この記事は、『入社の決め手は「Globalなフェムテック事業」。データを活かして事業開発をサポート。Vol.1』の続きです。前回の記事を読んでいない方は、まず前回の記事をご覧ください。

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生理に関するデータ収集のスペシャリストとして、企業の課題を解決

企業への提案はどのようにされていますか？

研究と商品開発の二つの分野があります。フローラは生理に関する研究を主に対象としており、生理のタイミングや周期が個人差が大きいため、データ収集が難しいことが多いです。このため、フローラのリサーチ力に魅力を感じていただく企業も多くいます！

商品開発に関しては、自社の素材や技術を女性の健康分野でどう役立てるかがわからない企業が多いため、そのような企業に対し、具体的な活用方法を提案することが主な役割です。

新規事業担当者とお話しする際は、既に企業がお持ちの技術やコネクションと女性の健康を掛け合わせたら、何できそうかアイディア出しをします。

研究開発職とお話しする際は、Floraのデータ収集力をアピールします。Floraでは、生理周期に紐付けたデータ収集を得意としています。生理のタイミングは個々人で異なるため、調査運営が難しいのですが、Floraが持っているシステムでは、複雑な調査設計も実現可能なので、そういった点を重宝していただいています。

特に印象に残った提案はありますか？

「生理をテーマに何かしたい」といった漠然とした要望をいただいたこともありました。インターネット上では、生理関する情報が少なかったため、まずは周囲の友人に生理の悩みを聞くことから始めました！インスタグラムのストーリーで募集したところ、20人ほどから反応をいただき、その中から5～10人と15分程度のインタビューを行いました。生理の話題にもかかわらず、多くの方が協力してくださり感動しました。

私自身、キャリアの経験は浅いため、まずは自分ができることを探して取り組むようにしています！私自身が知識が十分だと感じていないことも、リサーチ力は強みであると考えているので、本を読んだり、周りの人に話を聞いたり、ネットで調べたりしています。

データサイエンティストとの連携では、語学力を活かして橋渡し役も担う

実装フェーズではどのような活動をしていますか？

調査研究の案件ではフローラ内のデータサイエンティストと企業の担当者を繋ぐ役割を担っています。データサイエンティストは英語で業務を行っているため、その橋渡しも多いですね。また、モニターのお客様とのやり取りも担当しており、前職での接客経験が役立っています！

社会貢献も、自分自身の成長も。前向きな姿勢で取り組める仕事

フローラを通じてどのような目標や目的を達成したいですか？

女性が生き生きと過ごせる環境づくりに貢献したいと思っています。学生時代に生理痛で学業やスポーツとの両立に苦しんで、改善方法を探していたのですが、「生理は辛いのが当たり前」「生理について語るのはタブー」といった雰囲気を感じていました。自分で調べて婦人科に行き、ピルを処方してもらって症状は改善したのですが、誰にも相談できずに、婦人科にいくのは当時の私には勇気がいることでした。

また、当時はジェネリックも少なく、その費用をバイト代で自己負担するのも大変でした。もっと、生理について語れる風潮があれば、孤独な思いをしなくて済んだのかなと思います。自分のように生理に苦しんでいる人が適切な改善策に辿り着ける社会であってほしいなと思いあます。

フローラでは、女性の健康に関連した幅広い業務を任せていただくことができているので、自分自身も成長しながら社会に貢献したいと考えています！

仕事をしていてポジティブになれる瞬間はどのような時ですか？

お客様から「生理がしんどいので研究に参加することで少しでも貢献できるなら参加したい」と言っていただいたときや、クライアントから「フローラだからこそお願いできる研究！」と言われたときに大きな喜びを感じます！Floraでのお仕事は自分が経験した生理やジェンダーバイアスに対するマイナスの経験を、仕事を通じてプラスに変えられていると感じられることがモチベーションです😊

どのような人とフローラで一緒に働きたいですか？

前向きで、改善する過程を楽しめる方がいいですね。フローラはスタートアップで発展途上の部分も多いので、変化を前向きに受け入れられる人が合っていると思います。この記事を読んでくださっている方の中に、そういった方がいらっしゃれば、ぜひ一度お話ししたいです！

インタビューは以上になります。ありがとうございました！

Floraでは、私たちと一緒に働いてくれる方を絶賛募集中です！少しでも興味がある方は、ぜひ一度カジュアルにお話ししましょう🔥