【代表インタビュー】ヘルスケアの常識を塗り替えるスタートアップ・カリン。3年で30億を目指す「食べて痩せる」ロジックの正体 | 株式会社カリン
世の中にあふれる「糖質制限」や「根性論」ベースのダイエット。多くはエビデンスが曖昧なまま流通し、リバウンドという業界課題を生み続けています。そのギャップを「論理」と「科学」で埋め、ヘルスケアの常...
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「ビジネスは、プロダクトの良し悪しじゃない。売り切る仕組みと、やりきる力だ」
予防医療の普及に尽力し、数々の事業をプロデュースしてきた堀江貴文氏。彼が今、ピラティススタジオの運営とオンライン栄養指導を展開する株式会社カリンに出資し、その背中を押している。
乱立するフィットネス業界において、なぜカリンなのか。代表・坂野晃太という起業家のどこにインパクトを感じたのか。その真意を探るべく、本人に直接お話を伺いました。稀代の投資家がカリンに見出した真の勝算を、本インタビューで紐解きます。
インタビュアー(以下、井上): 本日はよろしくお願いします。まず、代表の坂野さんと初めてお会いした時の印象からお伺いできますか?
堀江貴文(以下、堀江): ……忘れた。忘れましたよ。どこだっけ、あ、寿司会か。うっすら覚えてるくらいです。
井上: (笑)。堀江さんは日々、数多くの起業家からプレゼンを受けたり、相談されたりしていると思います。その中で、坂野さんのどこに「投資しよう」と思わせるインパクトを感じられたのでしょうか。
堀江: 結局ね、起業家って、やってるビジネスの中身よりも「その人がやりきる力があるかどうか」がすべてなんですよ。坂野さんは、その「やりきる力」がありそうなやつだな、とは初対面で思いましたね。
井上: その「やりきる力」というのは、具体的にどういう部分で判断されるのですか?
堀江: 雰囲気ですよ。雰囲気。明文化できるようなものじゃない。起業家には様々なタイプがあるけど、言葉にできない「こいつは泥臭くやるな」っていう空気感があるかどうか。
井上: 雰囲気なんですね……!
堀江: そう。ピラティス自体も、ぶっちゃけ僕はむしろ苦手なんですよ。僕はデカい筋肉を動かしてバチバチ汗をかく方が好きだから。でも、「ピラティスが流行っている」という市場の事実はよく知っている。
井上: ピラティスの事業は競合が乱立している中で、カリンのモデルが「伸びる」と確信された背景には何があるんでしょうか。
堀江: 僕は競合分析なんてしない。先発か後発かも関係ないんです。最終的に、泥臭くやるべきことをやって、やりきった会社だけが残る。カリンの場合、坂野さんが「オンライン栄養指導」という武器を持っていて、それを今の時代に合ったインスタでしっかり売り切っている。そこが強い。
▼堀江氏がカリンスタジオでマシンピラティスに挑戦した動画はこちら
井上: 坂野さんと実際にお仕事や対話をされてみて、一言でいうとどんな経営者だと感じられますか?
堀江: 話がしやすい。楽ですね。余計な説明をしなくていいから。
井上: 「楽」というのは、ビジネスにおいて重要ですか。
堀江: めちゃくちゃ重要ですよ。世の中、言葉が通じない人が多すぎる。理解できない人も、理解しても動かない人もいる。僕はそんな人とは一緒に仕事できないんで。
井上: 坂野さんは中学生くらいから堀江さんの著書や発信を吸収して「血肉にしてきた」と伺っています。だからこそ、堀江さんの感覚が掴めているのかもしれませんね。
堀江: そうかもしれない。情報の伝達コストが全然違いますね。後、世の中には、なんでそんな余計なこと言うの?っていうやつが多すぎる。
井上: 余計なこと、ですか。
堀江: 僕は会話っていうのは、ただの「情報伝達」だと思ってる。人間同士が喋るビットレートなんて低すぎてイライラするのに、そこにさらに無駄なノリとかボケを挟んでくるやつがいる。
井上: (笑)。その点、坂野さんの場合は、“踏み込んでいいところ”の判断が的確なのでしょうか。
堀江: そう、坂野さんはそういう無駄がない。会話というインターフェースを最短で通してくれる。だから話が通じるし、このスピード感で動けるやつなら、掲げた事業計画もやりきれるだろうなと信頼しているんです。
井上: カリンが今後さらにスケールするためには、何が突破口になるとお考えですか。
堀江: やっぱり「リアルなスタジオ(箱)」の広げ方でしょうね。オンラインだけでなく、リアルな教室があることで伝わり方が変わる。そこでカリンが「マシンピラティス」を主軸にしているのは、すごく戦略的に正しい。
井上: 従来のマットピラティスとは何が違うのでしょうか。
堀江: マットピラティスって、実はめちゃくちゃ難易度が高いんですよ。教える側も学ぶ側もハードルが高い。でも、マシンを使えば「教材化」しやすい。つまり、教える側がスキルを習得する時間を大幅に短縮できるんです。これはビジネスのスケールにおいて決定的な差になります。
井上: ビジネスをスケールさせる上で、講師を育成するスピードは最大のボトルネックになりますもんね。
堀江: そう。マシンであれば、一旦型を覚えちゃえば、一定のクオリティを担保できる。これによって、人材不足にはならなくなるんです。
例えば、世の中には「おしゃれに稼げるセカンドキャリア」を目指している層がいるじゃないですか。彼女たちにとって、結婚しても続けられて、胸を張れる仕事としてピラティスは最適なんです。
世の中のセカンドキャリア系の仕事って色々あるけど、正直「臨機応変に動くのが苦手」なタイプも多い。でも、マシンピラティスなら、一旦“型”を覚えてしまえば、そういう人たちでも高いクオリティで指導ができる。
井上: 属人的なスキルに頼らず、仕組みで質を担保できるんですね。
堀江: だから、教育の流れさえちゃんと作っておけば、あとはマーケットの拡大に合わせて店舗をどんどん増やしていける。特に高齢女性のフレイル(加齢による虚弱)予防なんかには、マシンピラティスと栄養指導の組み合わせは最強ですよ。
井上: 高齢者向けの市場も視野に入れておられると。
堀江: これから高齢者はますます増える。彼らが健康寿命を延ばせるために、激しい運動は無理でもピラティスならできる。これは国にとってもメリットしかない。僕は今後、政府に対してもロビイング(働きかけ)をしていきたいと思っているんです。予防医療のためにジムやピラティスに通ったら、マイナポイントをあげますとかクーポンを出しますとか、そう「得をする仕組み」を作りたい。
井上: 行政を巻き込んだ、より大きな仕組み作りに向けて動いておられるんですね。
堀江: 実際、一部の自治体では首長の判断でそういう予算がついているところもあるけれど、それを全国規模の取り組みにしたい。その中で、カリンがやっている「マシンピラティス×栄養指導」というモデルは、まさに予防医療の本丸になるはずです。一企業としての成功を超えて、日本のヘルスケアのスタンダードを書き換える。そういう可能性をこの事業には感じています。
井上: 最後に、今このフェーズのカリンに飛び込むことは、キャリア形成の観点から見てどんな利点があると思われますか?
堀江: 大きく伸びる可能性がある会社に入って、2〜3年で会社が急成長する過程を中から経験すると、人間的にもスキル的にも普通の環境では得られないスピードで成長できる。その経験は必ず次のステップでも役に立つんで。……どうですか?みたいな感じですかね。
井上: ありがとうございます。坂野さんの“やりきる力”という人間力と、カリンの仕組みという合理性。その二つが掛け合わさることで生まれる勝機を、直に感じられるインタビューでした。本日はお忙しい中、ありがとうございました!
稀代の投資家・堀江貴文氏がその勝算を認めたカリン。
現在、同社ではこの急成長フェーズを共に牽引する、マーケター、PM、事業開発、営業といったポジションを積極的に採用しています。
「本当に価値があるものを、世の中のスタンダードにしていきたい」
「日本のヘルスケア業界のアップデートに自分のスキルを投下したい」
そんな思いを持つ方は、ぜひ一度カリンの門を叩いてみてください!その一歩が、日本のヘルスケアをアップデートする大きな力になるはずです。
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