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目標達成に向けて確実に前進する!若手社員インタビュー

今回の若手社員インタビューは、関東葬祭部の竹下さんです。

関東葬祭部は、関東圏内の葬儀に関する一連の業務を担当します。ご遺族から故人様のお話を伺い、故人様が主役になるご葬儀の提案やプランニングを行ったり、当日の準備を行います。

ー竹下さんは、「おくりびとアカデミー※1」の修了生と伺いました。アカデミーに入学して、納棺技術を身に着けたいと思った理由を聞かせてください。

きっかけは、「NHKのプロフェッショナル※2」で当社 木村社長の放映回を見たことでした。

当時は有料老人ホームで介護職をしていて6年半勤めていたのですが、木村社長の納棺技術を見て、「私も納棺師になりたい!」と思いました。

その後2021年4月から、働きながらアカデミーに通い始め、今年の9月にめでたく卒業することが出来ました。


ーアカデミーに通いながらの生活はどうでしたか?

まず、働き方をフルタイムから準常勤へと変え、週7日間のうち4日間は仕事に、3日間はアカデミーに通っていました。

アカデミーでは、下が18才から上は56才までの年齢の方がいらっしゃったのですが、年齢は違えど皆さんの目標が同じだったので、やる気と意識が高く、仕事をしながらでも楽しく勉強できました。

また、葬祭部は運転免許が必要となりますので、卒業後の就職を考えて、アカデミー入学前に頑張って免許も取得しました。


ー働きながら、アカデミーに通うのはとても大変だったと思いますが、その頑張りのおかげで、今やりたいことを進めていらっしゃるのですね。

アカデミーに通って、特によかったと思う点を教えてください。

アカデミーでの講習の際に、ご遺体の初期処置を怠ると取返しのつかないことになるということを、学びました。

ご遺体の初期処置において、防腐対策として冷やすためにドライアイスを使用しますが、その置き方や量が適切でないと、ご遺体が凍るほど硬くなってしまうことがあります。

そこまで硬くなるとお着せ替え等が非常に困難となりますので、ご遺体にとってよくない状態となります。

このことは意外と業界内でも知られていないので、アカデミーで教えてもらえて良かったなと感じました。

今はまだ研修期間中ですが、自分がひとりで初期処置を行う時でも焦らずできると思います。


ー故人様、ご遺族の立場になれば、身体を大切に扱って欲しいと思うのは当然のことなので、その知識はとても大事ですね。

アカデミー卒業後、ディパーチャーズ・ジャパンに入社されたそうですが、「おくりびとのお葬式」の魅力を教えてもらえますか?

「おくりびとのお葬式」は、葬儀を行うスタッフ全員が、高い納棺技術を持った納棺師であることが一番の魅力です。

通常、納棺の儀と葬儀は、別の業者が行うことがほとんどです。そのため、それぞれの時間に制約が出てしまい、慌ただしく納棺の儀を終えなければならないことも時々あります。

また納棺の儀を行った後はご遺体を葬儀社へお渡しするため、その後のケアを満足にすることができず綺麗なお姿でお見送りすることが出来なくなります。

「おくりびとのお葬式」ではご遺体をお預かりしてから火葬場まで、担当の納棺師がついておりますので、その点とても安心です。


ー納棺の儀と葬儀は、別の業者で行っていることは、私も最近まで知りませんでした。

「おくりびとのお葬式」のように、納棺の儀も葬儀もひとつの業者が行えると、効率よくまた有事にも対応できますよね。

葬祭部の働き方についてお伺いしたいです。シフト制のメリットを教えて欲しいです!

メリットはなんといっても、間に休日を挟むと5日間連続で働かなくて良いところです!

あと、平日休みだと病院が空いています。混んでいると疲れてしまう私にとっては、平日の空き具合がちょうど良いです。

休みの日は、3才から習っているクラシックバレエをしています。踊りが好きで、大学でも芸術学部の日本舞踊を専攻していました。

美しく見える動きが好きです。


(納棺の儀イメージ)

ー最後に、竹下さんが業務において気を付けていることや、今後ディパーチャーズ・ジャパンにおいてミッションと感じていることを聞かせてください。

気を付けていることは、ご遺族とお話しする際は口調や間(ま)、声のトーンを考えて、その方々に合った話し方をするようにしています。そうすることで、言葉がご遺族の心へ届きやすくなりますし、信頼関係も結べるのではと思っています。

ミッションといいますか、私には大きな野望もありまして(笑)

この会社で実現できるよう、もっと納棺師として高い技術をつけていきたいです。


ー大きな野望ですか!それは今後が楽しみです。ぜひ実現してくださいね!

***

納棺技術を身に着けたことで、更に納棺師としての自信を持って仕事に従事している竹下さん。

目標を達成するために必要なプロセスを洗い出し、一つひとつを確実にやり遂げている彼女から、地道な積み重ねは大事であることを教えてもらいました。


※1

ディパーチャーズ・ジャパンが運営する納棺師を養成する学校のこと。

葬祭・医療・看護・介護のスペシャリストを講師として迎え、納棺士になるための基礎的な知識と技術を習得します。

所作、宗教、衣装、メイク、遺体処置など、様々なシチュエーションに対応できる納棺士になるための基礎コースから、「葬祭知識」「宗教学」「死化粧」「納棺実技」「納棺士関連法規」など、人生の最期や生き方に関する講座など、一般の方向けの講座から、各種専門の方向けの講座もあります。

※2

NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」(2019年5月28日(火)放送)

https://www.nhk.or.jp/professional/2019/0528/index.html

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