目次
はじめに
近年の産業廃棄物の排出量
産業廃棄物は「減少」しているのか?
排出量よりも注目すべき「リサイクル」の進化
おわりに
はじめに
こんばんは!東海環境株式会社です。
皆さんは、年間に日本のゴミがどのくらい出ているか知っていますか?
私たちが日々生活し、経済活動を続ける中で、
切っても切り離せないのが「廃棄物」の問題です。
特に産廃の現場から出る「産業廃棄物」は、一般廃棄物の何倍にもなります。
今回は、近年のデータを元に、日本の産業廃棄物の排出量や推移について解説します。
近年の産業廃棄物の排出量
データより、
・令和3年度の全国の産業廃棄物の総排出量は3億7,592万トン
・令和4年度の全国の産業廃棄物の総排出量は3億7,407万トン
上記より、1年間で約185万トン減少していることがわかります。
単位があまりに大きすぎてピンとこないかもしれません。
これは東京ドーム数百杯分の計算になります。
また、内訳を見てみると、上位3品目で全体の約8割を占めています。
1.汚泥(約42%):工場排水の処理などで出る泥状のもの
2.動物のふん尿(約22%):畜産業から発生
3.がれき類(約16%):建設現場から発生
これらは、日本を支える過程で必然的に発生しているものです。
産業廃棄物は「減少」しているのか?
結論から言うと、産業廃棄物の排出量は「緩やかな減少傾向」にあります。
平成初期には4億トンを超えていた時期もありましたが、
近年は4億トンを下回る水準で推移しています。
現象傾向の背景には、
企業の3R(リデュース・リユース・リサイクル)への取り組みがあります。
・リデュース(発生抑制): 製造工程の効率化により、そもそもゴミを出さない工夫
・リユース(再使用): 容器や資材を繰り返し使う仕組み
・リサイクル(再生利用): 廃棄物を資源として再活用
排出量よりも注目すべき「リサイクル」の進化
実は、排出量が減っていること以上に重要な変化があります。
それは「最終処分量(埋め立て量)」の激減です。
かつては大量のゴミが埋め立てられていましたが、
現在は排出された産業廃棄物のうち、約50%がリサイクルされ、
中間処理による減量を含めると、
最終的に埋め立てられるのは全体の約2.4%にまで抑えられています。
日本は今、「捨てる」のが当たり前だった時代から、
廃棄物を「資源」と捉える循環型経済への転換期にいます。
おわりに
産業廃棄物が減少傾向にあるのは、決して偶然ではありません。
現場で働くエンジニア、効率化を進める製造部門、
そして資源を回収するプロフェッショナルたちの努力の結果です。
しかし、まだ年間に膨大な量の産業廃棄物が出ていることも事実です。
私たちはこの数字をどう捉え、次のアクションに繋げていくかが、
これからの産業廃棄物業界に関わらず、日本で必須となってくることです。
東海環境株式会社では、再生砂へと変えるリサイクル活動を行っております。
私たちと一緒に環境と経済を両立させる、次のステージを目指してみませんか?
私たちと一緒に、この数字を変えていく仲間を募集しています。
参考文献:産業廃棄物の排出及び処理状況等(令和4年度実績)|公益財団法人 産業廃棄物処理事業振興財団