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開発の内製化、アジャイル開発導入。新たな取組を推進するプロダクト開発マネージャーに聞く、Jストリームで働く面白さ

東京に加え、福岡にも開発拠点を持つJストリーム。今回はフロントエンジニアとして活躍する傍ら、プロダクト開発マネージャーを務める有村に話を聞きました。入社早々に新サービスの開発中心メンバーとしてフロントエンドを一手に担い半年後にはリリース。エンジニアとして、また組織の変革にも携わった立場として、有村にJストリームで働く魅力を語ってもらいます。

動画領域での開発未経験から、入社後半年で新サービスをリリース

―まずはJストリームに入社した経緯を聞かせてください。

私のキャリアは、SIerからのスタートでした。東京在住の新卒SIerとしてエンジニアリングの基礎を学び、転職やフリーランスを経て複数の開発経験を積みました。

結婚を機に九州へUターンしたのですが、その後、紆余曲折あって生活の拠点を福岡へ移すことに。転勤を伴う異動はなかなか難しく、転職を視野に求人情報を探していたところ、Jストリームの存在を知りました。

当時、診療予約システムの開発プロジェクトで、待合室のディスプレイに医療動画を配信する機能を企画・開発していました。しかし、それは、静的な動画ファイルをスケジュール通りに再生するという配信とは名ばかりの機能で、技術的な疑問から動画配信の分野に興味を抱いていました。

目にした求人情報では、ちょうどJストリームが福岡に開発拠点を立ち上げるタイミングだと記載されていました。興味ある技術領域の深い部分へ踏み込み、しかも、これから組織を大きくし、新しい取り組みにチャレンジできる環境だと思い応募し、入社を決めました。

現在、私は福岡在住ですが、自身も開発しながら、東京、福岡関係なくJストリームのプロダクト開発全体を見るマネージャーも務めています。

―入社してからはどのような業務をしてきたのですか。

入社した時点で、「J-Stream CDNext(シーディーネクスト)」という新サービスをリリースすることが決まっており、私がフロントエンドの開発を担当しました。このサービスは、契約したユーザー企業が、Web画面上から当社が構築したCDN(Content Delivery Network)という大規模配信ネットワークサービスを管理運用できるというものです。自社のプラットフォームサービスとして現在主力のひとつです。

この頃のJストリームは、開発の内製化に着手したばかりで、内製化フローや体制などすべてが手探りの状態でした。当社はもともとネットワークサービスから始まったこともあり、CDNextもインフラ部分に関してはサービスレベルまで完成していました。しかし、フロントエンド部分の開発については、半年後のリリース日と方向性のみ決まっていた状態で、要件を詰めるところからのスタートでしたね。

後日談ですが、「有村がいなかったらこのサービスはリリースできなかった」と言われたのは嬉しかったですね。その後はスマホアプリをはじめ、他社の製品と組み合わせたプロダクトなど、様々なプロジェクトに携わりながら今に至ります。



―前職とは違う領域だと思いますが、入社直後から動画に関連した開発ができたのですね

動画配信やCDNについては知識も経験もなかったので、入社直後の研修では何もわかりませんでした。しかし、フロントエンドの開発自体は動画やCDN技術の詳細は知らなくともできました。この業界特有の技術知識などの分からないところは周りの人にサポートしてもらいながら進めていきました。

―今後入社する方も動画領域が未経験でもすぐに活躍できると思いますか。

Jストリームでは、モダン開発をベースにした環境へ移行させており、一般的な開発経験を持った方ならスムーズにスタートが切れると思います。現在は、マイクロサービス化された全社の開発共通基盤も構築され、開発効率もぐんと高まりました。私は半年でリリースしましたが、今後入社する方は、もっと短い期間でも活躍できるのではないでしょうか。

アジャイル開発で世の中の動きに合わせて常に最適なものを届ける

―自社開発をウォーターフォール型からアジャイル型へ変革したと聞きました。

はい。まだ変革途中ではありますが、開発効率や組織への変化は起きています。プロジェクトの始まりと終わりが明確にあるウォーターフォール型に対し、アジャイル型には終わりがありません。世の中の動きに合わせて常に改善を続けます。動画領域は技術的にもマーケットニーズ的にも変化が激しいので、世の中の動きにあわせて常に最適なものを届けやすくなりました。

コロナ禍への対応としては、急速なインターネットライブニーズから、数か月で自社開発のOVP(Online Video Platform)である「J-Stream Equipmedia(ジェイストリーム・イクイップメディア)」へ『疑似ライブ(収録動画をタイムスケジュールに沿ってライブ配信する機能)』を新規追加しました。これも新しい開発環境だから短期間で実現できたことです。

―アジャイル型に切り替える際には、どのような苦労がありましたか。

メンバーのマインドを変えることです。今も過渡期なので、まだ戸惑っているメンバーもいます。ですので、今後もメンバーの頭の使い方をアジャイル型にシフトしていくのが重要なミッションです。

環境面では、ソフトウェアのインフラも充実させていこうということでIaaS(Infrastructure as a Service)も進めており、私も携わってます。ここでは、REST APIをベースに、APIをたたけば開発者が欲しいサーバが自動生成される仕組みになっています。


―他に組織が変わったことによる変化があれば教えて下さい。

開発を内製化したことで、社員同士の繋がりが強くなったように感じます。クライアントや社内での疑問や質問に対して、素早く社内で確認・回答ができるようになったからだと思います。効率的に開発を進めることができています。

―Jストリームの組織風土について、どのような印象をお持ちですか。

やりたいことにチャレンジしやすい環境ですし、スキルアップしやすい環境です。受託案件ですと言語や技術も決められているので、限られた範囲でしかスキルアップできません。

エンジニアの知的好奇心を少しでも満たすために、新しい技術にどんどん挑戦できるようにしています。最近ではInfrastructure as Codeに取り組んだり、言語的にはPythonや、フロントエンドであればES6以上のJavaScriptや、TypeScript、React、Nextなどを採用しています。

―知的好奇心の強いエンジニアにとって働きやすい環境ですね。

そうですね。インフラエンジニア、バックエンドエンジニア、フロントエンドエンジニア、データ分析など幅広く携われる環境なので、挑戦できる範囲も広いです。聞けば優しく教えてくれる人ばかりなので、新しい技術もキャッチアップしやすいのではないでしょうか。人によっては「優しすぎて気持ち悪い」と冗談を言われる人すらいるほどですから(笑)。

加えて、チャレンジした結果や内容をみんなで共有しあう文化がありますね。勉強会も活発ですが、多様な開発職種が揃っているためテーマは多岐にわたります。「みんなで一緒に盛り上げていこう」「チームで動くのが強い」という考えなのだと思います。

以前に福岡オフィスのメンバーだけで新プロダクトのイベント出展を行ったことがありました。その時は、プロダクトの企画・開発という技術的なことだけでなく、その後に続くイベントブースの設営やパネル・チラシなどのツール制作、セッション登壇、当日のブース対応などの全てを福岡ラボのメンバーだけで行いました。通常なら3-4か月規模の取り組みを、半分程度の1か月半から2か月ほどで達成できたのですが、この時に、みんなが同じベクトルを向いていることによる「力」を感じました。

コロナ環境下では、動画が大きな役割を果たしましたが、社会貢献を意識して開発に取り組む人が多い職場です。その点では、自分の手がけたサービスやプロダクトが世の中に出て、それが世の中に使ってもらえていることが目に見えてわかるので、やりがいを感じやすいと思います。


―裁量についてはどうですか。

いいものはどんどん取り入れていく文化なので、年齢やキャリア問わず裁量は大きいと思います。エンジニアのことはエンジニアに任せられていますしね。コロナ環境下でリモートワークが定着し、その結果として自由度の高い働き方が加速されました。みんながオンラインで働くようになり、勤務場所に関係なく一緒にチームでサービスを作るようになりました。

アーキテクトの大川とは、東京-福岡間で開発組織全体の方向性や、また自分が手掛ける開発について、オンラインで定期的にコミュニケーションをとっています。大川はどの領域においても技術的に明るく、しかも勉強熱心なので、こちらの相談意図を即座に理解し、回答は常に的確です。

―リモートワークをするようになって、他に変わったことがあれば教えて下さい。

マネージャーとしては、メンバーの様子をより気にするようになりました。ミーティングをする時も、できるだけ画面に顔を映すようにしてもらっていますね。

一人暮らしのメンバーとは雑談の時間を作るなど、孤独にならないよう気を遣っています。東京のメンバーも交えオンライン飲み会を開催するなど、オフラインの時と比べてコミュニケーションが減らないように気をつけています。

裁量が大きく、挑戦しやすい環境

―Jストリームで働く魅力を教えて下さい。

なによりも新しい技術をどんどん試し、大規模案件にも耐えうる高いレベルでサービス化できることです。そのうえで、動画配信領域ならではの最新技術—例えば、複数のデバイスでの配信方式やコンテンツ管理、圧縮技術、データ処理、低遅延での配信方法などの技術も磨けます。

技術はもちろん、アイディア次第で新しい動画サービスの企画も自分でできるようになるでしょう。動画活用は今後もさまざまな分野で進んでいくので、動画の勘所を抑えた開発経験は大きなアドバンテージになるのではないでしょうか。

Jストリームでの開発には動画という特殊な技術領域がある一方で、標準的な技術も使っています。そのためJストリームで開発ができれば、どこにいっても即戦力で活躍できますし、教える側に回れるはず。今後どのような方向へ進むとしてもJストリームでの経験は無駄にならないでしょう。

プロダクトの進歩・進化は今ちょうど入口にきたところで、これからさらにもう一歩大きく変えていこうとしています。アジャイル型の良さを生かし、顧客のニーズにもっと早く、深いところまで応えられるように開発スピードもあげていきたいと思っています。

―最後にJストリームに興味を持っている方にメッセージをお願いします。

一緒に新しいことに挑戦してみませんか。

Jストリームは裁量が大きいのも魅力です。「こうしなければならない」というルールがほとんどないので、自分のやりたいことを実現できるでしょう。特にスペシャリティを持っている人であれば、その方を中心に開発を進めていけるはずです。

自分でやりたいことがある人、新しい技術に携わりたい方はぜひ一度お話ししましょう。


もっとJストリームのことを知りたい方は以下もご一読ください。

■代表のインタビュー

Engineering
動画配信サービスを開発し続けて20年あまり。Jストリームが目指すビジョンとは
動画領域で、企業を顧客に20年以上にわたりソリューションを提供し続けてきた当社。2017年には、設立20周年を機に行動指針を「JストリームWAY」としてまとめるなど、組織の変革に向けて大きく動き始めています。 今回は代表取締役社長の石松俊雄にどのようなビジョンを描き、そこに向けてどのような取り組みを行っているのかを聞きました。「JストリームWAY」をまとめた背景や、エンジニアが働きやすい環境を作るための取り組みについて語ります。 「私達のビジョンにゴールはない」最先端技術で企業の課題を解決し続けていく ── まずはJストリームが目指しているビジョンをお聞かせください。 「最先端の動画ソリューション提供会社であり続け、あらゆる動画ニーズに応えられるエコシステムを創造することにより、事業の継続的成長を実現する」 これが私達の経営ビジョンです。大事なのは最先端の技術であること。私達は1997年に日本初の動画配信サービス会社として誕生し、一貫して動画を軸にサービスを提供し続けてきました。国内のデータセンターに自前の動画配信環境を作り、最初はライブ配信のためのネットワークインフラを提供していました。その後オンデマンド配信、動画に付随する企画・制作や運用など顧客ニーズに応じて事業領域を拡大させてきました。 Jストリームでは、動画フォーマットや配信プロトコルなど技術変化の激しい動画領域において、常に社会のデファクトスタンダードを取り入れてきました。技術が新しすぎてもいけません。多くの人が使えない技術では意味がありませんから。これからも世の中の動きに合わせて新しい技術を積極的に取り入れていきます。 ── 一口に動画サービスといっても、実は技術は変わってきていたんですね。 そうですね。そして、もう一つ重要なのは動画の「ソリューション」を提供すること。私達にとって動画配信は目的ではありません。あくまで目的は動画配信によって企業コミュニケーション上の課題を解決することで、動画はその手段でしかないのです。 動画と言われると真っ先に思い浮かぶのはエンターテインメント領域だと思いますが、実は企業活動にも、動画を活用できるシーンがたくさんあります。社外に対しては株主総会をはじめ、商品の発表会や採用広報、社内なら勉強会やマニュアルといったように、工夫次第で動画の可能性は無限大と言えるでしょう。 新型コロナウイルス感染症対策として動画を活用する企業が増えたことで、私達もビジョンに向けて一歩前進しました。多くの企業が動画の便利さに気づいた今、私達が提供する価値として「動画が使える」だけではいけません。 いかにシーンに合わせて、使いやすいソリューションを提供するか。例えば株主総会と社内教育では、動画サービスに必要な機能が違います。また、時代によっても求められることは変わっていくため、シーンと時代に合った機能が求められます。そのため、私達のサービスに完成はありません。常に顧客に寄り添い、100年続く会社を目指していきます。 ── 多用な業種や利用シーンへ対応するには、多岐にわたる機能が必要になると思いますが、カバーできるものなのでしょうか。 幅広いニーズに応えるために、戦略の方向性としては大きく二つあります。一つは、マーケットインとプロダクトアウトの両方の視点を持つということ。もう一つは外部サービスと柔軟に連携していくということです。 顧客のニーズには顕在化しているものもあれば、顧客自身も気が付いていない潜在的なものもあります。マーケットインとプロダクトアウトはどちらが良いというものではなくて、マーケットの動きを見ながらアプローチを変えていく必要があります。 顕在的ニーズに対してはスピードも重視しながらマーケットインで、潜在的なニーズに対しては市場をけん引する意味を含め、市場調査や研究開発も十分行いプロダクトアウトで進めています。 また、動画の利用シーンが広がるなか、全てのニーズに私達だけで応えることはできないでしょう。だからこそ他社のサービスと連携していく必要があります。「J-Stream Equipmedia(イクイップメディア)」というOVP(Online Video Platform)では、各分野に精通したサービスとAPIを介して連携することで幅広いニーズに応えています。
株式会社Jストリーム

■アーキテクトのインタビュー

Engineering
技術革新の激しい動画領域で20年以上戦い続けてきた会社のいつまでも挑戦し続けられる現場
ここ数年、組織のあり方が大きく変わったJストリーム。その改革を中心になって進めているのがプラットフォーム本部 アーキテクトの大川高志です。 今回は大川にJストリームに入社してから手掛けたこと、これから目指しているビジョンについて話を聞きました。 営業出身の石松社長の「エンジニアへのリスペクト」に惹かれて入社を決意 ── まずはJストリームに入社した経緯について教えて下さい。 Jストリームに知り合いがいたわけでもなく、転職を考えていた時にたまたまエージェントに紹介された一社がJストリームです。 前職も動画事業を手掛けていたので、Jストリームの存在は知っていたものの、「サービスを組み合わせているだけの会社」という印象を持っていました。当時、Jストリームでは、老朽化したシステムに危機感を募らせ、技術環境の刷新は喫緊の課題でした。実際に面接を受けた時も、経営陣はそれを隠そうともせず「時代に即した技術環境と組織にしたいが、できる人がいないんだ」と相談されました。 誤解を恐れずに言えば、当時はいくつかの会社から内定をもらっていた中で、一番「自分が行かなければまずい会社」がJストリームでした。経営陣が面接の時に「来てもらわないと困ります」と言うまっすぐな目を見て、心から「すごいな」と思ったのです。 経営陣がしっかり現場を見ようとしているし、営業出身の石松社長がエンジニアをリスペクトしているのを感じました。正直、他に内定をもらった会社ではもっといい条件を提示されたところもありましたが、自分が求められている場所で、誰かの役に立てるならと思い入社を決意しました。 ── 経営陣が外部に助けを求めなければいけないほどの課題とは何だったのでしょうか。 Jストリームは、私が入社した当時20周年を迎える会社でした。技術の変化という視点で見ると、それ故に20年分の技術的負債が溜まっている状態でした。20年いる社員にとって働きやすい仕組みにはなっているものの、組織全体を見ると様々な非効率が生まれていました。 例えば、システムを動かすためのマニュアルをもらった時のことです。マニュアル通りにやっても動かないため、他のエンジニアに聞いてみると「マニュアルには書いてないけど、こうやるんだよ」と言われました。手順が変わっても、みんなが知っているからと暗黙知化し、マニュアルを修正していなかったのです。 そのような暗黙知が散見されたのに加え、なぜその手順なのか誰も理由を知らないこともありました。エンジニアにとってその状況は致命的。システムを変更した時に、どこにどのような影響があるかわからなければ何も手をつけられません。結局、下手に修正できないため、言われた通りのことしかできず、システムを改善できない状況でした。
株式会社Jストリーム
株式会社Jストリーム's job postings
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