「海外で働いてみたい」
そう思うようになったのは、高校1年生のときだった。
きっかけは初めての海外で行った、カンボジアへのボランティア研修。
北海道札幌市で生まれ育った私にとって、初めての小さい挑戦だった。
親と一緒にパスポートを作って、飛行機に乗って、シェムリアップの空港に降り立つ。
空港の匂い、聞こえてくる知らない言葉、食べ物、日本とは全然違う景色、乗り物
全部が新鮮で、ただただ楽しかった。
初めての海外で、自分が今まで生きてきた世界って本当に小さかったことに気づき、なんでもできる気がした
そして、
「もっと世界を見たい。」
「いつか海外で働きたい。」
という気持ちが、私の中に強く残りました。
だからこそ進学先に選んだのは、九州にある立命館アジア太平洋大学。
在籍している学生の半分以上が外国籍で、136カ国以上のいろんな国の人たちがいる、刺激的な環境でした。
そこでまた、今まで知らなかった価値観や個性的な人たちにたくさん出会えた
そして大学時代、アルバイトで稼いだお金は、ほとんど海外旅行に使い、
働く。
お金を貯める。
海外に行く。
帰ってくる。
また働く。
そして、また次の国へ。
気づけば、これまでに訪れた国は45カ国以上になってた。
社会人になってからも、変わらず、
「次はどこに行こう。」
それを楽しみに、毎日働く。
毎月25日に給料が振り込まれ
土日をつなげて有給を取り、海外へ行く。
海外に行けば、楽しい。
見たことのない景色。
知らない文化。
初めて会う人。
日本では考えもしなかった価値観。
そういうものに触れるたびに、
「やっぱり世界って面白い。」
とワクワクしてた。
そして、まだ日本に帰りたくないな
と思いながら帰国する。
また仕事が始まる。
満員電車に乗る。
毎日同じ職場へ行く。同じ人に会う。
海外で働いてみたいな、でも結婚も子どもも欲しいしなって、やりたいことが思いついても、何かと理由をつけて行動してこなかった。
でも今振り返ると、
自分の人生なのに、その責任を環境や周りの人に押し付けた。
変わりたい、挑戦してみようかな
でも、今の生活を捨てるのも怖い。
そんなふうに思ってた
当時の会社は、超絶ホワイト企業
有給も取りやすい。離職率なんてほぼない。
食費も洋服代も補助金が出る完璧すぎる福利厚生。
1分から残業代がでる
海外旅行にもいつだって行ける。
お金も時間も、他の会社より充実してる
だからこそ
「ここを辞める理由なんてないよね。」
そうやって、そこに留まり続けていました。
そして、ある程度未来も想像できていました。
結婚して、
子どもを産んで、
育休を取って、
子どもが2歳くらいになったら保育園に預けて、
共働きで働いて。
年収はこれくらい。
きっと、普通に幸せな人生。
でも。
その未来を想像しても、全然ワクワクしなかった。
「嫌な未来」ではない。
むしろ、一般的に見れば幸せな未来だったと思います。
それなのに、
「私はこの人生を生きたいのかな?」
という違和感だけが残っていました。
私はずっと、「何か」を探していた。
海外に行けば見つかると思っていました。
もっといろんな国に行けば。
もっといろんな人に会えば。
もっといろんな経験をすれば。
いつか、
「これだ。」
と思えるものが見つかるんじゃないかって。
だから45カ国以上、旅をしました。
でも、どれだけ世界を広げても、
自分自身の人生が変わらなければ、何かが満たされるわけではなかった。
そのことに、少しずつ気づいていきました。
そんなとき、ある舞台で有香さんを知った。
たまたま知った社長の有香さん。
そこからフリーランに入社し、
そして半年経った今、
旦那も驚いているけど、自分が1番驚いています。
こんなにも人って変わるんだ。
って。
今まで自分では気づいていなかった強み。
自分が人に与えられるもの。
人と関わることの面白さ。
誰かの成長に関わることの面白さ。
自分自身が成長していく面白さ。
そして、
「人生って、自分で面白くしていけるんだ。」
という感覚。
45カ国以上を旅して、
ずっと外の世界に「答え」を探しに行っていた私が、
ようやく自分自身に目を向けられるようになった。
もしかしたら、ずっと探していたのは「場所」じゃなかった。
今思えば、
私はずっと「どこかに行けば、自分の人生が変わる」と思っていたのかもしれない。
カンボジアに行けば。
海外に行けば。
新しい国に行けば。
新しい会社に行けば。
でも、本当に変わったのは、
自分自身の見方が変わったときでした。
そして不思議なことに、
自分の人生を変えたいと思って行動したら、
今まで見えていなかった自分の可能性が、少しずつ見えるようになってきました。
私はこれからどんな人生を過ごしてくのか
今は、そんなことを考えるのがめちゃくちゃ楽しい
むしろ、
これから自分で答えをつくっていけることが楽しみでしかない
45カ国以上を旅した今、
世界は思っていた以上に広かった
そして同時に、
自分の可能性も、思っていた以上に広かった。
それを知れたことが、
私がフリーランに入って半年で、一番大きく変わったことです。