東京を拠点に、音楽やアート、カルチャーで「楽しい」を創るSTARBASE。企業のブランディング、アーティストの楽曲プロデュースやエージェント、デジタルディストリビューション、ライブ制作、カルチャーショップの運営など、幅広い事業を展開しています。
スタッフインタビューVol.7に登場するのは、配信、レーベル、ブランディングプロモーション各部門で管理職を務めるスタッフたち。さまざまなプロジェクトをリードする3人に、仕事のやりがい、STARBASEの魅力について聞きました。
エンタメ業界らしいフランクな職場
──皆さんは、STARBASEに中途採用で入社しました。これまでの経歴と現在担当しているお仕事について教えてください。
関田:2010年に、STARBASEの親会社であるonepeaceにアルバイトとして入社して、2013年に正社員になりました。前職は、美容師として少し働いたあと、本やCD、雑貨を扱う店舗でバイヤーを担当していました。その店の上司が現STARBASEの社長とつながりがあり、onepeaceで制作したCDを店舗で扱うことになったんです。その縁でonepeaceに入社しました。入社後は音楽のディストリビューションサービスに携わってきました。現在は仕事を任せられるスタッフが増えたので、私は主に企業のYouTube運用サポートやコンサルティングを担当しています。以前、あるプロジェクトでクライアントのYouTubeチャンネルにSTARBASEで制作した楽曲をアップし、登録者数10万人を目指したことがあって。それをきっかけに、YouTubeチャンネルのコンサルティングを本格的に行うようになりました。
熊谷:前職は芸能プロダクションで、マネジメント、楽曲制作、A&Rとひととおり担当してきました。その流れでSTARBASEのCMOと知り合い、2018年にSTARBASEに合流することに。現在はレーベル事業に携わり、担当アーティストの楽曲制作を軸に、ヒットにつながるあらゆる動きを担っています。ライブのブッキングやキャスティング、エージェントとして関わっている作曲家との外部向けの楽曲制作など仕事は多岐にわたります。
宮城:前職はインフルエンサーマーケティングの会社で、まだインフルエンサーという言葉が一般化する前からスカウティングやキャスティングなどを行っていました。そんな中、STARBASEとエージェント契約していたダンサーさんとお仕事をする機会があって。そこでとSTARBASEの方々と知り合い、2022年8月にSTARBASEにジョインしました。現在は、前職の経験を生かしながらブランディングプロモーションの仕事をしています。クライアント企業に向き合いながらプロモーションプランを展開するのですが、キャスティング業務を行いつつ、プロジェクトマネージャーとして全体の進行管理や調整も担当しています。
──会社の成長を感じるのは、どんな時ですか? また、会社はどんな雰囲気でしょう。
関田:成長スピードがとても速くて、人が増えるたびにオフィスを引っ越しています(笑)。最初の頃は、2年に1回くらい引っ越していました。
熊谷:僕が入社した頃は社員も十数名で、レーベルとエージェントが一体になって動いていました。少人数なのでA&Rもエージェント業務も映像制作もライブ制作も全部やる。結果的にいろんな経験を積めましたが、その頃と比べるとずいぶん会社も大きくなりましたよね。
関田:ただ、会社の雰囲気は昔からあまり変わっていません。エンタメ業界らしくファッションも自由ですし、明るい人が多い。静かなタイプはほとんどいないんじゃないかと思うくらい、みんな主張がはっきりしていますね。
宮城:年齢も近いですよね。20代から40代が中心で、平均すると35歳前後。変に気を使わなくてもいいですし、上司・部下関係なくフランクに話せます。言いたいことを言いやすい環境だなと思いますね。
熊谷:僕は会社への愛が強いので。会社に恋してます。
関田:という感じの会社です(笑)。
──それぞれの部署は、横のつながりがあるのでしょうか。
関田:ブランディングプロモーション事業部がクライアントの案件を請け負い、イベントやプロモーションを進行しつつ、レーベルが楽曲を制作し、私たちの部署がそれを一般の方々に届ける、という流れですね。
熊谷:部署を横断するプロジェクトは多いほうだと思います。レーベルのA&Rは、基本的には個人プレーに近いのですが、チームで動くこともありますし、他の部署と絡むことも多いです。
宮城:ブランディングプロモーション事業部は、部署内の連携も深いですね。音楽に強い、ライブに強い、車やファッションに強いといったそれぞれの得意分野を生かし、チームでプロジェクトに取り組んでいます。
それぞれの事業部で得られるやりがい
──仕事のやりがいはどんな時に感じますか?
関田:音楽のディストリビューションは、会社に属していないとできない仕事だと思います。楽曲のジャンルも幅広く、さまざまな事業者やアーティストと関われるのはすごく面白いですね。楽曲制作に関わる皆さんよりは後になりますが、完成した楽曲をいち早く聴けるのもテンションが上がります。また、配信だけでなくアーティストの音楽活動をサポートすることもあります。たとえば、STARBASEと配信契約を結んでいるあるアーティストとは、企業とのコラボ企画を展開しました。楽曲のリミックスやミュージックビデオ制作、広告宣伝など、全体のコーディネートに関われたのは印象深いお仕事でした。
熊谷:レーベルのA&Rは、アーティストに一番近いポジションだと思っています。音楽が生まれる瞬間に立ち会えることがやりがいですね。というより、そもそも才能あふれる人たちと一緒に仕事できていること自体が喜びかもしれません。ミュージシャンやタレントはどこか浮世離れしたところがあるので、彼らといることで自分も中学生、高校生のままでいられる。もちろんビジネスとしての責任はありますが、一般的な会社員とは違う感覚を味わえています。
関田:ただ、部署間ではけっこうバトりますよね(笑)。熊谷さんの部署で楽曲を制作して、私の部署が配信するのですが、熊谷さんはアーティスト寄りの考え方。私はどうしても会社目線になるので、納期で揉めることもあります(笑)。
熊谷:アーティストは「ヘルツ数によって音楽の聴こえ方が違う」とこだわるような人たちです。だから「もう1日待ってください」と言いたくなることもあって。僕の場合、常にアーティスト側に立たないと仕事がうまくいかないんです。アーティストあっての仕事なので、アーティストからNGが出たらそれで終わりですから。だから、どうしてもアーティスト側に立たざるを得ないという側面もありますね。
関田:ヘルツ数にこだわりつつ、納期は守ってほしいです(笑)。
──クライアントと向き合うブランディングプロモーション事業部は、また違ったやりがいがありそうです。
宮城:ブランディングのやりがいは、やはり企業の広告やプロモーションが成功して、継続につながった時ですね。あるアパレルブランドとは人気グローバルグループを起用したキャンペーンを行い、オリジナル商品や企画フォーマットを作りました。タイアップアーティストは変わりましたが、今もプロモーションを手がけています。最初に広告キャンペーンを打ち出し、SNSでファンの反応が見えた瞬間も「やってよかったな」と強く感じます。クライアントとアーティストの間に立って調整するのも、社内のクリエイティブディレクターとの折り合いをつけるのも大変ではありますが、キャンペーン施策が当たって売上が伸び、クライアントやファンに喜ばれると達成感は大きいですね。
幅広い仕事に携わるので、確実にキャリアアップできる
──各部署に向いているのは、どんなタイプだと思いますか?
関田:やっぱり一番はコミュニケーションが取れる人ですね。ディストリビューション部門は、チームで動きます。周囲に相談せず、ひとりで勝手に進めてしまうタイプだと、仕事が破綻してしまうんですね。ですから、コミュニケーションは意識していて、週1回の1時間ミーティング、毎朝10~15分の朝礼、さらにPCを閉じて30分間話す「コミュニケーションミーティング」もやっています。仕事の悩みだけでなく、家庭のことでも何でも共有しておこう、という場ですね。あとは、デスクワークをコツコツ真面目に正確にこなせる人が向いていると思います。ただ、専門知識が必要ですが、入社する時は未経験のスタッフがほとんど。きちんと教わる姿勢があれば問題なく務まると思います。
熊谷:レーベル事業の場合、一番大事なのは主体性があること。音楽制作の現場は、「こういう音楽をやりたい」「このアーティストと一緒にやりたい」という熱意がなければ続けられません。「音楽が好きなので、アーティストの近くにいたいです」というふわっとした人は、大抵長続きしないですね。僕くらいの年齢になるまでこの業界に残っているのは、結局「やっちゃってた人」だけ。気づいたらイベントをオーガナイズしていた、みたいな人ですね。僕自身も、何もわからない状態からマネジメントを始めて、若い頃はラジオ局に入り込んでプロデューサーに勝手に挨拶したり、他社の人に「マネジメントってどうやるんですか?」と聞きに行ったりしてましたから。結局のところ、誰かに何か言われても「知らねえ」と突き進める人、主体性を持って動く人しか残らない気がします。
宮城:僕は、変にこだわりを持ちすぎていない人のほうが向いていると思っています。いろんなことに興味があって、浅くてもいいから広く知っている人のほうがいい。そのほうが、企業の課題を解決する時に、引き出しが多くていろんな提案ができるんですよね。同じ部署のメンバーも、広告代理店、テレビの制作会社、PR会社、アパレル企業のPR担当などバックグラウンドはさまざま。興味の対象もそれぞれ違うので、一緒に会話していると思いがけないアイデアが生まれることもあります。
──最後に、STARBASEへの入社を検討している人に向けて、この会社でどんな力が身につくか、アピールしていただけますか?
関田:ディストリビューション部門は、音楽配信プラットフォームの最新情報がダイレクトに入ってきます。「YouTubeでこの機能が使えるようになります」「新しいサービスが始まります」と一般の方よりも早く知って、実際に使えるようになる。情報感度も自然と高くなると思います。
熊谷:レーベルの仕事は任される仕事が多岐にわたり、幅広い情報に触れられるので、確実にキャリアアップできます。STARBASEは他の部署も含めて感度の高い人が多いので、今何が起きているかトレンドも掴みやすいですね。
宮城:ブランディングプロモーション事業部の場合、エンタメを通したプロモーションの力が身につくと思います。今の時代、普通の広告を打っても、なかなかターゲット層にリーチしません。そういう中で、エンタメの力を使ってどうやって人に届けるか。アーティストを起用した広告を作ったり、企業×ファッションでコラボアイテムを作ったり、これまでの広告の枠にとらわれないプロモーションを企画するので、引き出しが増えると思います。
<プロフィール>(写真左から)
ブランディングプロモーション事業部 副部長
宮城 巧
コンテンツ事業部 STARBASE RECORDS 副部長
熊谷 聡
コンテンツ事業部 STANDO DISTRIBUTION 副部長
関田真澄