こんにちは!Tenyi(テンイ)の杉本です。
これまでのストーリーでは、代表・原へのインタビューや、CSチームの仕事について紹介してきました。今回は少し毛色を変えて、入社エントリーです。9月18日、Tenyiに5人目の社員として梅澤幸太さんが入社しました🎉
実は梅澤さんの入社は、Tenyiにとって初めての非リファラル入社なんです。これまでの社員は全員リファラル、つまり社員のつながりを通じて集まってきました。梅澤さんは社員の誰とも面識がないまま、Wantedlyの求人をきっかけに応募し、入社を決めててくれました。
「よく採ってくれたな〜(笑)」「よく入社してくれたな〜(笑)」とお互い笑い合うような私たち。ここに至るまでの経緯を伺いました。
秋田から歯科医療、そしてAIへ
杉本:まずは、Tenyiに入社する以前について、自己紹介をお願いします。
梅澤:地元は秋田県で、高校卒業までは秋田で過ごしていました。大学は東京医科歯科大学の歯学部口腔保健学科へ進学して、卒業後は臨床をやろう、と思って歯科医院で働きました。
杉本:医科・歯科の道を選んだ原点みたいなものはあるんですか?
梅澤:大きなきっかけは2つあって、1つは中学のとき部活中に目をぶつけて失明しかけたこと。すごく良くしてもらって、そのおかげで今は無事に目が見える生活をしています。それが医療に関わりたいと思った原点ですね。もう1つは、高校2年のときの東日本大震災ですね。秋田に住みながら震災を体験して、そこで医療の道に進みたいという思いが強くなりました。
杉本:なるほど。歯科医院で働いた後は、事業会社でのキャリアが続くと思うのですが、どんな経緯で事業会社に転職しようと思ったんですか?
梅澤:働いていた歯科医院では、臨床業務をやりつつ、企業とコラボする社内プロジェクトのリーダーも担当していたんです。当時、まだAIが出始めの頃に、AIに関わるプロジェクトがあって、「この写真だと虫歯はどこにあるか」などを判定するAI開発に取り組んだことがあって。それをきっかけにAIに興味を持って、大学院に進学し、AIに関する学びを深め、その後に歯科×AIの会社にプロダクトマネージャーとして入社しました。それ以降は数社に渡って、AIのサービス開発や、予約管理のアプリや電子カルテ、患者向けアプリなどの開発に携わってきました。
杉本:学生の頃から前職まで、立ち位置は変われど、ずっと歯科の業界に関わり続けてきたんですね。
梅澤:そうですね。最初は歯科にこだわりがあるというわけではなかったのですが、結果的にずっと歯科に関わり続けていますね。今後も、AIやDXに取り組みながら、業界を良くしたいという気持ちでいます。
「歯科×PdM」で見つけた、拡張を見据えるスタートアップ
杉本:転職を考え始めたのは、いつ頃だったんですか?
梅澤:2026年の6〜7月くらいからです。前職では組織的な変化が重なっていて、自分のエネルギーを本当にやるべきことに使えているのか、疑問に感じるようになったのがきっかけでした。
杉本:転職活動では、どうやって会社を探していたんですか?
梅澤:いくつかの求人サイトを使って、「歯科×PdM」を軸に探していましたね。関西在住なので、関西か、フルリモートで働けるところという条件は付けつつ。
杉本:Tenyiを見つけたときの第一印象、覚えてますか?
梅澤:「おっ、歯科業界に新しいスタートアップが出てきたんだな」という印象でした。歯科業界のスタートアップって、ここ数年新しく出てくることが少なかったので、ちゃんと拡張を見据えて動いていそうな雰囲気をTenyiから感じられたところも新鮮でしたね。メンバーも若そうだし、雰囲気も良さそうだな、と思って一度話を聞いてみたいなと思いました。
「役割はまだ決まっていない方がいい」代表とのカジュアル面談
杉本:Tenyiへの興味がぐっと深まったのは、原とのカジュアル面談だったと聞きました。
梅澤:そうですね。普通の面談だと、これまで何をしてきたか、何に貢献できるかの話が中心になると思うんです。でも原さんとは、この業界をどう良くしていけるかっていう、未来の話ができたのがすごく面白くて。一気に興味が湧きました。
杉本:梅澤さんと3週間ご一緒して感じたのですが、梅澤さんって、先の絵が見えると、どんどんアイデアが湧いて出るタイプですよね(笑)。
梅澤:バレましたか(笑)。そうなんです、原さんとのカジュアル面談もその瞬間でしたね。ほんの1時間の面談で、あれもこれもやれるんじゃないか、と湧いてくる感覚があってワクワクしました。しかも、それを自由にやっていいよ、って言ってもらえそうな感覚があって。役割がまだ固定されていないことにも魅力を感じましたね。「これから一緒に作っていける」というのが、僕にとっては一番大きかったです。
杉本:他にも選考に進んでいた会社もあったと思うのですが、Tenyiに決めた理由はなんだったんですか?
梅澤:やっぱりTenyiが一番「自分が何をやるか分からなかった」ことですかね(笑)。他には会社の雰囲気の良さもありましたね。選考中に社員のみなさんにも会わせてもらえて、年齢が近い人が多いのもあって、話しやすかったです。あとは、希望していた条件が意外と受け入れてもらえたことも大きかったですね。スタートアップでこの条件は難しいかな…とも思っていたので、受け入れてもえらたのは嬉しいギャップでした。
杉本:たしかに、条件については社内でも色々と工面しました(笑)。私たちも梅澤さんと一緒に働きたいと思っていたので、調整も頑張れたというのが大きいですね。
3週間で見えてきたサービスの価値
杉本:8月31日から業務委託として合流してもらってから、3週間くらい経ちましたね。働き始める前と後でギャップはありましたか?
梅澤:雰囲気の良さや自由度、事業に集中できる環境は想像通りでした。それ以上に、mitokiというサービスの価値提供のクオリティが、思っていたよりずっとしっかりしていたんです。いい意味でのギャップでした。
杉本:梅澤さんから見て、mitokiがクライアントに与えている価値ってどんなものに見えてますか?
梅澤:ソフトウェアを売る会社は、自分たちのプロダクトの使い方を教える。コンサルは経営方針や組織の運用方法を教える。でも、情報をどう整備して、どう活用するかにアプローチしている会社って、僕はこれまで出会ったことがなかったんです。
杉本:なるほど〜。「魚を与えるんじゃなくて、釣り方を教える」的な話に近いのかも?
梅澤:まさにそれです。クライアントである歯科医院自身が、情報整備の力をつけていく。将来的にmitokiを卒業したとしても、その医院がパワーアップしている状態を目指してますよね。契約している間だけ良ければいいわけじゃなくて、その先も良くなる。依存体質をつくらない、学校みたいなサービスだと思うんです。これが普及していくと、医院が本来かけるべきところにコストとかエネルギーをかけれるようになると思うので、mitokiが伸びれば業界が良くなっていく世界を作っていきたいですね。
これからTenyiで何をやる?
杉本:梅澤さん自身、肩書きはPdMとしていますが、実際はもう少し広い動き方をしていますよね?
梅澤:そうなんです(笑)。原さんからも、「PdM業務だけをやって欲しいわけじゃない」と言われていて。
杉本:とはいえ、じゃぁ何をやって欲しいかは明示されていない、と。原っぽいですね(笑)
梅澤:僕自身は、役割が決まっていない方が自由に泳げて楽しいタイプなので、嬉しいですけどね(笑)。今は組織を回すために足りないピースを、柔軟に埋めていくのが自分の役割かなと思っています。あと、mitokiは歯科医院に閉じていなくてもいいと思っていて。AIはどの業界にも普及しているし、その結果、情報が溢れて逆に働きづらくなっている職場も生まれていると思います。AIで情報を増やすことに価値が置かれがちだけど、本当は情報を整備することにも価値があると思っていて。mitokiの価値は、増えた情報を澄ませて、やるべきことに集中できる環境を作れることだと思うので、それを広めていきたいですね。
【編集後記】
インタビューをしていて一番印象に残ったのは、「役割が決まっていない方が自由に泳げて楽しい」と笑って話してくれたことです。普通なら不安に感じてもおかしくないその状態を、梅澤さんは楽しみながら受け取ってくれている。だからこそ、まだ3週間の梅澤さんが、新鮮な目でmitokiの価値を言葉にしてくれたのだと思います。
さらに嬉しかったのは、その視点が歯科医院だけの話で終わらなかったことです。情報を増やすことだけでなく、整備することにも価値がある。それをmitokiが広めていければ、歯科という枠を超えて、情報に溺れているすべての現場を助けられるかもしれない。Tenyiがこれから広げていきたい景色そのものに共感してくれた梅澤さんと一緒に、さらにmitokiが広がっていく世界を見るのが楽しみです!