資格Timesの創業ストーリー | 株式会社ベンド
株式会社ベンド取締役兼CTOの矢野雄己です。資格情報メディア『資格Times』の運営をしています。 突然思い立ったので、起業を決意した理由や創業ストーリーについて書いて行こうと思います。 何卒温かい目でみてやってください。 高校3年生の時志望校の東京大学の判定はA判定でした。 ...
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2020年も株式会社ベンド、そして資格Timesをよろしくお願いします🙇♂️🙇♀️
さて、2019年を振り返りながら2020年度の抱負を書き記したいと思います。
2019年は株式会社ベンドにとってスタートの年でした。
2019年3月1日に現CEOの近藤とCTO矢野が二人で株式会社ベンドを設立しました。
それから数ヶ月後に資格Timesをローンチしました。
2019年、一番苦労したことは人手集めでした。
実は、資格Timesを最初にローンチしてからかなりステルスに運営していました。
ローンチ後、『資格Times』という新規サービスが資格のインターネット市場にフィットするのかを確認するのに最低でも三ヶ月はかかると見込んでいました。
それが確認できるまでの間は意識的に広報・採用もせず、人手をカバーするために経営陣の友人などにとにかく仕事のお手伝いを頼んでいました。
したがって、トレードオフとして人手不足に悩まされることになりました。
友人の多くは快く仕事を引き受けてくれたのですが、やはり周りにいる友人は忙しい人も多かったので長続きしませんでした。
さらに僕たちにはオフィスがありませんでした。
会社のSlackを活用すればリモートワークでも可能なビジネスモデルだと考え、固定費を嫌ってオフィスを借りていなかったのです。
僕たちの会社はオフィスもなく、PRもしていなかったので、仕事を手伝ってくれた人たちには「友人の怪しい会社」に見えてしまったのではないかとさえ思います。
つまり、社員のモチベーションを管理するという点において経営上の課題を抱えていたのです。
合理的に思えた完全オンライン組織への憧れを捨て、12月にオフィスを借りました。
正直に言えば、オンラインでも実際は数ヶ月間は事業が動いたのでビジネスモデル的観点から言えばオンライン組織を目指すことは可能です。
ただし、やはり学生インターン生を中心とする会社経営を目指す以上、目に見える会社としてのコミュニティの形成は重要だと考えるようになったのです。
実際にオフィスを借りてみて思うことは、Slackでの完全オンライン組織は僕たちにはまだ早かったということでした。
確かにSlackは優れたツールですが、やはりオフィスでの会話と比べるとコミュニケーションの難しさは段違いだと感じています。
僕たちは学生だけの組織なので、気難しさもなくフレンドリーな感覚で居られ、それが心地よいのです。
以下の記事で紹介しましたように、現在はオフィスにしっかり必要な設備が整い、多くのインターン生がオフィスに来て仕事をするようになりました😊
人の暖かさを感じる12月でした。
リモートワークはオフィスを借りる以前と同様に歓迎していますが、やはりオフィスが好きだという学生インターンが多いのが現状です。
経営陣としてはその感情にもっと早く気づかねばならなかったと反省しきりです🙇♂️
以上では反省点ばかりを挙げてしまいましたが、もちろん達成ポイントもたくさんあります!
最大の達成ポイントは、資格Timesという新規サービスを軌道に乗せることができたことです。
資格Timesのローンチ以降サービスは伸び続け、今では資格の総合情報メディアでは国内最大級になりました。
新規事業立ち上げには常に大きな不確実性が伴いますが、目の前の課題を重要度の高いもの順に並べ、上位の課題から一つ一つ潰すことで落ちそうなポイントでも伸びを支え続けることができました。
メディアチーム、エンジニアチームともに、「かなりしんどいなあ...」という課題には何度も直面しましたが、決して目を逸らさずに乗り越えることができたことは十分に評価したいです👏
そして資格Timesの記事を愛読していただいたユーザーの皆様に、何よりの感謝を申し上げたいです。
振り返りが長くなってしまいました。
もう社内でも2019年の振り返りはしましたし、これ以上の振り返りは不要です。これからは、どうしたら2020年をより良い年にできるのかを考えていこうと思います。
資格Timesのコンテンツを充実させます。
資格Timesは資格についてどこよりも高品質な情報を提供することが最大の武器です。
現在取り扱っている資格の数は8つですが、多様なユーザーのニーズに応えられるように取り扱う資格の数を増やしていきます。
また、その他にも現在はまだ取り組んでいない施策の構想が複数あります。2020年内に必ず取り組み、形にしたいと思っています。
広報・採用に最大級のリソースを割いて頑張ります。
まだまだ資格Timesでは注力できていないKPIがたくさんありますが、この半年間で事業の進め方などについては一定のノウハウを獲得したつもりです。
今ではプロジェクトマネージャーとして社内での新規プロジェクトを担当しているインターン生もいます。インターン生にプロジェクト単位で裁量権を大きく与えることは、昨年に引き続き今年も継続していきます。
各ポジションでインターン生の育成に余力があります。そして、フルコミットを約束してくれたインターン生にはガッツリとプロジェクトを任せています。
インターンによって、自分では想像できないくらい視野が大きく広がるはずです。
就活や起業にむけて、人生の選択肢を今のうちに増やしたい人にはぴったりの環境が整っています。
こんな熱意のある方を多く採用できたらなと思い、実現にむけて取り組みます。
そして組織として強くなり、大きく歯車を回せる会社を目指します。
2020年もユーザーファーストの良質なコンテンツをお届けできるよう全力を尽くします。
どうぞよろしくお願い致します!