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代表取締役からのメッセージ

■代表取締役・山岸 延好

大学卒業後、新卒で大手総合商社に入社。2005年に、大学時代の友人が創業したオンラインレシピサイト運営会社の経営に参加する。2009年に株式上場を果たした後、2015年に同社を退社。エンジェル投資家として株式会社ターミナル(現・スマサテ株式会社)の経営に関わり、2018年から代表取締役として同社の事業責任者としての役割を担う。

Q、代表取締役就任の経緯をお教えてください

A、元々私は、日本最大のレシピサイトを運営するスタートアップに数名の頃に入社し10年間勤務していました。様々な役職を経て副社長兼COOの役割もこなしていましたが、その会社は2009年に上場し10年間勤務した私は2015年に退職をしました。

その後はエンジェル投資家として活動していて20社以上に投資をしています。当社もその投資先の一つでした。その中で、創業者である前代表が会社を離れることになったのですが、不動産ビッグデータを活用したビジネスに大きな可能性を感じていた私は、代表取締役に就任することを決めました。不動産業界での業務経験はありませんでしたが、膨大なデータを活用したプロダクトの展開、そして不動産業界のデジタル化という事業に関しては大きなチャンスがあると感じていましたので、この領域で事業を担うことを決めたのです。

また、不動産業界の情報の非対称性を解決したいという思いも、就任の理由になっています。以前、マンション物件を保有していた際に、不動産業者からの情報提供に関して強い不満を感じたことがありました。そこから、不動産業界にある「負債」を解消し、この業界を変えるようなプロダクトを手掛けたいという考えに繋がりました。

Q、会社を運営する上で大切にしていることは何ですか?

A、「内発性」と「自律」です。

これまではとにかく目の前の事業を成長させることに必死でした。そのために市場と顧客理解を深め、プロダクトを素早く磨き込むことに私も120%フルコミットしてきました。これまでは3人のチームで「事業の成長」にのみフォーカスしていました。

会社のフェーズによって大切にすべきことは変わってくるものですが、それは事業が伸びていることが前提です。事業が伸びていなければ何をやっても歯車はうまく回りません。これまでの当社でいえば、理念などの組織の内側のことはもちろん大切ですが、それよりも「とにかくきちんと収益を上げられる事業をつくる」ということを重視してきたのです。

『スマサテ』が一定の成功を収めた今後は変わってきます。引き続き事業の成長にこだわりながら会社運営をおこなっていくのは当然のことです。ただ、これまでは3人で組織もなにもなく事業をすすめていました。今後は強いチームをつくり、組織で事業を伸ばすことを重視します。そのために大切にしたいのは社員の「内発性」と「自律」です。

取り組んでいる事業や、目の前の仕事に意味ややりがいを自分で見出すことをできるのが「内発性」です。モチベーションは誰かに上げてもらうことはできません。意味を自ら考え見つける姿勢が大切です。また、内発性をベースに自身が駆動しているからこそ、誰かの指示ではなく自分で仕事を作り出したり判断できる「自律」した状態になることができます。

こうした自律した個人が集まり、チームで何かを成し遂げようと力を合わせることができる会社にしたいと考えています。そうすれば、今では想像もつかないような場所にみんなでたどり着くことができると思っています。

Q、働く上でのやりがいや魅力を教えてください

A、不動産業界とは自分も含めた人々の「住まい」に関わる産業です。人の生活や人生の質の土台となることに関わる領域です。

この領域には、情報の非対称性やそこで働く人の非生産性という「負債」が多く残っていると言わざるを得ません。このマーケットにおいて新しい価値をつくりそして広げていくというのが私達の事業の目的です。その醍醐味を味わえるのが、当社で働く上での大きな喜びになるはずです。これまで家を借りる、家を買う、オフィスや住まいを探す場面で色々な不便や疑問を感じることが多くありました。これらを解消するような全く新しいC向けサービスも作りたいと考えています。

また、私自身当社の代表取締役になって改めて思ったのは、自分が技術とものづくりやサービスづくりが好きだということ。だからこそ当社では卓越した技術力を背景にしたプロダクト開発にこだわり、ユーザーから真に感謝されるサービスをつくり出していきたいと考えています。インターネットやプロダクトが好きな人にとっては、とても楽しい環境だと思います。

さらに、日々お客様から感謝の言葉をいただき、高い評価の声に触れることは、大きなやりがいになると思います。我々の製品は顧客からの評価が非常に高く、顧客から感謝されたり褒められることが日常茶飯事です。出入りの業者のような扱いを受けたりクレームをつけられることは皆無で、顧客と対等で非常に良い関係を築くことができています。常に顧客側に向いた姿勢で業務に取り組みながら、新しい価値を社会に届けることの楽しさを、是非実感していただきたいですね。

Q、代表として、どのような企業になることを目指していますか?

A、一言でいうと、卓越したプロダクトカンパニーになりたいと考えています。

卓越したプロダクトを提供することで、顧客に必要とされるだけでなく感謝され、社員が精神的にも経済的にも十分な報酬を手にすることができる会社を目指したいというのが、私の考えです。マーケットや顧客に対する主体的な問題意識、課題を見抜く洞察力、それをやりたいと思う理念や理由、情熱があることが大前提です。

すぐに解約されるような、中途半端な製品を、中途半端な事業規模で展開していては、社員に還元できる報酬も少なくなるでしょう。しかし、卓越したプロダクトを提供し、正しい戦略を構築しながら事業を推進することで、一人ひとりの生産性が上がって収益を増やし、結果として社員への高額な給与という形に繋がると思っています。顧客に感謝もされ、やりがいや手応え、自分の成長につながります。

現在のところ、当社は株式の上場を目指しているわけではありませんし、自社で得た収益をそのまま源泉として、社員達に投資・還元することができます。優れたプロダクト、盤石なビジネス構造から生まれる超高収益の事業を皆でつくり、それを分かち合う組織にしたいと考えています。

Q、最後に、メッセージをお願いします

A、最高の職場環境を得るためにはいくつかの共通点があるという確信が私にはあります。
それは「優れた自社プロダクト」を手掛けながら「急成長」している「小規模な会社」に、まさに創業メンバーとして参画することです。

誰かが作ったものを売るだけでは、顧客に売れる製品やサービスをつくるというビジネスで最も大切なことを学ぶことができません。また、成長していない会社はあらゆることの歯車がうまく回りません。また、大きくなってしまった組織では与えられない仕事の機会があります。

このような環境は他では手にできない貴重な機会であふれています。範囲を限定されない幅広い仕事にチャレンジしながら、やりがい、手ごたえ、経験、成長、仲間、感動、思い出、そして経済的報酬を得る機会が当社にはあふれています。興味のある方は、是非当社に応募してみてください。

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