんどん増加しているので、マーケティングとして取れる策が更に増えています。年齢や役職、経験に関係なく提案ができ、新しいことにも挑戦できます。過去のデータなどから採算が合うと判断できれば、使える予算も上がりますよ。新しい広告媒体の導入も、もちろん可能です。
また、会社として成長段階であり、平均年齢も若い会社なので、社内でのコミュニケーションがとても取りやすく、部署間の連携もスムーズに行えています。
メンバーがどんどん増えているので今後の組織作りにも携われますし、非常に面白いフェーズですね。
あと現実的な話、自分の貢献が給料に反映されやすいです。稼ぎたい方は成果を上げてどんどんお給料を増やせます笑
ーそれ、大事なところですね笑
私がこの会社で良いと感じたところを他に言えば、ワークライフバランスがしっかりとれていると思いました。就業時間内で効率よく業務を終える環境が整っていますね。
そうですよね。先月は、残業時間1時間でした笑
帰宅後自分のやりたいことに向き合えるのもとても恵まれている環境だと感じています。
ー今日はありがとうございました!今後のご活躍を、楽しみにしています!
カメラを向けると無邪気な笑顔で応えてくれた杉村さんですが、一旦仕事モードに入ると、会社を成長させるという意志と責任が感じられる姿が、とても印象的でした。
今回のインタビューを終えて、条件が揃えばひとはこんなに成長できるのだなと、改めて実感した次第です。
おくりびとのお葬式では、一緒に働く仲間を募集しています。
少しでも気になった方は、話を聞きにいきたいボタンから聞きに来てくださいね。