はじめに
株式会社sci-bone(サイボウン)では、スポーツ×テクノロジーの分野で、今までにない新しい動作の解析・改善体験を提供していく、2023年2月から本格始動したスタートアップです。
この人たち、面白いな、テクいなと思ったら、採用に関係なく、未知の動作解析・改善体験を提供していくためのお話をできたら嬉しいです!
創業のきっかけ
株式会社sci-boneを設立したのは、2つの挫折ががあったからです。その挫折が、今のサービスを作ることにつながっています。
怪我で挫折した学生時代
代表の私、宮澤は中学生から陸上競技を始め、高校、大学と競技を続けてきました。しかし、大学駅伝を目指すチームに入り走行距離が増えてからは、度重なる疲労骨折により安定した練習ができず、期待されていたほどの結果を残せずにいました。また、学業との両立によるモチベーションの低下によって、走るのをやめてしまった過去があります。
その後は大学院で、科学的に、動作改善をするためのアイテムを作るために、スポーツウェアの研究開発を行いました。その過程で当時で始めていた、ウェアラブルデバイスに触れ、データを計測し解析することで怪我を防いだり、モチベーションを維持できるアイテムを作ると決め、国内でウェアラブルデバイスの新規事業を実施しているメーカーに就職しました。
既存の方法の限界を知った社会人時代
就職してからは、希望通りスポーツ用のウェアラブルデバイスの新規事業を担当することになりました。ウェアラブルサービスを開発していく中で多くのことを学びましたが、その中で、ユーザーは本当はデータが見たいわけではないのでは?と感じるようになりました。そこで、徹底的にユーザーに会いにいき、自分自身の中で、データが見るのは手段であり、パフォーマンスを向上したり、怪我をしないで続けることが大切であると感じました。
そして、既存の計測したデータ可視化する方法に限界を感じ、新しい解析・改善体験を提供する会社を設立するために、ウェアラブルスタートアップ、研究機関を経て、株式会社sci-boneを立ち上げました。
実現する世界
怪我やモチベーションの低下によって、生活からスポーツを奪わない
私たちの生活の中で、スポーツを生活の活力にしている人が多くいます。しかし、怪我をしてしまったり、一度習慣が崩れてしまうと、なかなか戻してくるのが難しいのが現状です。皆さんの中にも、学生時代から続けていたスポーツを、社会人になってから辞めてしまった方も多くいると思います。
そういった課題をモーションデータを活用して、解決していきます。
モーションデータは近年の研究で一気に実用化まで進み、さまざまな製品に導入され始めています。私たちは、背中1点に小さなデバイスをつけて、全身の動作の指標を解析するAIを開発しています。
そうして、運動をする人が欲しい、怪我のリスクや疲労度、改善点などの情報をわかりやすく提案するだけでなく、ポイントの付与や適切なアイテムの紹介・提供をすることで、より楽しくスポーツを続けてもらう仕組みを提案し続けます。
今や、Apple Watchで心拍数や睡眠等のヘルスケアデータを取得する時代になりつつあります。そんな中で、運動に関するデータは解析や計測の難易度の関係で普及しにくい状態でした。私たちは、計測・解析の課題を解決するAIを構築し、モーションデータを活用して、スポーツが続けられる世界を実現します。
どんな人と挑戦していきたいか
現在、メンバーは少数で、複数のウェアラブル事業経験者である代表宮澤を始め、動作予測モデルの研究者、動作拡大スーツの事業経験者、バイオメカニクス研究者等、尖った人たちがテクい話を毎日しています。
バックグラウンドはそれぞれですが、みんな共通しているのは、スポーツが大好きということ。
テクノロジーとスポーツが大好きな人たちと、データドリブンに新たな動作解析・改善体験を提供し、スポーツが続けられる世界の実現に向けて、挑戦していきます。
最近の発信
KONAMI ACCELERATOR 2023に採択
KOIL STARTUP PROGRAMのインタビュー
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