世の中に溢れる、その場しのぎのヘルスケア。一時的に不調が和らいでも、気づけばまた同じ痛みに悩まされることも少なくありません。カリンは、そんなヘルスケア業界の常識をエビデンスに基づく「正しい知識」と「誠実さ」で根本からアップデートしようとしています。
今回お話を伺ったのは、テレビ業界の第一線で活躍したのち、まったくの未経験からカリンのピラティストレーナーへと転身した佐藤香奈実さん。ドラマプロデューサーとして多くのスタッフを巻き込んできた佐藤さんだからこそ語れる、一対一でお客様に向き合うやりがいと、まだ入社半年で探り探りながらも、「一生モノの専門性」を身につけようと奮闘する日々のリアル、そしてその情熱を温かく支えるカリンという組織の魅力を語っていただきました。
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佐藤香奈実 / ピラティストレーナー
大学卒業後、テレビ業界にて約11年間勤務。NHKのドラマプロデューサーなどを務め、チームで一つの作品をつくり上げる経験を積む。その後、自身の健康やライフステージの変化をきっかけに、株式会社カリンへ参画。未経験からピラティスを学び、現在はトレーナーとしてお客様へのレッスンや接客、店舗運営のすべてを一手に担い、高い熱量で現場を支えている。趣味は美味しいご飯を食べに行くこと、モッパン系のYouTubeを見ること。
夢を叶えたテレビ業界での11年間。過酷な環境をやり切り、ライフステージの変化で決意した新しい道
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──佐藤さんはカリンに参画される前、どのようなキャリアを歩まれてきたのでしょうか?
大学を卒業してから約11年間、ずっとテレビ業界でドラマ制作に携わっていました。主要テレビ局のドラマにも関わらせていただいたり、一度に200人以上が関わるような大規模な現場を経験させていただいたり。当時はプロデューサーとして、作品を形にするための橋渡し役を担いながら、納期に追われて関係各所と交渉を重ねる日々を過ごしていました。ずっと憧れていた世界で働ける喜びや、責任あるポジションへの自負もあり、当時はすべての熱量を現場に注ぎ込んでいました。それこそ、睡眠時間が2、3時間が当たり前だった時期もありましたね(笑)。
仕事自体は大好きでしたが、ライフステージの変化も重なったとき、この生活を一生続けていくのは難しいと気がついたんです。「これからはもっと、自分自身の健康や周りの人たちの幸せを大切にできる道を選びたい」。心からそう思い、11年守ってきたキャリアを手放して、新しい道へ進むことを決めました。
ーーそこから、ピラティストレーナーという職業を目指したのには、どのようなきっかけがあったのでしょうか?
実は、仕事のストレスを大好きな食で発散してしまい、過去最高体重を叩き出すくらいに太ってしまった時期がありました。もともと万年ダイエッターでカリンのInstagramをずっとフォローしていたのですが、自分なりに試行錯誤しても3ヶ月間全く体重が落ちず...。「一生このままなのかな」と挫折しかけていたときに、たまたまカリンの副代表の加藤のリール動画が再び目に入ったんです。
▼副代表加藤のインタビューはこちら
世間に色々な情報がある中、カリンのメッセージは昔から一貫して「食べて痩せる」という、本質的でまっすぐなものでした。何年も前からずっと変わらない熱量で正しいことを伝えている姿を改めて見た瞬間、深い信頼感を覚えるとともに、「自分一人で抱え込まずにプロを頼ってもいいんだ」と、張り詰めていた心がすっと軽くなったのを覚えています。丁度そんなときに、たまたまカリンが未経験歓迎のピラティストレーナーの求人を出しているのを見つけ、「ここで働きたい」と勇気を出して飛び込みました。
一生モノの「手に職」を。「生理学的スタンダード」に泥臭く食らいついた猛勉強の日々
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ーー入社されてから、どのように専門性を身につけていったのか、詳しく教えてください。
カリンの研修は非常に中身が濃く、求める基準も高かったです。
カリキュラムでは、解剖学やボディメイクの知識が凝縮された動画教材を繰り返し見ます。カリンが掲げるのは、身体の仕組みや根拠に基づく「生理学的スタンダード」。呼吸一つとっても、肺が正しく開くメカニズムや筋肉の連動ロジックなど、学ぶ内容は大学の講義のように専門的でした。研修ではその内容を網羅したテストがあり、それに加えて週1、2回の技術研修もありました。
私は未経験でしたが、お客様からお金をいただく以上、中途半端な知識で現場に立つわけにはいかないという強い思いがありました。時間を見つけてはひたすら勉強に費やしていたので、大学の友人から「人生で一番勉強してるね」と驚かれたほどです(笑)。
ーーそこまでだったんですね……!カリンで身につく知識や技術は、まさに一生モノのスキルになりそうです。
本当にその通りで、カリンで学ぶ身体の仕組みや根拠は、時代や場所が変わっても通用する「一生モノの手に職」になると実感していますね。
デビューした今でも毎日が学びの連続ですが、レッスン中にお客様からいただいた些細な疑問は、すぐに技術担当に確認したり、自分でも勉強したり、その都度アップデートしています。どんなに忙しくても信じられないスピードで確かなフィードバックを返してくれる環境だからこそ、未経験からでも一生モノのスキルを身につけてプロへと成長していけるのだと感じています。
目の前の「一人」に誠実に向き合う。お客様の笑顔と「築いてきた信頼」が最高の原動力
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ーー店舗の運営を一人で任されていると思いますが、佐藤さんならではのこだわりがあるのでしょうか?
スタジオに来てくださる一時間は、お客様の大切な人生の時間です。ただ身体を動かすだけでなく、マインドまでスッキリ前向きになり、自己肯定感がぐっと上がるような体験をしてほしいと思っています。そのためには、とにかく「細やかなところへ目を配ること」が何よりも大切だと思います。
例えば空間を綺麗に保つこと。新築で雰囲気の良い店舗ですから、お客様に心地よく過ごしていただけるよう、髪の毛一本すら落ちていない状態を徹底しています。掃除機だけでは吸いきれない微細なゴミも、ガムテープを使って手作業で取り除くくらい(笑)。
また、それ以外にも、お客様自身の些細な変化にも常にアンテナを張るようにしています。その日の表情や体調を注意深く観察し、あらかじめ組んでいたメニューであっても「今日は少し疲れていそうだから、手首に負担のない内容に切り替えよう」と現場で臨機応変に判断しています。
お客様との関係やアプローチには決まりきった正解がないからこそ、毎回真剣に悩みながらも、目の前のお客様のためにベストを尽くし続けたいと思って行動しています。
ーーそこまで貪欲に努力を続けられる、佐藤さんの原動力はどこにあるのでしょうか?
カリンという会社と、先輩たちがお客様と築き上げてきた「信頼」を、私の未熟さで絶対に裏切りたくないという一心です。
スタジオには、なんと片道3時間をかけてわざわざ通ってくださるお客様もいらっしゃいます。カリンの発信を深く信頼し、期待を込めて足を運んでくださるお客様の大切な想いを、私の知識不足や些細な言動で傷つけるわけにはいきません。
それに、ただただお客様に喜んでいただきたいんですよね(笑)。セッション後に「ありがとう」と笑顔で帰っていただけることが、何よりのエネルギーになっています。
スキルや経験よりも大切なこと。不器用でもまっすぐに、お客様の人生に寄り添うということ。
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ーー前職と現在のトレーナーの仕事では、どのような違いを感じますか?
前職のテレビ業界は、チームで何百人もの人を巻き込みながら、一つの大きな作品を作り上げて世の中に届けるというやりがいがありました。
一方で、現在のトレーナーの仕事は、一対一の人間関係だからこそ得られる深いやりがいがありますね。例えば、長年ひどい肩こりに悩んでいたお客様が、レッスンを継続する中で「人生で初めて肩こりが完全に無くなりました!」と輝くような笑顔で言ってくださったことがありました。さらに「佐藤さんに会うと元気が出るから会いに来ているのよ」と言っていただいたときは、言葉にできないほど胸が熱くなりました。
こうして目の前の「たった一人の人生」に深く寄り添い、直接「ありがとう」を受け取れること。自分の努力でお客様の身体と心が劇的に変わっていく手応えを感じられる毎日は、本当に本当に幸せです。
ーーカリンというスタートアップの環境における「変化」や「裁量」については、どのように実感されていますか?
カリンは今まさに成長期にあり、組織を創り上げている真っ最中です。今の私はまだ入社して半年ほどで、目の前の業務に必死にしがみついている状態なので、自分から大きな提案をして会社を動かしたという格好いいエピソードはぶっちゃけまだ思いつきません(笑)。
ただ、経営陣との心理的距離の近さや、関わりやすさは日々痛烈に感じています。私が「今日は上手くレッスンができなかったかもしれない」と日報に弱音を書き込むと、幹部メンバーからすぐに「いつでも電話してきていいよ」と前向きな励ましの連絡が届きます。少し前には、私が悩んでいるのを察して、わざわざお客様が来られる直前に、店舗へ差し入れを持って会いに来てくれたこともありました。
この信頼関係があるからこそ、もう少し視野が広がってきたら「お客様のために、こうした方がいい」という提案は後々どんどんやっていきたいですし、ここの仲間なら絶対にそれを聞いてくれると思っています。
ーー最後に、カリンのピラティストレーナーに応募しようか迷っている方へ向けて、メッセージをお願いします。
カリンのピラティストレーナーに向いているのは、スキルや経験がある人よりも、とにかく「素直で誠実な人」だと思います。
私のモットーは「不器用ながらにも誠実であること」なのですが、たとえ器用にできず遠回りをしても、目の前のお客様に対してどこまでもまっすぐに寄り添い続けていれば、その想いはいつか絶対に伝わります。自分自身が輝くことよりも、「どうすればお客様のお悩みを最短で解決できるか」を純粋に考え抜ける人こそが、カリンで最も輝けるはずです。
かつての私のように、「未経験だから自分には無理なんじゃないか」と迷っている方は、どうか心配せずに一歩を踏み出してチャレンジしてください。今は一人で店舗を任されていますが、あなたが加わってくれたら、もっともっとできることが増えて、良いお店にしていける。それを考えると、今から新しい仲間に出会えることが本当に楽しみです。
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