こんにちは。アール電装中部株式会社で代表を務めている井之上です。
先日、当社の第42期がスタートするタイミングで、経営計画発表会を開きました。
社員全員が集まって、これから1年どこへ向かうのかを共有する日です。
……と書くと、いかにも堅い会に聞こえますよね。
実際は、後半は家族も招いた懇親会でわいわいやっていました。その話は後半でします。
まずは、この日いちばん伝えたかったことから。
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■単年度の目標だけでは、たぶん足りない
会社の方針発表というと、「今期の売上目標は◯億円です、頑張りましょう」で終わることが多いと思います。
私自身、そういう場を何度も見てきました。そして毎回、少し物足りなさを感じていました。
なぜかというと、1年分の目標だけを聞かされても、
「じゃあ自分は3年後どうなっているんだろう」
という問いには何も答えてくれないからです。
だから今回、第42期の方針と一緒に、「5年間の長期事業構想」を発表しました。
第42期から第46期まで。売上をどう積み上げ、どんな仕事の構成に変えていき、そのとき組織が何人になっていて、どんな役割が生まれているのか。数字と体制の両方を、社員の前で開示しました。
正直に言えば、5年先の計画なんて、そのとおりにはいきません。外れる前提です。
それでも作って、社員に見せる理由があります。
■「この会社にいると、自分の5年後がなんとなく見える」
これって、働く人にとってかなり大きいことだと思うんです。
そして電気工事の業界で、5年構想を社員に開示している会社は、まだそんなに多くない。私たちが同業他社と比べて胸を張れる差は、たぶん施工技術そのものよりも、こういう「先の見せ方」にあると思っています。
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■ 第42期、私たちが本気でやること
長期構想の1年目である第42期のテーマは、シンプルに3つです。
1. 時間外労働・休日出勤を減らす
建設業界に長くいる方ほど「本当にできるの?」と思うテーマだと思います。
でもここを避けて5年先の話をしても説得力がないので、初年度の筆頭に置きました。
2. AIを使って書類作成を効率化する
施工計画書、施工要領書、KY記録。現場の技術者が、夜に事務所で書類と格闘する時間をどれだけ削れるか。
実際に私自身がAIを触りながら、どこまで実務に使えるかを検証しています。「そのうち導入します」ではなく、もう始めています。
3. 資格取得を全力で推進する
技術者の資格は、会社の武器であると同時に、その人が一生持ち歩ける財産です。
誰がどの資格をいつ取るのか、一覧にして可視化しました。会社が本気で背中を押します。
そして私たちが掲げているビジョンが、これです。
> 東三河で最も信頼される「電気の建設ドクター」になる
不具合を直すだけじゃなく、建物や設備の状態を診て、先回りして提案できる存在。
そういう会社になりたいと本気で思っています。
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■方針は「冊子」になりました
もうひとつ、この期から新しく作ったものがあります。
冊子型の経営計画書**です。持ち歩けるサイズで、20章構成。会社の方針、数字、そして「私たちはこう働く」というルールをまとめた、いわば会社のルールブックです。
作るときに決めたことがあります。
新しいルールを7割書くのではなく、すでに現場でやっている良い運用を明文化するのを7割、新しく足すのを3割にする、というバランス。
当社はいま、内藤建設グループの一員になったばかりのタイミングです。
だからこそ、外から来た人間が理想を並べるより、これまで先輩たちが積み上げてきたやり方をきちんと言葉にすることを優先しました。
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■そして、家族を招いての懇親会
発表会のあとは、懇親会です。
今回は社員の家族もお招きしました。
これも、やる前は少し悩みました。堅い会社だと思われないかな、逆に気を遣わせないかな、と。
でも、やってよかったです。
いつも現場に送り出してくれている奥さん、お子さん。
その人たちの前で、「お父さんはうちでこういう仕事をしてくれています」と伝えられる場を持てたのは、会社にとっても本人にとっても大きかったと思います。
小さなお子さんが会場を走り回っているなか、大人たちがビール片手に来期の話をしている。
理想的な光景でした。
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■ 表彰──ちゃんと「見ている」と伝えるために
懇親会のなかで、表彰も行いました。
ひとつは 永年勤続表彰。
長く働き続けてくれたこと自体が、会社にとって何よりありがたいことです。当たり前になりがちなことに、あらためて全員の前で光を当てました。
もうひとつは社長賞と優秀社員賞、ベストサポーター賞。
数字に出る成果だけでなく、周りを助けた人、地味だけど誰かがやらなきゃいけないことを黙ってやっていた人にも贈りました。
表彰って、賞状と金一封のイベントに見えて、実は
「会社はあなたのことをちゃんと見ています」
というメッセージを伝える、いちばん分かりやすい手段だと思っています。
家族の前で名前を呼ばれて、拍手を浴びる。
あの瞬間の受賞者の表情を見て、これは毎年続けようと決めました。
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■私たちが一緒に働きたい人
第42期のアール電装中部は、社員16名の会社です。決して大きくはありません。
むしろ、1人が動けば会社の空気がすぐ変わるくらいのサイズです。
だからこそ、こんな人と働きたいと思っています。
- 「前からこうだから」に、一度は「なんでですか?」と聞ける人
- 資格でも技術でも、自分の武器を増やしていくことが楽しい人
- AIでも新しい道具でも、まず触ってみる人
- そして、自分の5年後を真面目に考えたい人
会社の5年後を全部お見せする以上、一緒に働く方の5年後にも、私たちは本気で責任を持ちたいと思っています。
少しでも面白そうだなと思ってくださった方、まずは話を聞きに来てください。
現場も、事務所も、経営計画書の中身も、全部お見せします。
アール電装中部株式会社
【電気×空調×防災を完結させる総合エンジニアリング】 アール電装中部は、愛知県豊橋市を拠点に、電気工事・空調設備・防災設備の設計から施工、メンテナンスまでを一社で一貫して手がける技術者集団です。年間約600件の施工実績を誇り、官公庁の公共案件から大手ゼネコンの下請け案件、民間企業からの直接受注まで、幅広い発注元に対応しています。 最大の強みは電気×空調×防災の一括対応力です。各分野に専門特化する設備会社が多い中、当社は3分野を自社の技術者だけで完結できる体制を持っています。これにより、お客様の複数業者への発注や調整の手間を省き、電気と管工事を一括で発注したいという拡大するニーズに確実に応えています。 ■ 主な事業領域 ・電気設備工事: 受変電設備、動力設備、照明設備、弱電設備の設計・施工 ・空調設備工事: ビル用マルチエアコン、業務用パッケージエアコン、中央熱源方式など ・防災設備工事: スプリンクラー、消火設備、自動火災報知設備の設計・施工 ・次世代エネルギー: EV充電器、蓄電池、V2H(Vehicle to Home)、太陽光発電システムの設計・施工 近年特に注力しているのが、脱炭素社会に向けた次世代エネルギー設備事業です。愛知県豊橋市に24時間開放の体験型自社ショールームであるエコパヤを常設し、EV充電器8台、蓄電池と太陽光の自立システム、V2H、ナノイーX搭載空調機器などを展示しています。 【東三河に根ざした拠点展開と今後の成長展望】 2026年3月には、売上規模約100億円を誇るNAITOグループ(内藤建設株式会社)に加入しました。より強固な財務基盤と採用・教育の仕組みを強化しつつも、東三河エリア専門・独立採算というスタンスは維持しています。今後は地元密着の姿勢を貫きながらも、浜松や名古屋などの近隣エリアへの拠点展開も見据え、事業規模を拡大していく計画です。