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ECサイトのデータ分析について

Photo by Carlos Muza on Unsplash

弊社プロテーナムではECにおいて、戦略策定からバナーやページの制作まで一貫して対応していますが、全ての行動をデータ分析に基づいて決定しています。
今回はECサイトのデータ分析について解説します。
ECコンサルタント、ECサイト運営者の世界をちょっと覗くような気持ちで、このストーリーを楽しんでいただけますと幸いです。

ECサイトのデータ分析の目的

課題の発見

一つ目の目的は、優先的に改善すべき事項を見つけるためです。
アクセス数などの細かいデータを分析することで、ECサイトの課題を明らかにできます。

ECサイト内で変更できる箇所は、デザインやサイト内の構造、商品ページの記載内容など様々なものがあります。
そこで、目標達成のために必要な改善箇所を見つけることが大切です。

データ分析をすることで、実店舗では得られなかったデータが数値化されるため、定量的な分析ができます。

ユーザーの行動の理解

ツールを使うと、ユーザーの行動を知ることができます。

ユーザーの行動を分析することで、以下のことを知ることができます。

  • 閲覧数の少ない写真がある
  • 閲覧数に相関関係があるページがある
  • 離脱率の高い商品ページがある

売上アップのためには、ユーザー行動を知ることが大切です。

売上にダイレクトにアプローチする

ECサイトの改善は売上を上げることにダイレクトに繋がります。

分析したデータを参考にして効率よくサイトを改善することで成功した企業は多いです。
客観的な数値をもとにしているため、確実に利益にアプローチできます。

ECサイトのデータ分析のステップ

ECサイトのデータ分析の流れを紹介します。

データ収集

分析を始める前に、データを集めます。
分析が必要なデータを洗い出し、必要なツールを使って収集します。
データを収集する際に、「新規かリピートか」や「デバイス別」などのセグメントを定めて後に集計できるようにします。

データの分析

データ収集後は、分析します。
達成したい目標値と比較して、アクセス数や転換率をチェックします。
過去実績や競合の実績と比較することで、詳しく分析できます。

分析結果を元に、自社の課題を解決する施策を立案します。
ツールを用いてデータ分析をしただけでは売り上げは上がらないため、自社の課題に合った改善施策を実施しましょう。

一度施策を実施したら効果を検証し、改善を重ねながら効果のある施策を探すことが大切です。

ECサイトのデータ分析の主要な指標

データ分析の際の主要な指標を紹介します。

売上

商品やサービスを販売した売上の総額です。

アクセス数

ECサイトを閲覧した人数です。

CVR

ECサイトにアクセスした人の中で、商品やサービスを購入した人の割合です。

客単価

1人の顧客が1回の買い物で購入する金額の平均です。

流入元

ECサイトに訪れたユーザーの流入経路です。
Googleなどの検索エンジンやSNSなど、どのチャネルから入ったのかが分かります。

ROAS

かかった広告費に対する費用対効果で、高いと効率よく広告を打てていることを表します。

ECサイト分析のツール紹介

ECサイトの分析のツールを紹介します。

GoogleAnalytics

ECに限らず、Webサイトでのアクセス分析ができるツールです。
定番ツールなので、初心者の方でも導入すると良いです。
Googleが提供していて無料のため、信頼できますし導入しやすいです。

GoogleSearchConsole

キーワード検索からECサイトを訪れた人が、検索欄に入力したキーワードのデータを取得します。
その他、キーワードごとの検索表示順位やインプレッション数(表示回数)、クリック数など、検索に関するデータが収集できます。
Googleアナリティクス同様、Googleが提供している無料ツールです。

ヒートマップ分析

ECサイトのページ上で、マウスの動きが集中した箇所を色の濃淡で可視化するなど、直感的に、ユーザーの行動のデータを見れます。
よく読まれる箇所やクリックされやすい箇所が特定できるため、サイトデザインの改善に役立ちます。
ツールについては、予算や詳細な目的に合わせて選びましょう。

まとめ

このストーリーでは、ECのデータ分析の基本的なことについて記載しました。
ECサイトの売り上げを伸ばすためには、データ分析が有効です。

ECについて更に知ってみたい、ECに携わってみたいと思った方は是非当社までご連絡ください。
適宜面談を設定させていただきます。

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