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【代表インタビュー】地銀、リクルート、個人事業主を経て会社を設立したのは、まだ見ぬ仲間と最高の人生を謳歌したいから。

安定した地銀に入社したにもかかわらず1年で転職。TrustLead代表・江島和城さんは、学生時代から起業を視野に、新卒から4年で会社設立にまでいたります。

個人事業主として開業後、半年で法人化するまでのストーリーを深掘り。同時に、今後のビジョンや求める人材についてお聞きしました。

江島和城 / 代表取締役

2017年4月に山口フィナンシャルグループへ新卒入社。1年後、リクルート住まいカンパニーへ入社し、営業職に従事。従業員2000人中、トップ10に贈られる通期MVPを受賞。リクルート在籍中に個人事業主としても活動し、2021年にTrust Leadを設立。

入社初日から転職を決意。学生時代から起業を視野に

江島さんは、新卒で地元の地銀に入社されました。しかし入社初日に転職を決意。その背景には、学生時代の経験が大きかったそうです。

ーー学生時代はアルバイトでかなり稼いでいたそうですね。学生時代から新卒就職までの経緯をお聞かせください

学生時代は歩合制のアルバイトをしていました。十分な成績を上げていたので、月の収入は平均30~50万円くらい。そのおかげで遊びや海外旅行など、自由を満喫していました。

将来は起業しようと考えていましたが、新卒でいったん就職。Uターンで地元の地銀に入社しました。地銀だと社長と関わることも多く、財務なども学べると思い、将来経営者になるために役立つかなと。さまざまな社長の考え方に触れることが就職の目的でした。

ーーところが入社初日に転職を決意したそうですね

入社初日から違和感がありました。挨拶の練習や社訓の唱和などに時間を費やして…本当におこがましいのですが、正直無駄だなって。

それに3年・5年先輩を見ても起業している人は、ひとりもいませんでした。自分の将来像は、ここにはない、時間がもったいない、早く転職しようと初日に決意しました。

ーー入社初日に感じた違和感や危機感。その具体的な内容を教えてください

サラリーマンとして働き続けたとしても、このまま年を取っていくだけだと感じました。何も成しえないまま、付加価値を提供できる人間にはなれない。知識やノウハウも蓄積できない。当然、起業して経営者になることもできないだろうと…。

ーーちなみに地銀時代の具体的な業務内容はどのようなものでしたか?

ダイレクトセールスが中心で飛び込み営業をしていました。住宅ローンの借り換えや融資の獲得などが中心です。ノルマもありましたが、しっかり達成していました。

ノルマ達成のめどが立ったあとは、ショッピングセンターで半日読書するなど、自分なりにメリハリをつけて仕事をしていました。

ーー入社して1年後には転職されていますよね。転職先にリクルートを選んだ理由は?

2年目の5月に転職しました。今となっては起業家輩出量が多いことで有名だとは思うのですが、起業している人が多い会社を調べたところ、リクルートが断トツだったのが理由です。リクルートならどこでもいいという気持ちで、ホットペッパーやじゃらんを展開している部署にアプローチしました。

最終的に住まいカンパニー(SUUMO)に転職が決定。副業がOKだったのも大きな理由のひとつです。

リクルートでは通期MVPも獲得!副業から法人化まで一気に駆け抜けた2年間


リクルートでは住まいカンパニー(SUUMO)で営業を担当していた江島代表。そこでの仕事ぶりや個人事業主として開業後、売上が一気に伸びた様子を深掘りします。

ーーSUUMOではどのような業務内容だったのでしょうか

リクルート住まいカンパニー(SUUMO)は、住宅に関するメディアを売る会社です。広告掲載してもらうために、テレアポなどガンガン電話をかけて営業していました。

地銀時代はノルマ達成して褒められることが多かったのですが、転職後は一転。半年はノルマ未達で上司から厳しく責められ、「君はこの会社に向いていないから、別のキャリアに進んだ方がいいと思う」とまで言われるほどでした。これまで、何事もうまくこなしてきた人生だったため、ここまでうまくいかない経験は初めてで悔しい思いをしたことを今でも覚えています。

ーー転職して半年間は苦労したものの、最後はMVPを取るほどの功績を残したそうですね

最終的には、2000人中のトップ10に選ばれ、通期MVPとして表彰されました。MVPに選ばれるためには、売上の伸び・新規性・汎用性(みんながマネできる)の3つが必要です。

私が担当していた領域では、それまでは"賃貸物件"メインに掲載していたのですが、売上を上げるためには純粋に新たなマーケットを開拓する必要があると感じ、担当エリアにおいて新築仲介物件や新築の物件がSUUMOを見れば全て確認できる状態にしました。

もちろん最初は提案しても断られましたが、最終的に20~40社に協力いただけるまでに。その結果、SUUMOのサイトからのお問い合わせ数を昨年対比にて1,000%UP(10倍)にまで増やせました。

ーー起業を視野に入れて転職したリクルートですが、そこで得たものは?

ふたつあります。ひとつ目は課題解決能力です。なにが課題で、どう解決すればよいのか?ということを常に俯瞰視することができるようになったことに加え、解決までのマイルストーンを細かく置き、課題解決の再現性を上げれるようになっていると実感します。

ふたつ目は、伝えたいことを言語化する能力です。認識の齟齬が生まれないために、しっかり言語化し、お互い理解し合って進むことが重要です。言語化によって人を動かせるスキルも身に付いたと感じます。

ーー転職2年目で個人事業主として開業されたそうですね。そのときのことを詳しくお聞かせください

入社2年目の2019年8月に開業届を出して個人事業主になりました。事業としては、オウンドメディア(自社メディア)のコピーライティングや動画制作事業です。仕事を獲得するために、本業と同じくテレアポなど直接営業をしました。

業種や業態は問わず、お仕事をいただき、最初は実績作りから始めるため、金額を頂かず企業様の支援をさせていただいておりました。

開業後は、収入がどんどん増えて半年で本業の収入を超えました。20名くらいの業務委託メンバーと業務に取り組んだ結果、年間3000万円の売上も達成しました。

開業して半年後の2021年3月に法人化を果たします。その後は、Instagram運用代行だけでなく、Instagramを活用したブランディングも請け負うようになりました。

原動力は「楽しさを共有できる仲間」。起業への熱い思いと今後大切にしたいことは?

物凄いスピードで成果を上げ続けてきた江島代表ですが、その情熱の根源には何があるのでしょうか。

ーー起業にこだわってきた理由を教えてください

昔はお金に不自由なく生きたいというのが一番大きな動機でした。稼ぐお金が多いほど、人生の選択肢が増えますよね。

アルバイト時代とサラリーマン時代とを比べると、アルバイト時代のほうが稼いでいましたが、アルバイトでは月50万円が限界なのも理解していました。やはり大きく稼ぐためには、事業や自社プロダクトを持つことが重要です。そのためには起業しかない…と。

お金以外では、新しいことにチャレンジして輝いていたいという気持ちも大きいです。私の知っている経営者の方は、皆キラキラ輝いていましたから。

ーー起業後、自由なお金が増えた反面、心境の変化があったそうですね

住みたい場所に住み、欲しいものは何でも買えるようになりましたが、改めてそういったことに幸福を感じないことに気がつきました。もともと物欲も無い方だと思いますし。

それよりも楽しくやりたいという気持ちが強い。しかも、ただ稼ぐのではなく、同じ目標に向かって一生懸命になれる仲間が欲しい!一緒に達成していきたい!そう思うようになりました。

もともと寂しがり屋なんです(笑)ともに頑張ってくれる人を集めたいと考えています。

ーー仲間を作りたいというのが正社員採用に踏み切った理由でしょうか?

今までは業務委託のみで事業を展開していましたが、今は次のフェーズに入ったと感じています。

仕事は人生の大きな部分を占めています。仕事を楽しみながら、人生を充実させるための手段にすることは可能です。そして、ひとりで達成するよりも、仲間とともに達成することで、喜びが何倍にもなるはず。

私個人としては、仲間に頼ってもらいたい、関わってくれた人に幸せになってほしいと思っています。それに見合うだけの報酬も提供しようと考えています。

ーーともに事業拡大に取り組める仲間を求めている江島代表。TrustLeadの事業内容についてお聞かせください

Instagramを手段としてホームページ解析・コンバージョン率アップ・ブランディング構築などを手がけています。2021年7月には自社プロダクトであるSNS分析ツール「pegasus(ペガサス)」も実装。上場企業の法人様にもご利用いただいており、全国から代理店契約も獲得しています。

並行してエステサロンも経営しています。社員にはエステやネイルの社割もありますよ。今後は、集客に親和性のあるものなら、なんでも取り組む予定です。飲食店も出店してみたいですね。

ーー他社との違いや自社の強みについて教えてください

対社内の強みと対社外の強み、それぞれについてお話しします。

対社内の強みは、権限移譲や物事を推進するスピード感です。半年でプロジェクトマネージャーを任せるくらいの気持ちで常に接していますし、社員にはそこを目指してほしいと考えています。

対社外の強みは、建築業界特化型のオウンドメディア集客ができる点です。建築業界に特化して、しかもInstagram運用をしている企業はほぼないので、かなりのブルーオーシャンと言っていいかもしれません。ここのマーケットでNo.1を取ることを目下の目標としています。

ーー反対に弱みや課題などはありますか?

組織力の構築が課題です。プロジェクトを任せられる人材が不足しているので。育成はもちろんのこと、プロジェクト責任者になれる人材を積極的に採用したいと思っています。

一緒に人生を謳歌できる仲間、求む!情熱ある働き方で自由な人生の実現を

楽しい人生を送るために、仲間とともに成長していきたいという江島代表。最後に、実現させたいことや求める人材についてお聞きしました。

ーー江島代表が重視していることをお聞かせください

人生の70%が仕事と言っても過言じゃありません。どうせなら仕事を通じて、楽しみながら成長していきたいと考えています。

そのためには、同じ目的に向かって歩む仲間と熱く語り合いたいと強く感じています。もちろん春はお花見、夏はコテージを借りて遊びに行くなど、楽しいことも一緒にどんどんやっていきたいです。

収入も一緒にガンガン上げていき、自由な行動を実現できる組織にしていきたいですね。

ーー採用に際して重視していることはなんですか?

一番重要なのは考え方やスタンス。自分を変えたい、成長したいなどWillCanMustが明確になっている人だといいですね。言語化が得意な人も貴重です。また、建設業界のクライアントが多いので、建築業界に携わってきた人なら積極的に採用したいと思っています。

とはいえ、今後も建築業界のみの事業展開をするわけではなく、これまでに得たノウハウやナレッジを活かせるような領域で、社内ベンチャーとしてどんどん参入していく予定です。これまで得たノウハウやナレッジを自由に使っていただき、新規事業を立ち上げたいという方も大歓迎です。かなりのスピード感で事業立ち上げを学べるのではないでしょうか。

何よりも一緒に成長を楽しみたい人はぜひ、お待ちしています。

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