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東京を拠点に、音楽やアート、カルチャーで「楽しい」を創るSTARBASE。企業のブランディング、アーティストの楽曲プロデュースやエージェント、デジタルディストリビューション、ライブ制作、カルチャーショップの運営など、幅広い事業を展開しています。
今回は、そんなSTARBASEで働く社員にインタビュー!中途採用で入社し、現在3年目を迎える渡邉莉里衣さんが成長を感じる瞬間とは?
日本の音楽で経済を動かしたい
──STARBASEを志望した理由を教えてください。
私は19歳から25歳まで、アメリカのロサンゼルスで暮らしていました。ロサンゼルスはエンターテインメントの街で、エンタメに関わる仕事をする人、エンタメ業界での活躍を目指す人が多いエリア。中でも、ヒップホップはアメリカ、さらに言うと世界の経済を回すほど盛り上がっていました。
私は日本出身で日本の音楽も好きですが、日本では音楽が経済を動かしているイメージはなくて。日本に戻って、日本の音楽で経済を回す流れをつくりたい、回せるようなコンテンツを作りたいという思いがあり、日本で転職することにしました。そんな中、STARBASEを知り、“「楽しい」を価値に。ボーダレスに。”という会社のビジョンに共感したんです。エンタメがもたらす楽しさや幸せで経済を回すという、私の考えと一致していたので入社を志望しました。
──現在の担当業務について教えてください。
現在は、ブランディングプロモーション(BP)事業部とクリエイティブディレクション(CD)ルームを兼務してます。BP事業部の主な業務は、大手企業やメーカーの商品・サービスのブランディングやプロモーションを企画・実施することです。STABASEの特徴は、音楽、ファッション、アートなど、誰もがかっこいいと思うコンテンツを掛け合わせること。テレビCMなどでは人気俳優をキャスティングして商品・サービスをPRしますが、私たちはストリート寄りのカルチャー、みんながかっこいいと思うアートやファッションを使ってプロモーションを盛り上げています。
もうひとつのCDルームは、BP事業部から分かれてできた部署です。かっこいいクリエイティブを目指していても、たくさんのメンバーが関わると軸がブレることがありますよね。そこで、アイデア出しや制作過程において、「この企画は本当にイケてるのか」「世間にかっこいいと思われるか」「このデザインは刺さるのか」と、このチームでクリエイティブのクオリティコントロールをしています。全体の進行や企画の管理を担当し、クライアントと対峙するのがBP事業部、クリエイティブを担当するのがCDルームという棲み分けですね。
──ひと口に“かっこいい”と言っても、人によってセンスが違いますよね。どのようにして、“かっこいい”を形にしているのでしょうか。
確かに、人によって“かっこいい”の基準は違います。だからこそ、チームでプロジェクトに取り組み、意見をすり合わせています。クライアントと私たちが考える“かっこいい”が違う時は、「ターゲットとなる層はこういうカルチャーが好きなんです」とエビデンスを集めてプレゼンすることも。CDルームでアイデアを練り、BP事業部が検証し、クライアントとの交渉に臨むという体制です。私は両方の部署を兼務しているので、意見を伝えやすいのもありがたいですね。
──最先端のカルチャーを知っておくことも大切ですよね。どのようにしてアンテナを張っていますか?
ちょっと恥ずかしいんですけど、やっぱりTikTokは最強だと思います。短時間で一気に情報が入ってきますし、若い世代から年配世代までいろいろな人たちが集まっていますから。TikTokを観ていると、トレンドが日々移り変わっていくのもわかります。もともとTikTokが好きということもあって、1日3~4時間は観ていますね。
この仕事なら、人を幸せにできる
──これまで手掛けた仕事の中で、印象に残っているプロジェクトを教えてください。
高い評価をいただいたのは、ある飲料メーカーとサウナのコラボです。飲料ブランドのロゴをあしらったサウナグッズをつくったり、人気のサウナ施設で飲料を配布したりと、若い世代に向けたブランディングを行いました。
STARBASEは、音楽、アート、ファッションなどと掛け合わせた施策を得意としますが、その時は私がただただサウナにハマっていて。その趣味を押し出したところ、SNSなどでバズったんです。
このプロジェクトだけでなく、私がメインで担当する企画は、その時自分の中で流行っているコンテンツや好きなものを組み合わせることが多いんです。そうやって、自分の“好き”がみんなの“好き”になり、多くの人に届くことに喜びを感じます。
──“好き”を生かせる仕事なんですね。
私の場合はそうですね。好きなものがあったら、どこがかっこよくて、どこがかわいくて、どこが好きなのか熱量を持って伝える。しかも、“好き”の伝え方を10パターン、20パターンと考えて企画に落とし込むんです。そうすると、多くの人に響くクリエイティブになると思っています。
──仕事のやりがいを感じるのは、どんな時ですか?
私は人の幸せそうな顔を見ると、自分までハッピーになるタイプなんです。世の中には、人が幸せになったと感じられる仕事はあまり多くありませんよね。でも、私たちの仕事は人の幸せをダイレクトに感じられます。
最近は、企業のブランディングやプロモーションとしてライブを行うケースが多いんです。例えば、大手ファストフードチェーンのプロジェクトでは、チャリティ音楽フェスを開催しました。準備はとても大変でしたが、フェス当日に周りを見渡すと約1万人の来場者が本物の笑顔を浮かべてステージを見守っていて私も感動しました。この笑顔をつくることができたんだと思うと、もうたまらなかったです。
また、私はこれまで自分を支えてくれた親や友達を幸せにしたいという気持ちも強いんです。私がプランニングした企画に対して、「え、このアーティストをキャスティングするなんてアツい」「この企画、超面白い!」と喜んでもらえると、私まで幸せ。身内をハッピーにできることが、一番のやりがいですね。
STARBASEの1年は、他社の3年分くらい濃密
──まだSTARBASEに入社して2年半ですが、そうとは思えないほどいろいろな企画に携わっていますね。STARBASEで成長を感じた瞬間は?
STARBASEは仕事の案件もとても多いし、サイクルも早いんですよね。STARBASEの1年は、他社の3年分くらい濃密です。クライアント企業の方と相対することも多いのですが、大手のベテラン社員と対等に話せるほどのスキルが身につきました。多くのアーティストとも出会ってきましたし、年々経験値も上がり、自分のキャパシティも広がっていますね。この2年半だけでも履歴書に書ける経験が本当にたくさんあります。
これはBP事業部に限った話ですが、好きなものや趣味が多い人はすごく成長できると思います。私自身、ひとつのアーティスト、ひとつのコンテンツをずっと応援しつづけるより、気になるものが次々にできるタイプ。プロジェクトに関わっている間はコラボするアーティストやコンテンツの一番のファンですが、終わったら次の新しいものに目が行くんです。どんどん“好き”を生かせるし、経験も身につくので、私みたいなタイプは向いているかもしれません。
──会社の雰囲気はいかがでしょう。
ファッションやアート、音楽が好きな人、さらに言うとオタクが集まっています(笑)。エンタメ業界と聞くと陽キャの集まりのように思うかもしれませんが、そうでもなくて。陽キャ、陰キャを問わず、好きなものに対して敏感で、熱量の高い人が多いです。年齢や部署が違っても、好きなものについてえんえん話せるのも熱量やテンションが一緒だから。みんな仲がいいし、話をする中でアイデアが生まれることも多いですね。
──最後に、STARBASEに興味をお持ちの方に向けて、メッセージをお願いします。
STARBASEは、人を楽しませることが好きな人が多い会社です。人をハッピーにすると自分もハッピーになる人は、ぜひ一緒に働きましょう!
<プロフィール>
渡邉 莉里衣
2022年入社 ブランディングプロモーション事業部/クリエイティブディレクションルーム所属